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キャロル&チューズデイ【アニメ】【13話 Walk This Way】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

13話「Walk This Way」

前回のあらすじ

実家に軟禁されたチューズデイでしたが、兄スペンサーやガスたちの協力もあって家を脱出し、マーズ・ブライテストの会場にキャロルと共に向かいました。お互いに謝って仲直りをしましたが、決勝の時間に間に合わず失格。それでも歌うことを許してもらい、そのパフォーマンスが認められ、優勝こそアンジェラになりましたが、特例としてデビューを約束されたのでした。 

 

【アニメネタバレ目次】「キャロル&チューズデイ」【コミックライク】

「キャロル&チューズデイ」【12話 We've Only Just Begun】【コミックライク】

(感想→あらすじ→まとめの順です)

 

新章開幕、キャロル&チューズデイのデビューなるか

マーズ・ブライテスト優勝者はデビュー確約。特例でキャロチューもアンジェラと共にデビューするはずでしたが、当然、同じ扱いではありませんでした。

 

会見まで開いて大々的に新曲も発表されたアンジェラと違い、キャロチューは個室で契約交渉といきなり待遇に差があります。

 

ちなみに審査員長を務めていたカトリーヌはブライテスト・レコーズの幹部だったようで、アンジェラの会見やキャロチューの契約交渉を取り仕切っていました。結構、力のある人だったんですね。

 

契約交渉をマネージャーのガスが行う時点で嫌な予感はありましたが、色々と制限があることを嫌って、きっぱり断りインディペンデント(自主制作)からデビューする道を選びました。いつものガスですね・・。

 

とはいえ契約交渉に臨む前、「金と自由どっちを取る?」と確認を取り、「どっちも!」という答えを返したのはキャロルとチューズデイですので、その道に沿ったということでしょう。

 

アンジェラは「競う相手がいないとつまらない」とキャロチューを挑発したりとツンツン具合はデフォルトですが、「マーズ・グラミー新人賞を狙う」と言っていて、再びここで対決する模様です。

 

ケイティの姿はありませんでしたので、まだ仲直りしていないようです。

 

キャロチューはせっかくデビューの道が拓けたのに、また地道な活動に逆戻りになりました。ガスのマネージメントはたいてい不発なのですが、今度は「伝説のプロデューサー」を仲間にするためスラムに向かいます。

 

「とにかくキレる」というガスの言葉通り、斧を振り回しての登場に期待が高まりますね。どういう方法でコミュニケーションを取るのでしょうか。

 

一方、チューズデイの母親の大統領選も佳境に入ったようで、こっちの動きも何やらキナくさいです。移民問題を取り上げていて不法移民の火星外退去とか、キャロルの出自も絡んできそうで厄介な問題になりそうです。

 

もしかしてこれらの問題を一気に解決するのが、「それはまるで奇跡だった・・」のライブ(?)につながるのでしょうか。

 

コインランドリーではダンという黒人男性と知り合いました。キャロルのことを知っているふうだったり、肌や髪の色が同じだったりと、関係者っぽい雰囲気を醸し出していました。

 

確実に再出場はあるはずなのでキャロルの対応に注目ですが、仮に血のつながりがあったとしてもあっさりしてそう・・と見せかけて意外に涙もろいという逆パターンもあるかもしれません。

 

2クール開始ということで全体的に雰囲気が変わりました。オープニングとエンディングもそれぞれ変更になり、オープニングをキャロチュー、エンディングをアンジェラが担当しています。

 

正直、1クールのエンディングが好きだったのでどっちも微妙ですが、2クール同じだと飽きてしまうので仕方ありません。

 

挿入歌の「Army Of Two」は明るい曲調の爽やかな歌で、これもまた素敵でした。

 

あらすじで振り返ってみます。 

 

13話のあらすじ

マーズ・ブライテストで一躍有名になったキャロルとチューズデイは、街の人々にも注目され、好意的に受け入れられています。「アレンの部屋」という番組にも出演し、インタビューを受けています。

 

ガチガチの二人です。アンジェラの印象や、「いいライバルになりそうかい?」との質問に「考えたこともなかった」と素直に言うと、「眼中にない!」と流されたりしています。

 

すっかりくたびれた二人ですが、ガスは取材のスケジュールをびっしり詰め込んでいます。通りすがりに写真を撮られたり、環境に戸惑ってもいます。

 

一方、アンジェラは会見を行っています。タオは出席していませんが、研究所でルービックキューブで遊んでいました。タイムは「4:12」で、2019年の世界記録並みです。

 

会見にはブライテスト・レコード幹部が座っています。仕切っているのは審査員長だったカトリーヌ。「契約金に2000万を用意したという噂ですが」との記者の質問に頷き、「それだけの価値があると確信しています 必ずや新時代を切り拓くアーティストの一人となるでしょう」と自信たっぷりです。

 

そのまま新曲リリースの発表と「Breathe Again」のお披露目です。これまでの曲とも違う雰囲気の曲で、個人的にはAIっぽい感じがしました。会見場でもSNSでも大絶賛です。フォロワーも200万を超えているとか。

 

キャロチューもガスから契約の日にちが決まったと聞かされますが、相変わらずの貧乏暮らしで、コインランドリーで洗濯をしています。

 

20~30代くらいの黒人男性が機械の使い方がわからずに困っていて、キャロルが親身になって教えてあげます。男性は旅の途中とのことですが、何やらキャロルのことを知っていそうな雰囲気でした。

 

そこへガラの悪そうな若者3人組が「マーブラ出てた有名人じゃん」とチューズデイに絡んできます。怒ったキャロルが手を出そうとしたところに先ほどの男性が介入し、あっさりと収めて撃退します。

 

男性はダンと名乗り、キャロチューのことはTVで観たから知っていると言います。さっきの技は合気道と言い、キャロルは教えてもらいます。キャロルと同じ肌と髪の色で、どこか似た雰囲気を纏っていました。

 

契約の日になり、キャロチューはガスに率いられています。「交渉事は気持ちが大事だ ビクビクしないで堂々と歩け」と胸を張るガスに、不審そうな目を向けるキャロルです。

 

そこへアンジェラとダリアが現れ、いつものようにガスとダリアの張り合いが始まります。呆れているキャロチューに声をかけてくるアンジェラ。

 

「マーズ・グラミー新人賞を獲るから 当然アンタたちも狙ってんでしょ?」 と挑発してきます。「さっさとデビューしてきなさいよ 競争相手がいないとつまんないわ」とアンジェラのツンツン具合は変わりません。

 

交渉に臨む前にガスは二人に、「多少妥協しても売れて金を稼ぎたいか 多少売れまいが自分たちの自由にやりたいか」「金と自由どっちを取る?」と意志を確認します。二人は少しだけ悩んで「どっちも!」。ガスは了解します。

 

交渉の相手はカトリーヌです。キャロルには意外な問い合わせがきているとのこと。家族を名乗る人たちから会いたいと「たくさん」連絡がきていると聞かされ怪訝な顔になっています。偽物も多数混じっているとガスは評します。

 

どうしていいかわからないと言うキャロルの横顔を、神妙な顔で見つめるチューズデイ。カトリーヌはとりあえず契約を進めます。ブライテスト・レコーズは正式にキャロル&チューズデイと契約を結びたいと思っているとのこと。

 

ガスが相手をすることになります。カトリーヌが実績を語りますが、まずは条件面を見せてもらってからと一手に引き受け、キャロルとチューズデイを部屋の外に出します。

 

チューズデイはキャロルの両親のことを気にかけていて、「会えたらいいのにね」と気遣いますが、キャロルは「そもそも捨てられていたから」と素っ気ありません。「何か理由があったのかも」とチューズデイが言っても「そんな理由知らない方が幸せ」と答えます。「子供は親を選べない」。

 

ヴァレリーが選挙演説をしているシーンに切り替わります。「不法移民の火星外への退去を!」と声を上げると多数のオーディエンスから熱烈な支持を受けます。スペンサーも登場し、ヴァレリーの後押しをします。

 

その様子をAIで観察していたのは選挙屋のジェリー。観客の表情を読み取って何かを見極めています。数値が伸びていないと聞かされ、「更なる対策が必要だな」と渋い顔をしています。

 

カイルという記者がそれを取材しています。依頼者に「平和ねぇ」と含みのある言葉で返し、「怪しげな交流を持つ大統領候補者に選挙屋ジェリー」「この選挙が穏便に終わるとは思えない」とキナ臭い空気を醸し出しています。

 

話は戻ってガスとカトリーヌの交渉。ガスは条件を見て縛りが多いことに折り合いがつかず、勝手に「ガツンと断ってやったぜ」と契約を蹴ってしまいました。地道な活動に逆戻りです。

 

自分たちで商品価値を高めて売り込む戦略で、そのためのプロデューサーとマネージャーが必要とガスは言います。さりげなく自分を入れたことをロディにツッコまれています。

 

雇うお金もないと不安がる二人ですが、だったら普通じゃない手を使うしかないとガスは皆をスラム街に連れて行きます。そこに伝説のプロデューサーがいるとのこと。ミュージシャンとは必ず喧嘩するらしいです。

 

正確な住所がわからないためおびき出すしかないと言われ、心を決めたキャロチューはスラムのど真ん中で、ガラの悪い連中に囲まれながらも新曲を披露します。

 

「Army Of Two」。明るい歌い出しで爽やかな、元気が出るような曲でした。スラム街の面々も聞き入っていて、曲が終わると自然と拍手が沸き上がっていました。

 

そこに上がる悲鳴。白髪の老人が斧を振り回ながら壁を叩き壊して現れます。「ヤバい人来た~」「殺される!」と震え上がるキャロチューですが、ガスが「アイツだ! アイツが伝説のプロデューサー トビーだ!」と言うのでした。

 

まとめ

2クールがデビューしてからという話だったので、どういう感じで話を進めていくのかと思っていましたが、結局また地道な活動に逆戻りでした。

 

斧を振り回すトビーとか・・ロディが被害に遭う未来しか見えないじゃありませんか。

 

チューズデイの母親絡みのキナくさい話は、あまりダークな感じで絡めてこられると話も重くなりますので配分が難しいですね。うまくまとめてくれるといいのですけど。

 

キャロルの出自に関しても常々触れられていますので(契約の時のカトリーヌの話とか)、この先、必ず通るイベントですね。

 

キャロチューの新曲も良かったですし、 引き続き楽しんでいきたいと思います。

 

「キャロル&チューズデイ」【14話 The Kids are Alright 】【コミックライク】

 

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新登場人物

ダン(CV 谷 晶樹)

20~30代の黒人男性。強面に口髭だけど穏やかな人柄。

コインンランドリーで操作がわからず困っているところをキャロルが手助け。

その後、見ず知らずの若者に絡まれたチューズデイを合気道で助ける。キャロルが手を出そうとしたことを見抜く冷静さもあります。

旅の途中にアルバシティに寄ったとのこと。

 

トビー(CV 岩崎ひろし)

老齢の男性。顔の下半分を覆う白い髭と白髪。

ガスいわくは数々の名曲を生み出した伝説のプロデューサー。ミュージシャンとは必ず喧嘩になるそう。

いきなり斧を振り回して暴れています。

 

カイル(CV 諏訪都順一)

30代男性、金髪。飄々とした態度ながらも眼光は鋭い。

大統領選の行方を取材するジャーナリスト。

 

ジェリー(CV 青山穰)

中年男性。細見。 

ヴァレリーの政治コンサルタント

 

挿入歌

「Breathe Again」アンジェラ(vo Alisa)(作詞・作曲・編曲:Alison Wonderland. Mark A jackson & Brendon Scott)

「Army Of Two」キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)(作詞・作曲・編曲:ANDY PLATTS)(和訳:qdopp.inc.)

 

オープニングとエンディングの曲も変更になりました

オープニング・テーマ

「Polly Jean」キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)(作詞:LEO今井)(作曲・編曲:小山田圭吾

エンディング・テーマ

「Not Afraid」アンジェラ(vo Alisa)(作詞・作曲・編曲:Lido)(和訳:KR Advisory Co.. Ltd.)

 

【楽曲】1~12話の18曲を収めた「VOCAL COLLECTION Vol.1」が7月31日に発売

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