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キャロル&チューズデイ【アニメ】【5話までの感想】【コミックライク】

スタッフの本気が伝わる音楽アニメ

すでに5話(先行しているnetflixでは6話まで)放送されていて、取り上げるには遅いかもしれないですが、2クール放送するとのことで、今からでも遅くないはずです。

 

ジャンルはズバリ音楽アニメですが、声優にそのまま歌ってもらったりするようなものでもなく、音楽が物語進行のキーになるようなファンタジーでもなく、吹奏楽部が活躍する学園ドラマでもない。

 

キャラクターが歌うシーンでは本物の歌手を起用し、そのための楽曲を提供、参加しているアーティストも多数、アニメの作画クオリティも当然高いですが、曲のレベルも高い「本気」の音楽アニメです。

 

【アニメネタバレ目次】「キャロル&チューズデイ」【コミックライク】

 


TVアニメ「キャロル&チューズデイ」PV

 

あらすじ

人類が火星に移り住んで50年になろうかという時代。多くのカルチャーがAIによって作られ、人はそれを享受する側となった時代。

 

首都アルバシティで働きながら、ミュージシャンを目指す少女キャロル。彼女はいつも何かが足りないと感じています。

 

地方都市ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが誰にも理解されずにいたチューズデイ。アコースティックギターを手に家を飛び出し、首都を目指します。

 

そして出会った二人は歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。

 

二人の少女が音楽を作り出していくサクセスストーリーです。

 

スタッフ

制作会社:ボンズ

原作:BONES渡辺信一郎

総監督:渡辺信一郎

監督:堀元宣

キャラクター原案:窪之内英策

キャラクターデザイン:斎藤恒徳

メインアニメーター:伊藤嘉之、紺野直幸

世界観デザイン:ロマン・トマ、ブリュネ・スタニスラス

美術監督:河野羚

色彩監督:恒田由紀子

撮影監督:池上真崇

音楽制作:フライングドッグ

音楽:Mocky(英語版)

 

キャスト

キャロル:島袋美由利 チューズデイ:市ノ瀬加那

ガス:大塚明夫 ロディ:入野自由

アンジェラ:上坂すみれ タオ:神谷浩史

アーディガン:宮野真守 ダリア:堀内賢雄

ヴァレリー:宮寺智子 スペンサー:櫻井孝宏

 

奇跡の7分間へと至るストーリー

毎話の最初に挿入される、「それはまるで奇跡だった。そう火星の歴史に刻まれることとなった奇跡の7分間。これはその原動力となった2人の少女の物語である」という語り。

 

当然この「2人の少女」というのがキャロル&チューズデイで、エンディングがここになるはずです。

 

原動力となった、とあるのでもしかしたら最後は二人以外の人たちも巻き込んだ壮大なスケールの音楽になるのかもしれませんが、いったいどんな感じになるのでしょう。7分間、音楽だけのシーンで盛り上げてくれると信じています。

 

AIがカルチャーを作り出す時代で、それを物足りないと感じているキャロルとチューズデイが自らの手で音楽を作り上げていきます。

 

二人が演奏しているところを偶然目にしたフリーのAIプロデューサーのロディがSNSに動画を上げ、知り合いの自称敏腕マネージャーのガスが喰いつき、二人のマネージャーに名乗り出ます。

 

ロディのツテで大物音楽プロデューサーに紹介してもらったり、PVを作って売り出そうとしますが失敗続きです。

 

4話に登場したAIロボットによるPV作成と、AI詐欺の話は笑えました。 

 

5話になってようやくロディのツテで小さなライブハウスで1曲だけ演奏させてもらうことになり、ファーストライブはロディやガスを含めてたったの10人でしたが、成功を収めたようです。

 

今のところガスよりもロディの方が役立ってますね。

 

別視点でヒットメイカーのタオによるアンジェラの歌手デビュー路線が描かれていますが、こちらは時代に即したAIを駆使してのもので、キャロル&チューズデイとの対比になっているのでしょう。いつ絡んでくるか注目です。

 

ネットの感想を拾って読んでみると洋楽に詳しい人にはたまらないネタも散りばめられているようですが、洋楽に詳しくない私でも全然楽しめますので、気楽に観られると思います。

 

作画も綺麗ですし、何より観ていて癒されるアニメです。 

 

主要登場人物

キャロル

17歳、地球出身。スケートボードを乗りこなし、首都アルバシティでアルバイトをしながら一人暮らしをしています。ピアノ、キーボードを使用。好きな音楽はR&B、フォーク、ジャズ。

影響を受けたミュージシャンはビヨンセ、アデル、アレサ・フランクリンなどですが、PV作製の時はマイケル・ジャクソンに影響されてそうでした。

路上でピアノを弾いている時にチューズデイと知り合い、家に泊めることになります。

 

チューズデイ

17歳、火星出身。裕福な家の生まれで世間知らず。読書と寝ることが趣味で、アコースティックギターを使用。好きな音楽はフォーク、ポップ、クラシック。

影響を受けた歌手はシンディ・ローパースティーヴィー・ニックスエド・シーランなど。PV作製の時はホイットニー・ヒューストンに影響されてそうでした。

 

ロディ

17歳、火星出身。フリーのAIプログラマーシステムエンジニア。好きな音楽は大昔のぎこちないボーカロイドもの。ロボットやアニメオタクで限定フィギアを持っています。キャロル&チューズデイのファン1号。彼女らに何かと手を貸しています。

 

ガス

54歳、地球出身。自称・敏腕マネージャー。好きなバンドはモーターヘッド。好きなことわざは「酒は人を裏切らない」。離婚歴がありますが、元妻のマリーとはいい仲で、PV作成の時に協力してもらっています。

元バンドマンで昔は痩せていた。

色々とコネを持っていますが、いまいち頼りないところもあります。

 

アーティガン

42歳、火星出身。父は火星移民時代の財をなした大物実業家。職業はDJで、音楽プロデューサー。他にアパレルブランドも手掛けています。

好きなミュージシャンは自分で、影響を受けたミュージシャンも自分。好きなファッションも自分と、とことんナルシスト。

ロディの頼みで何度か協力してくれていますが、キャロル&チューズデイには今のところ迷惑ばかりかけられています。

 

タオ

20代後半の冷徹な雰囲気の痩身男性。現代音楽のヒットメイカーである音楽プロデューサーですが、謎に包まれています。アンジェラを売り出そうとしています。

 

 アンジェラ

16歳、火星出身。好きな音楽はメタル。ファッションモデル、タレント。 3歳の頃より子役、モデルとして活躍。自分の香水ブランドを持ちたいという夢を持ち、歌手としてデビューするためにタオに指導を受けています。

機械による強制的な発生練習など、キャロル&チューズデイとは対極の存在です。

 

音楽、OPとEDは5月29日に発売、1~12話の約20曲は7月31日に発売

【OP】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「kiss Me」

【ED】キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 「Hold me Now」

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オープニングとエンディングの収録されたCDとレコードは5月29日に発売されるようです。OPとEDでは、ポップな感じのEDの方が好みですね。

 

もちろんこれも楽しみですが、1話~12話の挿入歌をまとめたアルバムも7月10日に発売が決定しています。

 

5話で「伝説のファーストライブ」になった曲が好きです。

 

「Someday I'll Find My Home」歌キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann) 作詞・作曲・編曲:Benny Sings

 

優しいメロディラインと透き通る歌声に癒されました。お兄さんが黙って帰って行ったのも納得です。

 

アルバムの発売も待ち遠しいです。

 

物語はまだ始まったばかり キャロル&チューズディの新曲にも期待大

毎回、新曲が披露されていくのでそれだけでも楽しみですが、一歩ずつ前進している彼女らの歩みにも期待が持てます。

 

そろそろ「敏腕」マネージャーのガスが実力を発揮してくれそうです。

 

楽しみに追いかけていきたいですね。

 

「キャロル&チューズデイ」「6話 Life is a Carnival」【感想・ネタバレ】【コミックライク】

 

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