キャロル&チューズデイ【アニメ】【8話 All The Youmg Dudes】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
8話「All The Young Dudes」
前回のあらすじ
デビューのためにオーディション番組「マーズ・ブライテスト」に出場したキャロルとチューズデイ。自分自身の甘い考えに落ち込んだチューズデイでしたが立ち直り、前を向きました。新たに気持ちを入れ直した二人の元に予選通過の報せが入るのでした。
【アニメネタバレ目次】「キャロル&チューズデイ」【コミックライク】
「キャロル&チューズデイ」【7話 Shoe Me The Way】【コミックライク】
マーズ・ブライテスト本戦出場
今話から冒頭の「それは奇跡・・」のやつがなくなりました。さすがに毎回あそこで時間を使うのもどうかと思っていたのでやっとという感じです。
コネの力で本戦から出場のアンジェラは、新マネージャーのケイティ・キムラ(CV 東山奈央)とママ(ダリア)と共に会場に向かいます。マネージャーになるには3つの掟がある、と言って4つ言うあたりはお約束です。
性格の悪さがこれでもかというくらいに盛り込まれていますが、いずれデレの部分も見せてくれるのでしょうか。個人的にはずっと悪役を貫いて欲しいです。
キャロルとチューズデイも会場入りしていて、早速、レポーターが駆けつけてきますが、同時期に入場したアンジェラに一瞬で持っていかれます。アンジェラは目もくれませんが、初顔合わせですね。
控え室もアンジェラ一人が個室に対して、残りが「その他」で一緒です。控え室にいる個性的なメンツに二人が固まっていると、熱烈な声をかけてくる人物が。
中性的な女性(9話で女性と紹介あり)でシベールと名乗り、チューズデイの大大大ファンだと言ってきます。握手を求め、ハグを求め、キスを求めたところでキャロルにツッコまれます。チューズデイのSNSフォロワーで、いつも最初にメッセージをくれるそうです。
ID交換を求められてチューズデイは普通に交換しています。見た目に騙され勢いにも呑まれていますが、セキュリティーガバガバです。初日にして旅行カバンを盗まれたくらいですからね・・。
案の定、その後の怒涛のメッセージ送信に困惑することになります。
シベールはチューズデイを追っかけたい一心で、マーズ・ブライテストに参加して本戦にも出場したようです。れっきとしたアーティストなんでしょうか。
本戦出場者はキャロチューを始めとして、ファーヤー兄弟という老人の2人組、AIロボットらしきものを3体連れたマーメイドシスターズ、シベール、いかつい顔をした大男のOGブルドッグ、ダル○ムの女版みたいなGGK、ピョートル、アンジェラです。
予選会もそうですが、イロモノが多いです。バラエティ要素も強いのでしょうか。
審査員はカトリーヌという女性の大御所らしき人物、おとなしそうな線の細い男性ベニート、犬型のAI審査員のシャクティの3人です。
大会形式はトーナメントで毎週2組ずつが対戦します。組み合わせはファイヤー兄弟VSピョートル、OGブルドッグVSキャロル&チューズデイ、リトルマーメイドVSGGK、シベールVSアンジェラ。キャロチューはアンジェラと反対の山です。
本戦開始
ファイヤー兄弟VSピョートルの対戦が始まります。
ヨボヨボのお爺さん(99歳)二人組がロックを歌い始めますが、ギターから火が吹き出したりと完全にイロモノですが・・。無事に歌い切りました。
対するピョートルはSNSで80万人のフォロワーがいて、人気も抜群です。やっぱ目立ちたいからとの参加理由でしたが、歌は本物でした。ダンスも完璧で、ただチャラい奴ではなかったです。勝者はピョートル。
ちなみに審査員のファーヤー兄弟への評価は「新化を忘れたカブトガニ」。
いよいよキャロル&チューズデイの出番です。対戦相手はOGブルドッグ。プロフィール紹介では元ギャング、元ドラッグディーラー、12発の銃弾を受けても生き延びた男、「地獄から甦った狂犬」。ラッパーです。
どんなパフォーマンスを披露するのかと思っていましたが、オペラとラップを融合したラテン語のラップ。見た目と裏腹に実力はあって度肝を抜かれました。ただ、何を言ってるのかはさっぱりでした・・。
控え室ではアンジェラが新マネージャーに悪態をついています。タオも姿を見せていませんし、ここのユニットはギスギスしています。
キャロル&チューズデイの出番になり、紹介が始まりますが、ロディがSNSに上げた動画はそこそこ有名になっていたようです。AIを使わずに曲を作っていますが、AI審査員に影響するのでしょうか。
曲は「Whispering My Love」。シベールは控え室で聞き惚れています。
正直、このキワモノたちのなかではおとなし過ぎる印象で、実際カトリーヌの評価も「もっとも普通」「地味」「もっとも目立たない」でしたが、「音楽だけで勝負しようとする姿勢は個性」「AIに頼らない曲は久々に聴いた」と高評価です。
AIも「魂を感じた」と言い、ベニートの感触も良好です。
一方、OGブルドッグはカトリーヌの呼んだお婆さんにプロフィールを偽っていることを暴露され、「こう嘘が多いとあなたの音楽にも疑いの目をかけてしまうわ」「あなたが殺したのはあなたの音楽そのもの、残念」とうまいこと言われていました。
勝負はキャロル&チューズデイの勝利です。次回はピョートルとの対戦。
舞台エンデイングでアンジェラは笑顔で観客に手を振っていますが、舞台裏ではキャロチューに宣戦布告。「あんたたちの歌嫌い 大っ嫌い」「調子に乗った素人ほどムカつくものはない」。
毒を吐きまくりですが、なんとなくアンジェラはむしろ自分もAIに頼らない曲を歌ってみたかったのかなあとも思ってしまいます。アンジェラの好感度は回復するのでしょうか。
次週は反対側の山の対戦なのでキャロチューの出番はないかもしれません。
「キャロル&チューズデイ」【9話 Dancing Queen】【コミックライク】
挿入歌
「Whispering My Love」キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)(作詞・作曲・編曲:JEN WOOD)
「Bulldog Anthem」OGブルドッグ(vo 工藤和真)(作曲・編曲:YUC'e)
「Never Die」ファイヤー兄弟(vo 竹内浩明/アルバムはSingman)(作曲・編曲:吉田一郎)
「Dance Tonight」ピョートル(vo J R Prince)(作詞・作曲・編曲:G.RINA)
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感想
マーズ・ブライテスト本戦が始まりました。出場者は個性的というか、イロモノというかキワモノというか・・よく予選通ったな?というキャラクターもいましたが、ピョートルら実力者もいます。
チューズデイの大大大ファンのシベールはいったいどんな曲を聴かせてくれるのでしょうか。楽しみですが対戦相手はアンジェラなので、勝負的には既に負けているんですよね。タオの裏の力もありそうですし。
しかし、チューズデイにご執心で、ID交換までしてしまい、トラブルの予感が凄くしています。温厚なキャロルがキレるかもしれません。
2組ずつ対戦して準々決勝から始まりましたが、次週はアンジェラのお披露目まではいくとして、9~12話の1クール目でキャロチューの優勝、もしくは敗れてもアピールに成功してオファーが舞い込むという展開になるのでしょう。
決勝までキャロチューの新曲があと2曲聴けそうですね。
今週の歌も良かったです。
新登場人物
ケイティ・キムラ(CV 東山奈央)
20歳前半の細身の女性。眼鏡と耳のところで結んだ髪。
アンジェラの新マネージャーですが、外から見た印象と違って戸惑っています。気が弱そうでアンジェラの我が儘に振り回されています。
OGブルドッグ(CV 白熊博嗣)(vo 工藤和真)
30後半の大柄な男性。顎鬚を生やしたいかつい面構え。元ギャング、元ドラッグディーラー、12発の銃弾を受けても生き延びた男「地獄から甦った狂犬」という触れ込みでしたが、実際は気の弱い青年でキャラ作りのための嘘。
オペラとラップを融合したラテン語のラップを歌う実力は本物。
シベール(CV 佐倉綾音)
20代前半の中性的な人物。女性か男性か不明。(9話で女性と紹介)
チューズデイの大大大ファンで、SNSのフォロワーでもあり追っかけ。チューズデイに会いたいがためにマーズ・ブライテストに参加して本戦出場。
相手を気遣うような優しさを見せながらも、ID交換したばかりのチューズデイに怒涛のメッセージを送ったり、相方のキャロルの名前を憶えていないなど自己中心的な面も見えます。
ウィスパーボイスの歌声。フランス語で歌います。
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1クールOPとED
【OP】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「kiss Me」
【ED】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「Hold me Now」
[rakuten]