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Dr.STONE【114話 そして科学は静かに石を穿つ】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

114話「そして科学は静かに石を穿つ」

前回までのあらすじ

頭首の根城で宇宙船を発見したコハク。千空とミニ四駆で連絡を取り、送られてきたコハクの絵をゲンが解読し、宇宙船発見の情報を共有したのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【113話 暗号通信の科学】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2019年34号)」のネタバレを含みます。

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(※感想→あらすじ→まとめの順)

 

スパイチームの活躍でプラチナに王手

今回のことで一番気になったのは、宇宙船の存在を頭首一族が知っているのかどうかです。

 

知っているのなら石を砕いて中身を確認することは可能だったし、「大事なもの」と認識して保存してあるのなら、コハクがあれだけ容易に接近・破壊することが可能なほど警備が薄いのは解せません。

 

「科学知識があったからこそ見つけられた」とコハクが言っていましたので、もしかしたら知らなかったのかもしれませんが、宇宙船の上に根城が作られていますので、知らないというのも考えにくいなあと思っています。

 

まあ、マンガなのでそこまでツッコんでいればテンポも悪くなるから、「コハクが凄かった」で済ませてもいいのですが、認識していたのかどうかは知りたいですね。

 

石化光線の由来というか、どうやって手にしたのかはこの先明らかになると思うので待っています。

 

スパイチームの活躍は見事ですが、ミニ四駆(ネズミニ四駆と名付けられました)があれだけ走り回っていてスルーされてしまうのは、轍を見つけて捜索を命じたイバラの執念深さと比例するとユルユルです。

 

モズは興味ないで済ませられますが、キリサメは他の任務にでもついているのでしょうか。石化光線のメンテナンスとか?

 

今回の科学道具は「無音爆弾(サイレント・ボム)」、正式名「静的破砕剤」。コンクリートに打ち込んで膨張させ、中から押し広げて破壊するとのこと。破壊に成功しましたので、これはまたネズミニ四駆で運搬するのでしょうか。

 

銀狼はようやく活躍しました。コハクがコンクリートに穴を開ける音を誤魔化すため、槍の演武を披露してオオアラシらの注意を引きつけます。

 

綺麗に決まった演武ですが、その理由が「いつだって戦わずに逃げれるように こういうそれっぽいだけの無意味な槍の動き! ずっと練習してきたんだからね!」というのが銀狼らしくて良かったです。

 

以下、あらすじです。 

 

114話のあらすじ

夜になり、コハクは発見した宇宙船のところまで確認に行き、石に包まれているのを目にします。千空はコンクリートで包まれていると予測していて、コハクも以前レコードを入手した時に見ているので、それが何かわかったようです。

 

しかし、力づくで開けるには敵地の真ん中でできません。さすがにコハクも自重します。

 

千空は「無音爆弾(サイレント・ボム)」、正式名「静的破砕剤」で破壊すると言います。

 

ただ、この時の会話がちょっと違和感があったので記しておきます。

 

イカ「バレないようにそーっとサクッと大っきい石壊すなんてできるわけないんだよ?」

千空「あー無音爆弾みてえなもんがありゃな・・」(渋い顔)

ゲン「あははそうね そんな都合いい中二病の暗殺兵器みたいなモノあればね~」

千空「ん?」

ゲン「ん?」

千空「いやだから実際リアルで」「あるぞ無音爆弾」

ゲン「あるの無音爆弾!」

 

あるのがわかってて、しかも作れるのに、何故千空は最初に「無音爆弾みてえなもんがありゃな」と渋い顔で言ったのかがわかりません。

 

「あー無音爆弾でいくか」とかならわかるのですが、特に渋る理由もなかっただけにこの会話の流れに違和感がありました。何かこちらが読み解けなかったのでしょうか。

 

(追記:千空が何気なくつぶやいたのをゲンが拾い、その言葉で千空が閃いたということらしいですが、やっぱりその過程を踏む必要はあったのか?と疑問です)

 

ともあれ無音爆弾はコンクリートに打ち込み、膨張させて石膏を作り、その圧力で内側から破砕するもののようです。インカムで連絡し、ネズミニ四駆と名付けたミニ四駆を今度は三機放ってコハクに工具と薬品を届け、開封ミッションになります。

 

毎度のことながらネズミニ四駆は捕まりません。多分スイカの絶妙な誘導があるのかもしれませんが、警備が緩いです。

 

マリリスが踊りでオオアラシらの注意を引きつけている間に、コハクが道具類を受け取り、コンクリートに穴を空ける作業を開始します。しかし、石を削る音が大きくオオアラシらが反応します。

 

注意を逸らしたのは銀狼。槍を奪い取り、槍の演武を披露します。アマリリスは「できないのすぐにバレ・・」と心配しますが、予想に反して見事な演武をやりきりました。

 

「いつだって戦わずに逃げれるように こういうそれっぽいだけの無意味な槍の動き! ずっと練習してきたんだからね!」とキメ顔の銀狼ですが、「カッコいいこと言ってないからね!」とアマリリスは当然のことをツッコんでいました。

 

二人の活躍もあってコハクは無事に穴を開け、薬品を流し込んでいきます。等間隔に縦4~6列、横4列の穴開けですが、これも指示にあったのでしょうか。

 

薬品は硫酸湖の水と、無水硫酸カルシウム。更に貝とミョウバンを混ぜるらしいですが細かい説明はカット。楔で蓋をして完了、あとは時間を置くだけです。

 

夜になり再びコハクが宇宙船まで戻ると、コンクリートが破砕し始めています。

 

白夜のモノローグが入り、「千空 いつかお前なら 世界中の石化もサクッと解いちまうだろ~よ」

 

千空も答えます。「ククク サクッとじゃねえよバカ 実に地道なもんだ それでも必ずいつか――」「科学は静かに石を穿つ!」

 

コハクの目前でコンクリートが破砕したところで終了。次回に続きます。

 

まとめ

ドローンは先送りでした。引っ張りますね。

 

後宮組=スパイチームは今回、銀狼を含めて大活躍でしたが、警備が緩いですね。感想でも書きましたが、キリサメが他の任務で手が空いていなかったという理由がないと成り立たないくらいです。

 

宇宙船はまったく手をつけられていなかったので、石化光線とは関係性がないかもしれません。だとすればますますどこから持ち込まれたのか謎ですね。

 

いい加減、ネズミニ四駆は捕まってもおかしくありませんが、プラチナは千空の元に無事届けられるのでしょうか。コハクがわからないまま詰め込んで、プラチナ以外の役立つ素材が手に入るかもしれません。

 

テンポの速いこのマンガでは珍しく足踏みしている感がありますが、大事な局面ですのでこのくらいの方がいいのでしょうか。

 

前から言っていますがプラチナが手に入ると石化組が一気に回復して、全面戦争になる気もします。どういう順序になるのでしょう。

 

このへんの話は週間ではなく、コミックになって一気に読む方がいいかもしれませんね。

 

「Dr.STONE」【115話 一秒と一粒】【コミックライク】

 

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