Dr.STONE【105話 島一の美少女】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
105話「島一の美少女」
前回までのあらすじ
宝島にいると思われる味方の存在の足取りを、科学捜査で追いかけた千空たち。島の内部でその人物らしきを発見するが、その女性は3人の男から熱烈なプロポーズを受けていて・・。
「Dr.STONE」【104話 科捜研の男たち】【コミックライク】
以下、「週間少年ジャンプ(2019年25号)」のネタバレを含みます。
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島一の美少女アマリリスは裏表のある少女だった
科学捜査で目的の人物を見つけた千空たちでしたが、辿り着いた先では美少女が3人の男たちからプロポーズを受ける場面でした。
とりあえず様子を見ようとしますが、コハクは事の成り行きにワクワクしています。そういえば千空との出会いでも、いきなり好きになってしまったと言っていましたし、こういうところは女の子っぽい感情を持っています。
告白されていた少女の名前はアマリリス。イケメン、強い、漁がうまい(見ただけで?)三人のプロポーズを受けたアマリリスは顔を真っ赤にさせて、「私なんかに・・」と照れまくっています。
しかし、こっそり持っていた貝の汁を目に吹き付け、涙を流しているフリをしていて、千空やコハクはしら~っと見ていますが、ソユーズだけはズキューンときたようです。
ゲンは純情少年な人?とコメントしていましたが、先週も一目見た瞬間から惚れていそうでしたし、やっぱり島出身であることが関係しているのでしょうか。
アマリリスは「明日にもお迎えが来て、頭首様の後宮に嫁ぐ運命なんです」「逆らえば皆どんな姿にさせられるか」とやんわり拒絶します。
どんな姿とはもちろん石化のことです。プロポーズしていた三人はだからこそ、この最後の日にプロポーズしたのにダメだったかと泣きながら去って行きます。
千空は目的に手がかかったことを感じます。彼女を味方に引き込めば倒すべき親玉に近づけますし、宝箱の手掛かりも得られます。
ゲンは慎重に接触しようとしますが、そこは千空。ド直球で「宝箱(ソユーズ=宇宙船)はどこだ?」と突撃します。
ゲンはびっくりしていますがコハクは慣れたもの。いざとなれば刀で脅すことにも躊躇いはありません。悪企みの笑みは千空とお似合いなんですよね。
アマリリスは突如現れた千空たちに驚き、頭首様の迎えですか?と尋ね返してきますが、ソユーズを見つけた瞬間、ソユーズのことを頭首と間違えて「大好きです!!」と抱きつきます。まあ、口から出まかせですよね・・。ソユーズは失神します。
気を取り直してから改めて頭首でないことを告げますが、「一番面影があったから」と、さらりと重要なことを言っています。もしかしたらソユーズが島を抜け出したことに関係があるかもしれません。
コハクが敢えて言うなら千空が頭首だと言うと、アマリリスはすかさず千空に抱きつき「大好きです!!」。躊躇がありません。いっそ潔いです。
ソユーズに言った時と同じように褒め言葉を重ねようとしますが、力強くもなく、包み込むような優しさもなく、いい文句が浮かびません。千空も気にせず話を進め、色仕掛けが効かないことにアマリリスはショックを受けています。
ゲンが冗談で「今思い出しちゃった頭首様俺だった~」と言って、これにも一瞬騙されかけるアマリリスは相当切羽詰まってますね。尚、コハクの「そんなに抱きつかれたいなら私がしてやろうか?」と言われたゲンは顔面蒼白で辞退していました。
「じゃあどこの集落の・・」とこれまた重大な発言をしていますが、近くで上がった叫び声に慌ててアマリリスは走り出します。向かう先は彼女の集落。
集落ではアマリリスにプロポーズを断られた男たちを筆頭に、頭首に殴り込みをかけようとしています。コハクが武力で鎮めようとしますが、それをすればまともな話し合いはできません。
そこで登場するのが科学兵器、クロロアセトン。催涙弾です。
いつの間にそんなものを用意していたのか知りませんが、大量の催涙弾を吹き付けて暴動を鎮圧します。ゲンは土台にされていました。
見たこともない科学アイテムにアマリリスは妖術?と驚いています。暴動を治めたことで、長らしき老人に礼も言われていました。
決心がついたアマリリスは、石化光線の秘密を知っていると告げます。可愛くして頭首の後宮に潜り込めばきっと倒せるチャンスがある、と皆を助けるために「美少女」になろうとしていたのです。
「貴方たちの力が欲しい」「一緒に闘って」と協力を申し入れてきます。
というところまでです。
感想
石化光線の秘密を知っているというアマリリスを仲間にできました。武力での突撃はないでしょうし、後宮に嫁ぐ作戦を続行するのか、化学兵器が登場するのか。
表情が豊かになってきたソユーズも作戦に加わるのかもしれません。面影があったというアマリリスの言葉からすれば、頭首の一族とつながりがあると思われます。
しかし、頭首は後宮を作り、石化光線も使いこなし、どんな存在なのでしょうか。見当がつきません。宇宙船のありかも知っているのでしょうか。少なくともアマリリスが顔を知らなかったことから、頻繁に人前に姿を現しているわけではなさそうです。
それとアマリリスはどうやって石化光線の秘密を知ったのでしょうか。
もうひとつ気になったのが、「どこの集落」という言葉です。
アマリリスたちの集落だけではなく、いくつかの集落が島に存在していることが確定しています。どれだけの集落が頭首の味方についていて、どれだけが敵なのかも不明です。
今週も姿を現さなかったスイカは、もしかしたら他の集落の島民と合流して、別方面からアシストしてくれるかもしれません。期待しています。
ちなみに先週不思議に思ったアマリリスの頭部の飾りは、宝石のようなものと2つの羽 と真珠?で作られた冠でした。宝石の土台になっている部分が石化しているように見えたので、そこに直接宝石がくっついているのかと見間違えていましたが違いましたね。
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