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Dr.STNOE【144話 RYUSUI GEN VS. SENKU KOHAKU】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

144話「RYUSUI GEN VS. SENKU KOHAKU」

前回までのあらすじ

コーンの街を作るためにアメリカ大陸に向かう千空たちですが、船員のことを考えて70日の日程を主張する龍水と、コーンの生産に重きを置く千空が主張する40日の日程で真っ向対立。両者の言い分に決着を着けるためポーカー対決となり、龍水にはゲン、千空にはコハクがついてタッグマッチとなるのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【143話 RYUSUI VS. SENKU】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年17号)」のネタバレを含みます。

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ポーカー対決は大方の予想通りイカサマ決着! 勝敗の行方は!?

イカサマありきで勝敗は決すると思っていましたが、まさかここまで堂々とやるとは。

 

コハクの高速カード抜き取りも普通に司は見えていましたし、最後はハートのエースの札が5枚あるという状況もスルー。ディーラーの羽京は(A5枚あるし いいのねそれはもう)と呆れ顔でした。

 

イカサマに対して龍水やゲンからの物言いもつきませんでしたし、やはりこの勝負は皆に見せるための勝負だったということでしょうか。

 

外野の予想では龍水・ゲン派が陽やスイカ、フランソア、他モブで、千空・コハク派は大樹、杠、銀狼、他モブです。クロムはどっちとも判断がつかず、司は白い目でこの争いを見ていました。

 

ドラゴが賭けられていたようですが、そのへんは司も目くじらを立てていないようです。

 

最初に仕掛けたのはゲンで、わざとトランプの山を崩してハートのエースを一番上に持ってこようとしますが、コハクが見抜いて阻止。ディーラーの羽京に、「このペラペラ男に一切カードを触れさせるな!」と警告します。

 

勝負は度胸のある龍水がハッタリを読ませずに場を支配し、千空も持ちこたえていますが若干、龍水がリードしています。と、そこでまたコハクが動き、ゲンの手を振り払います。

 

山札に砂糖を振りかけていたようで、「ホホラ カードに触ってはいないよ~♪」と小細工を仕掛けようとしましたがまたも見抜かれています。ドヤ顔のコハク。コハクのドレスはガーターベルトで、かなり色っぽいです。

 

ゲンの次の作戦は袖に仕込んだカナブン。これは千空が気付いてコハクに指示。コハクはゲンの腕を捻り上げながらブチギレ寸前です。「貴様どれだけ小細工を・・」「もう種オシマイ な~んにもしてない してない!」。

 

と、ゲンは気になるなら全カードをチェックしてみればいいと開き直ります。「一枚一枚よ~くね・・」とゲンの言葉に千空、コハクや場の皆が山札に注目します。その一瞬の間隙を突いて、龍水がチップ全力で上乗せ。

 

龍水の手札の向きが違っていて、明らかにカードをすり替えた様子ですが決定的証拠がなく、見事にゲンの罠にかかってしまいました。色々と雑なトリックをわざと仕掛け、相手に見破らせておいて山札に注目を集め、カードを4枚すり替えての一発勝負。

 

龍水の手にはエースのフォーカードが揃っています。皆が降りるしかないと諦めているなか、千空は右目に指を当てて真剣に考え込んでいます。龍水とゲンも「?」です。

 

「上から2枚目5枚目 下から2枚目」とコハクにだけ、ぼそっとつぶやいた千空は「んじゃ俺も!! ぜんぶ賭け!!」とチップを上乗せします。

 

全員の注目が集まるなかコハクが素早く動き、3枚チェンジと山札から3枚抜き取ります。「速すぎ! 今ちゃんと上から取ったコハクちゃん??」とゲンがツッコミますが、「ん? もちろんだ人聞きの悪い」とコハクはしれっとしています。

 

司には正確に見えていたようですがツッコむほど無粋でもなく、クロムも「なんのカードか見えねえんだから何の意味もないぞ?」と首を傾げています。山札に目印のようなものもなく、龍水とゲンも訝しんでいます。

 

丸々ハッタリの可能性もあると考えながらも、龍水はその勝負に乗って全部賭け(オールイン)。決着の時です。

 

龍水の手はエースの4カード。そして千空の手はスペードの10、ジャック、クイーン、キング、エースのロイヤルストレートフラッシュで、千空の勝利。チップ総取りです。

 

この時点でエースが5枚ありますが、誰もツッコまず羽京も呆れているのは冒頭で書いた通りです。まあ、この場合スペードのエースを1枚余分に仕込んだのはゲンの可能性が高いので、深くは追及できないのかもしれませんが。

 

トリックはボイスレコーダーウルシオールで、千空はスタートからずっとキーカードにウルシオールで目印をつけていたとのこと。もちろんその透明なウルシオールは誰にも見えませんが、ウルシに敏感なお肌センサーを持つ千空には一目瞭然。

 

唇がパンパンに腫れていて、皆はこれで納得していましたが、正直、いまいちよく呑み込めませんでした。

 

ウルシに敏感に反応する肌なので、山札を触った時に「上から2枚目5枚目 下から2枚目」のカードが目的のモノであるとわかった、ということでしょうか。その後に唇にも触って腫れてしまったということ?

 

もしかしたら解釈違いかもしれませんが、だいたいそんな感じで、「ウルシオールを使って千空がイカサマ勝負に勝った コハクも凄かった」で理解しておきます。

 

体を張った千空の勝利で航海ルートは大圏航路に決定。本土のルリ達と連携を取りながら、GPSで地球を渡る科学のショートカットの始まりです。

 

航海は40日の大圏航路に決定

漫画的には千空が勝たないと困る展開でしたので千空の勝利は必然でしたが、特にご都合主義とかは思わないです。面白かったですしね。

 

にしてもあのトランプはカセキの作品でしょうか。いつの間に作っていたのかしりませんが、ポーカーの台や椅子、チップに至るまでクオリティが高いです。ゲンが仕込んだであろう予備のカードもあるなら何セットもあるでしょうし、ホントいつ作ったんだろう。

 

ハナからイカサマ勝負とお互いわかっていたためか、勝敗の結果に文句を言う人は誰もいませんでした。司はこういうのが嫌いなのかと思っていましたが、意外とすんなり見送っていて、性格もちょっと穏やかになったんでしょうか。

 

ポーカーのルールというかカードゲームの概念というか、そういうのは石神村組はわかっていたのでしょうかね?

 

コハクはルールはわからないまま、ゲンの怪しい動きにだけ注目していたような感じです。千空の指示に忠実に応えることができるあたり、やはり有能です。

 

これで大圏航路が確定し、残留組のルリ達にも活躍の機会が訪れました。良かったです。

 

どういう感じで進んで行くかわかりませんが、わざわざ「難しい」と明言したので、それなりのハプニングがあってドキドキする展開になればいいですね。

 

「Dr.STONE」【145話 BAR FRANCOIS】【コミックライク】

 

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SPY×FAMILY【24話 MISSION:24】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

24話「MISSION:24」

前回のあらすじ

フォージャー家の一員となった白い犬は、色々とありましたが「ボンド」と名付けられました。

 

【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】

「SPY×FAMILY」【23話 MISSION:23】【コミックライク】

(以下、24話のネタバレを含みます)

 

ヨルの主役回 家族の一員になるために料理を 

これまでずっとサブに回っていたヨルにスポットが当たる回でした。2ページ目の沈んだ表情と手の大量の傷で、既に「あ、料理だ」って一発でわかってしまうのがヨルらしかったです。

 

予知能力犬ボンドとアーニャのコンビプレーも早速入ってきましたが、今回はミスリードのための予知。とはいっても、読者的には「料理が成功して嬉し泣きパターンだな」と予測できてしまいます。

 

とはいえそれが面白くないかと言えばそうでもなく、ちゃんと着地点に向かって緩やかに進んで行くところが逆に安心感もあります。

 

ヨルは同僚のカミラに料理を教わっています。買い出しに行くだけで抱えていたトマトを潰してしまったり、何故か食材にサボテンを買ってきてしまうあたりさすがヨルといったところです。

 

ヨルが料理を習いたいと思ったきっかけは先日のテロ事件の時、ロイドが場を外すために吐いた「お腹が痛くて一日中トイレに」といった嘘を信じてしまい、自分の作った朝食のせいだと思い込んでしまったから。

 

「このままでは夫婦の危機です!(つまり仕事の危機!)」という必死の願いを、上司が軽く受け止めてカミラに振り、料理教室が開催となりました。

 

ただ、ヨルの料理が殺人級なのは承知の事実のようで、毒味役として弟のユーリが呼ばれています。ロイドのことを「ロッティ」と心の中で呼んでいましたが、前からこの呼び方でしたでしょうか。

 

ヨルはポテトの皮をピーラーで剥くだけで血だらけになり、肉を刻めば塵になるレベルでのみじん切り、野菜を切ればまな板までざっくりです。

 

ユーリはヨルのことが大好きシスコンなので、何をやっても褒めちぎっていますが、指南役のカミラは呆れるばかりです。

 

「ほんとマジ何なのアンタ どうやって結婚できたの!?」とキレられ、ユーリは密かに処刑しようかとか物騒なことを考えていますが、「見込みないので離婚した方がいい」と言われるとすぐに手の平を返して、心の中で(そうだ別れろ姉さん)と応援しています。

 

「お願いします カミラさん! ロイドさんに離婚されたら私・・私・・!!(再び逮捕の不安が・・)」と必死に食い下がるヨルを見て、ロイドへの愛情だとちょっと勘違いしたユーリとカミラは、ヨルの手助けを続行します。

 

そうしてできあがった一品目は見た目にもグロテスクな、魚の頭入りのゴツゴツとしたスープ。ユーリが毒味役として選ばれると、喜々として口にします。

 

「うまーい♡」という言葉とは裏腹に、反射的に吐き出しているユーリ。「すっごくおいしいよ姉さん!!ああ懐かしい姉さんの味がするよォ~」とばくばくと掻きこみますが、同じくらい吐いてます。

 

その様子を見て半信半疑ながら味見をしたカミラと上司は、ひと口食べただけで即座にノックダウンです。ブチギレします。

 

続いて二品目が出てきますが、これも何かの塊から魚の尻尾や、草や骨が突き出ている不気味な品。ユーリはまたしても「うまままーい!!」と凄い勢いで食べていますが、走馬灯が浮かんでいるようでカミラがストップをかけます。

 

ようやくそこでカミラは、ヨルとユーリが幼い頃に二人で育ち、そのために「こんなのしか食べてくれる人がいなかったから2人してヤバい味覚になっちゃったんですね・・」と真相に気付きます。

 

「栄養さえ取れればそれでOKと思ってたので・・」とはヨルですが、よくユーリが無事に育ったものです。

 

カミラは視点を変えて、親が作ってくれておいしかったものは何かと訊ねます。目玉焼きが乗ってるシチューみたいなやつ、とのことでそれを再現することにします。

 

真剣に料理に取り組むヨルを横目で見ながら、カミラは以前のロボットみたいなヨルとは随分変わったと言います。

 

「け 結婚したから・・でしょうか?」と何気なくヨルが返すと、「なに勝組 気取ってるんですか?」とカミラはお冠です。上司が「はいはいカミラも充分素敵なレディだよ?」とそつなくフォロー。

 

料理は初めていいニオイがする成功っぽいものができあがり、試食してみると「うん 悪くない」とのカミラの採点です。

 

ユーリも口にしますが何か足りないということで、カミラがヨルの出身地を訊いてニールバーグの東の方と答えると、その地方の特色であるサワークリームを足してみます。これが正解だったようで、ヨルとユーリも満足する一品が完成しました。

 

アパートではロイドがボンドに躾をしています。「まて」を難なくクリアする姿に、(やはり基本的には賢いようだな すぐにでも警戒訓練を施そう)とロイドも満足げです。

 

しかし、アーニャは「まて」ができない様子で、お腹が空いたと訴えています。ロイドが「そうだな・・」と同意したところでヨルが帰宅。

 

食材を抱えているのを見てロイドが話を向けると、「今日の夕食は私が作ります!」と胸を叩いて請け負われ、ロイドとアーニャは揃って最大級のショックを受けています。

 

料理の特訓をしていたと明かしつつヨルが手早く料理を作ります。ロイドいわくその料理は「南部シチュー」とのこと。

 

できあがった料理は中の目玉焼きの形が若干崩れてはいるものの、おどろどろしい雰囲気もなく普通に「料理」と呼べるシロモノです。「召し上がれ!」。

 

(匂いは安全だな)とロイド、アーニャは(さいごのばんさん・・)と覚悟を決め、二人してドキドキしながらぱくりとひと口。

 

「おいしい!」と二人の声が重なります。「ばかな」とアーニャは小声で失礼なことをつぶやいていますが、すぐに「アーニャこれすき!」とかぶりつきます。「何だかほっとする味ですね」とロイドも好評価です。

 

二人が幸せそうに食べる姿を見たヨルは、自然と涙ぐんでしまいます。ボンドの予知した場面です。

 

どうしたのかと訊ねるロイドに、「すみません お2人の顔を見て何だか安心してしまったのかも・・」とヨルは素直な気持ちを述べます。

 

(殺しの仕事を続けるためにこの暮らしを守らねばと思ってましたが お2人に認めてもらえるのが 笑ってもらえるのが単純に こんなにも嬉しいだなんて・・)。

 

食卓につくロイド、アーニャ、ヨルと、そばで座っているボンド。幸せな家族の風景がそこにありました。

 

「私ちょっとだけ自信がつきました! フォージャー家の妻として! 母として! これからもよろしく頼みます」と、握り拳を作って微笑むヨル。

 

調子に乗ったヨルはオリジナルの一品を更に出してきて、アーニャは喜んで「たべる!」と喰いつきましたが、ロイド共々一瞬でノックダウン。

 

安全な料理の道はまだまだ遠いようです。

 

ヨルに焦点が当たり、また一歩「家族」に近づきました

ほのぼの回が続きました。

 

いつもヨルは一歩引いた形で前には出てこなくて、偽装家族のことをどう思っているのか読めないところがありましたが、少し打ち解けた感じがします。

 

ロイドはアーニャに対して親愛の感情を、おそらく本人もあまり意識していないでしょうが持っています。アーニャも最初からロイドに懐いています。

 

この二人は「親子」に見えますし、ロイドが「家族」のことを気にかけている描写はいくつかあったのでわかりやすかったのですが、ヨルは天然なので読めなかったんですよね。

 

それが料理という形で貢献し、二人が笑っているところを見て嬉しく感じるという状況で、少し歩み寄ったというか一員になったというか、そういう進歩みたいなところが感じ取れてほっこりしました。

 

ボンドも既に馴染んでいて、食卓を囲むシーンが絵になっていて素敵な感じです。

 

まあ、最後はやっぱり一口必殺の料理を出してくるところが安定のヨルですが、これからちょっとずつ精進していくでしょうか。

 

同僚のカミラは典型的なツンデレタイプでしたが、料理を教えてくれたりと世話を焼いてくれて、今後も登場シーンがあるでしょうか。名前の忘れた上司との絡みもあるかもしれません。

 

久々に登場したユーリも相変わらずのシスコンで、どんなにマズい必殺の料理でも「うまい」と死にかけながらも食べるところは筋金入りです。

 

アクションもいいですが、こういうほのぼのした感じなのがスパイファミリーの味でもありますので、これからもちょくちょく挟んでいってくれると嬉しいですね。

 

「SPY×FAMILY」【25話 MISSION:25】【コミックライク】

 

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Dr.STNOE【143話 RYUSUI VS. SENKU】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

143話「RYUSUI VS. SENKU」

前回までのあらすじ

司を仲間に加え、宇宙船計画を進める千空たち。計画のためには5つの街を世界中に復活させないとならず、まずはコーンの街を作るためアメリカへと向かうのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【142話 WORLD POWER】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年16号)」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(16) 2020年 3/30 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 

航海ターンをスキップせずに、なんとポーカー対決!?

アメリカまでの航海が長いので、ダイジェストでスキップして1週で到着してしまうのかと思っていましたが、皆の安全のために現実的な龍水が70日かかる「等角航路」を推し、未来のために合理的な千空が40日で行く「大圏航路」を主張。

 

どちらも正しい理論で真っ向から引かずに論戦となり、ドイヒー作業が嫌いなゲンが龍水とタッグを組んだのが意外でした。

 

龍水が少し譲って船員の食糧配給を倍にするのと引き換えに10日短縮を提案しますが、千空は一歩も譲らず直接対決で決めることになります。決闘方法はポーカー。ディーラーは公正な羽京ですが、顔が引きつっています。

 

服まで正装して千空は呆れていましたが、龍水の言う「ギャラリーにこの勝負が公式(フォーマル)なものだと見せつけるためだ」との論には説得力がありました。なるほど。

 

そして、必勝を確信する龍水にはゲンが味方につきます。「インチキメンタリスト」が100億パーセントイカサマすると千空は抗議しますが聞き流され、コハクが助太刀に入って千空とタッグを組みます。

 

コハクはますます千空のパートナー感を出してきました。ドレス姿も艶やかで、動体視力でゲンのイカサマを見破る算段のようですが、うまくいくでしょうか。

 

龍水は単体でも頭がキレるし、ゲンはイカサマなしでもカードゲームでは強者でしょう。千空も頭脳では計算能力を始めとして一歩抜きんでている感はありますが、コハクがカードゲームをどこまで理解しているか。

 

むしろイカサマを使って勝たないといけないのは、千空の方かもしれません。コハクが千空の「目」としての役割を全うして、ゲンのイカサマを封じつつこっちのイカサマを見破らせないようにするとかでしょうか。

 

退屈なアメリカまでの航海が一転していきなり盛り上がり、しかも船の航路を賭けてというガチ勝負なので見応えもあります。想像を超える展開。

 

途中、千空と龍水の言い争いを大樹が割って入って吹っ飛ばすシーンがありましたが、二度目は二人とも難なく避けてゲンに「学習能力ゴイスー」と言わしめるところは微笑ましかったです。

 

南は航海記録を録るために、船のメンバーを取材をしていました。クロムの閃きからいつの間にかボイスレコーダーを作っていたようで、カセキとクロムの二人は相変わらず規格外です。

 

以下、取材の順番。「霊長類最強の高校生」司、「軽薄メンタリスト」ゲン、「名探偵少女」スイカ、「神腕職人」カセキ、「閃き科学使い」クロム、「堅物の投擲戦士」キリサメ、「堅物の槍戦士」金狼、「復讐の武士」松風、「ドゲス戦士」銀狼。

 

司は世界の守り人になろうとしていて、ゲンはいつも通り軽薄、スイカは皆の役に立ちたいと笑顔で、カセキ・クロムはボイスレコーダーにウキウキ。

 

キリサメは「あなたがたの力になれという与えられた命に従うだけです」と淡々としていましたが、金狼はどうかと南に振られると途端に赤くなってもじもじしていて可愛いらしいです。

 

単に恋愛面に奥手で恥ずかしかっただけなのか、金狼を意識してのことなのかこのシーンでは判別がつきませんでしたが、キリサメと金狼に恋愛要素が絡むシーンはあったでしょうか。南が勝手に「堅物」で括っているだけかもしれません。

 

投擲戦士、として分けられていましたが、飛び道具では羽京がいますし、キリサメの活躍の機会はあまりないような気もします。

 

銀狼はまたもや出発前にゴネて逃げようとしたみたいですが、従順な松風に善意でおぶわれて乗船したようです。ドゲスではありますが、一応戦士扱いです。

 

あと、インタビュー相手以外に乗っている他の主要メンバーは南、羽京、「船のリーダー」龍水、「科学のリーダー」千空、大樹、フランソワ、コハク、ニッキー、杠、陽、マグマ?と手下?あたり。宝島に行ったのとほぼ同じ感じです。

 

大海原を進むペルセウス号の見開きでの一枚絵が、壮大なスケールを感じさせてくれてゾクゾクしました。女性陣も衣装と共に魅力がアップしていて、ストーリーも勿論のこと、絵の力もかなりパワーアップしていますね。

 

勝負の行方は?

龍水の言っていることは安全面で言えば正しいことですが、40日で着かないとイエローデントを育成するのに間に合わない、という千空の方が現実的です。

 

そもそもコーンの街を作りに行くのに、タイムリミットで1年先延ばしになるとかあってはならないことで、40日の路線はマストだと思われます。

 

ただそれだと船乗りの龍水が皆の安全を放棄した、となってしまうのでこういう形で決着を着けることになったのでしょうか。

 

勿論、龍水はゲンを引き込んでまで勝つ気でいますから、70日から譲歩して60日にした日程は精一杯の限度で、負けて千空の意見を通すつもりはないでしょう。

 

そうなるとコーンの件が詰みですが、龍水はそっち方面にも解決のアテがあるということでしょうか。

 

漫画的には千空が勝って大圏航路の40日になると思われますが、ポーカー勝負は傍から見ると龍水・ゲンの方が千空・コハクより強そうです。どんな手を使ってくるのかが注目ですね。

 

さすがにポーカー対決を何週も引っ張るとか、エスポワ○ル号のカ○ジではないんだし、次週で勝敗は決すると思います。

 

その後の展開はアメリカまでのスキップなのか、航海中のアクシデントなのか、どっちになっても面白い予感しかしませんね。

 

「Dr.STONE」【144話 RYUSUI GEN VS. SENKU KOHAKU】【コミックライク】

 

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