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キャロル&チューズデイ【アニメ】【11話 With or Without You】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

11話「With or Without You」

前回のあらすじ

アンジェラとGGKの準決勝が行われている裏で、チューズデイはシベールに優柔不断な態度を取ったことで関係が悪化。キャロルともギクシャクします。アンジェラが勝ち上がり、キャロル&チューズデイの対戦相手としてピョートルが好パフォーマンスを披露していますが、チューズデイが楽屋に置かれたプレゼントの小箱を開けるとドライアイス(らしきもの)が仕込まれており、右手に怪我を負ってしまいました。

 

【アニメネタバレ目次】「キャロル&チューズデイ」【コミックライク】

「キャロル&チューズデイ」【10話 River Deep,Mountain High】【コミックライク】

 (感想→あらすじ→まとめの順です)

 

チューズデイがギターを弾けず、ピアノ曲で準決勝に挑みます

先週から引き続きシベールに掻き回されて、ギクシャクしているキャロル&チューズデイです。

 

小箱の中身はやはりドライアイス(と仮定)だったようで、チューズデイは右手をほぼ全体的に怪我してしまいました。なんとか誤魔化して出場できる範囲かと思っていましたが、ピックも持てずに当然ギターも弾けず。

 

急遽、ピアノだけで演奏できる曲に変更します。舞台に上がる時にキャロルも緊張して手が震えていました。それでも本番ではミスなく乗り切り、チューズデイも歌声を乗せていきます。

 

やっぱり贔屓目なのかもしれませんが、キャロチューの歌が一番好きです。今回の曲も胸に響く切なくて透き通る歌声と、ピアノがマッチしていて心地よかったです。

 

審査はアーティガンがどっちの評価を下したのかわかりませんが、不安定さも曲に乗せて歌っていたということで、災いが転じてキャロチューの辛勝。負けたピョートルも納得していて、清々しい青年ですね。

 

SNSアップによる失格とかじゃなく、ギクシャクした感じも歌にこもっているいるというちゃんとした理由で勝ち上がれたのも良かったです。

 

ドライアイスの犯人捜しは各地で二次被害を出していましたね・・。ガスはダリアを犯人と決めつけて白い目で見られるし、アンジェラは最初ママのダリアを疑い、次にマネージャーのケイトを疑い。

 

ケイトは意味ありげにアンジェラのスマホを見ていたり、チューズデイの楽屋に偵察に行ったりと疑わしい行動をしていましたが、アンジェラの大ファンというのは間違いなかったようで、疑われて大ショックを受けています。スマホはファンゆえに覗き見したいという欲望と戦い、「無」の表情になってしまったんでしょうか。

 

アンジェラもさすがに言い過ぎたと思っているようですが、「こ、この前は悪かったわね」みたいなツンな謝り方をするのでしょうか。

 

犯人はドストレートにシベールでした。捻りもなかったです。いっそ清々しいほどの逆ギレっぷりで逮捕されていましたが、シベール絡みのゴタゴタはこれでカタがつきそうですかね。チューズデイも擁護しませんでした。

 

問題はキャロチューの関係。準決勝はなんとか勝ち上がれましたが、キャロルにしてみればチューズデイが集中力を欠いていたと思って当然でしょう。チューズデイのお嬢様育ちの優しい部分がシベールに付け入る隙を与えたと、言わなくてもいい「帰る家があるから」なんて言葉も放ってしまいました。

 

チューズデイも「誰も探しに来ない」と泣いていましたが、本当はお兄さんが探しに来てくれて、そのうえで見逃してくれてるんですけどね・・。

 

ついに実家の強権でチューズデイが連れ去られ、果敢にもキャロルが車に飛び乗って振り落とされましたが、大怪我とかいうパターンじゃなくて良かったです。

 

キャロルが流した涙は、言わなくてもいい言葉を言ってしまった自分の弱さなのか、チューズデイと離れて改めて大切な存在だと気付いたからなのか。渡せなかったプレゼントが潰れてしまったのが切ないです。

 

これだけキャロルに思ってもらっているのだから、次はチューズデイが気持ちを見せて欲しいですね。

 

あらすじを振り返ってみます。

 

11話のあらすじ

楽屋で小箱を開けたチューズデイはドライアイス(仮定)のようなもので、右手を指どころかほぼ全体を怪我してしまいます。ピックも持てず、ギターも弾くとこができません。

 

ピョートルは既に歌い終わっており、本番まで時間もありません。MCは時間を稼ぐように指示を出されると、すかさずアーティガンに話を振ります。こういう時に自分語りで時間を作ってくれるのはアーティガンならではです。

 

ガスは絶対犯人を捕まえると意気込んでおり、アンジェラは自分の楽屋でケイトから情報をもらうと、真っ先にママのダリアを疑ってダリアの元に向かいます。

 

キャロルとチューズデイは相談して、やるはずだった「ロンリエストガール」から、ピアノだけで演奏できる「ロストマイウェイ」に変更します。ギターがうまく乗せられなかった曲のようですが、キャロルは今だったらあれも歌えるかもと頷きます。

 

舞台ではまだ時間を稼ぐために、アーティガンは「好きな食べ物は?」などと質問されています。というかまたもやキャロチューの被害を受けていますねこの人。

 

客席のダリアの隣に座ったアンジェラは「私に隠しごとしてない?」と尋ねます。目に見えて狼狽えたダリアは、アンジェラに促されて観念したように口を開きます。

 

「あんたのためだよ」と語り出し、アンジェラははっとしますが、「味はマズくてもギャラは美味しいからね」と見当違いのことを言い出し、ダリアは「ドリアンソーダ」のCMを勝手に取ってきたことを謝っていました。ドライアイス(仮定)の犯人ではなかったようです。

 

キャロチューが舞台に向かいますが、キャロルは緊張のために手が震えています。登場する二人を冷ややかな目で見つめるのはアーティガンです。

 

MCに怪我のことを聞かれ、審査員長のカトリーヌには「ピアノとギターが二人のトレードマークだと思ってたんだけど」と言われますが、キャロルが「それだけじゃない 新しい面を見てもらいたいんです」と逆境をチャンスへと変えました。

 

更にプロフィールについても尋ねられ、地球出身のことなど聞かれますが、キャロルは普通に答えます。もしも今どこかであなたの家族がこの番組を見てたら何か言いたいことはある?との問いには、「私はここにいる」と答えます。

 

「ロストマイウェイ」の演奏が始まります。ミディアムテンポのバラードで、ピアノの音に二人の透き通った切ない歌声が乗っていきます。緊張していたキャロルはミスなく弾き終えました。審査結果はCMの後です。

 

アーティガンはまずその前にひとこと。「大事なステージの前にどんな理由があろうと演奏できなくなるようなやつはミュージシャンとしてどうかと思う」とまともなことを言われます。

 

審査は意見が割れたとのこと。ピョートルは歌もダンスもいいし、努力をしていてもその努力を微塵も感じさせないのも素晴らしいと絶賛です。

 

キャロチューはまだまだ未完成で不安定でもある、前回の息が合った感じが今回は見受けられないように感じたとのこと。しかし、時に音楽はその人の不安や迷い、不安定な心を映し出すこともある、あなたたちはそれを見事に音楽で表現できていた。

 

どちらの歌をもう一曲聴いてみたいかと問われたらそれはあなたたちの方ね、とキャロチューの勝利です。カトリーヌは「あなたたちは私の心を盗んだってことね」と、どこぞのICPOの警部のようなことを言っています。

 

まさに怪我の光明。ピョートルも賛同し、いい青年です。「私もフォローするわパオゥ」とはカトリーヌです。

 

警備室で犯人を見つけられなかったガスですが、ロディはピョートルを見てSNSで犯人を捜すことを思いつきます。

 

ガスはダリアを犯人と決めつけてドヤ顔をしていますが、ロディがSNSから犯人らしき人物を見つけ、「やせ型の若い女性」ということでダリアは除外です。アンジェラはそれを聞いてケイティを疑います。

 

アンジェラは楽屋でケイティに「私が勝てないとでも思ったわけ?」と詰め寄り、「あんたなんて本当のファンじゃない 本当のファンなら私を信じて行動するはずよ」と過去にファンと何かあったんでしょうかね。

 

「あんたが私のファンを名乗るなんて大迷惑だから」と言われてケイティは号泣です。

 

会場では客の出入りが制限され、シベールが警備員に捕まります。

 

キャロルは楽屋でチューズデイにプレゼントを渡そうとしますが、ちょうど犯人が捕まったと報せが入ってタイミングを失います。

 

連行されて行くシベールの元にキャロルとチューズデイが駆けつけると、シベールは「僕だってチューに傷つけられた」「僕と一緒にやるって言ったのに」と完全にヤバいです。「僕を裏切るから!」と捨て台詞を残していきました。

 

アンジェラもダリア経由でそれを聞き、ケイティを犯人扱いしてしまったので複雑な表情をしています。

 

ガスとロディは事情聴取のために残り、チューズデイは手当て、キャロルは先に会場を出ます。川原で待つキャロルの元にチューズデイ。1週間後にはギターが弾けるということがわかってひと安心です。

 

キャロルは「こんなこと言いたくなかったんだけど」と前置きし、チューズデイのハッキリしない態度も良くなかったんじゃないかなとか、集中力も足りてなかったんじゃないかとダメ出しをします。

 

このままじゃアンジェラには勝てず、そうなるとまた橋の上に逆戻り、キャロルは色々と溜め込んでいたのでしょう、「それでもチューは帰れる家があるからいいけど」言わずにおいていい言葉で傷つけてしまいます。

 

チューズデイも「家があったって誰も私を待ってない」と「家出したって誰も私を探さない」と言っていますが、本当はお兄さんのスペンサーが一度探しに来て、そのうえで見守ってくれているのですが本人はそれを知りません。

 

「居場所なんてない」と泣き出し、キャロルは言い過ぎたことを後悔します。

 

そこへ乗りつける黒い車。母親に依頼されたようで、ガラの悪い男たちがキャロルを連れ去ろうとします。キャロルは立ち向かいますが殴り飛ばされてしまい、チューズデイは車の中に。

 

しかし、キャロルは諦めずに車を追いかけて飛び乗りますが、振り落とされていまいます。大怪我はしていないようでしたが、駆け寄るガスとロディの問いにも無言で、涙を流すのでした。

 

まとめ

1クールの12話でマーズ・ブライテストの決勝のひと区切りかと思っていましたが、チューズデイが連れ去られてしまったし、キャロルとの仲もギクシャクしてしまったので、 連れ戻し&仲直りで丁寧に話数をかけて欲しいですね。

 

連れ戻し(あるいはチューズデイの再家出)からの決勝舞台直行とかは流れ的にもありそうですが、一旦、幸せな気持ちになるエピソードでほっこりさせて欲しいものです。

 

実家ではお兄さんが味方になってくれると信じています。

 

キャロルが男前過ぎて、今のままだとキャロル&チューズデイというよりも、キャロルとその仲間という感じです。アーティガンにもアーティストとして失格とキツい指摘を受けていましたし、チューズデイの奮起に期待ですね。

 

潰れてしまったプレゼントの中身も気になります。

 

「キャロル&チューズデイ」【12話 We've Only Just Begun】【コミックライク】

 

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挿入歌

「Love Yourself」ピョートル(vo J R Prince)(作詞・作曲・編曲:G.RINA)

「Lost My Way」キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)(作詞・作曲:JEN WOOD)(編曲:JEN WOOD&GABE VANBENSCHOTEN)(和訳:KR Advisary Co.,Ltd.)

 


 

 

1クールOPとED

【OP】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「kiss Me」

【ED】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「Hold me Now」

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