Dr.STNOE【１２１話 石化光線（メデューサ）の素顔】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

１２１話「石化光線（メデューサ）の素顔」

前回までのあらすじ

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後宮に潜入していた銀狼に頭首から声がかかりますが、イバラに迫られ逃げ出します。その際に頭首が石化していることを突き止めました。コハクも、モズに仲間の隠れ場所を教えるようにと武力をもって迫られ、応戦するのでした。

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【１２０話　TOP SEACRET】【コミックライク】

以下、「週間少年ジャンプ（２０１９年４２号）」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(38) 2019年 9/2 号 [雑誌][amazon.co.jp]

（※感想→あらすじ→まとめ）

バトルは石化王国側の勝利　銀狼の意地とコハクの機転で石化光線の正体を暴く

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銀狼がイバラからどうやって逃げるのかと思っていましたが、あんなにサクッとやられるとは。武器を持っていなかったからとか、女装していて戦う準備ができていなかったからとかもありますが、イバラの戦闘力が高かったということでしょう。

尖っていた指先はどうやら、お菓子のスコ○ンみたいな形の武器のようです。銀狼の身体を軽々貫いていました。

コハクとモズの戦闘力も想像以上に差があったようです。コハクは意地で立ち向かっていましたが、銀狼がやられたのを見て戦闘を中断。とはいえ実質負けと言ってもよく、キリサメに続いて連敗です。

モズはやはり氷月に任せることになるのでしょうけど、ここまでずっと氷月の描写もありませんし、言うことを聞いてくれるかも不明。

管槍を作るにしても、氷月の武力をアップさせるのは危険ですし、そのあたりのケアをどうするか説得力のある流れにして欲しいです。

銀狼の元に駆け寄ったコハクはもう助からないと判断、銀狼を抱えて樹の頂上まで登り、「君たちの頭首は・・」と叫んでキリサメに石化武器を使わせます。復活液での修復にワンチャンスを賭けました。

銀狼は「バトルにはホントにキレるなぁコハクちゃん」とコハクの株を上げていましたが、バトル敗北のぶんのフォローでしょうか。

コハクは銀狼だけ置いて石化範囲から逃れることは可能でしたが、それをすると追手もかかるのでおとなしく一緒に石化されました。後のことをアマリリスに託し、仲間を信じます。

キリサメに石化光線を使わせるまでは想定していましたが、さすがにドローンは間に合わず、第２ラウンドへと持ち越しです。イバラは侵入者がこの二人だけだと思って諦めてくれるでしょうか。

コハクと銀狼はアマリリスもセットなので、うまく出し抜かないと捉えられてしまいます。もうネズミニ四駆は使えないでしょうし、アマリリスの見せ場ですね。洞窟組からのサポートも入るでしょうか。

石化光線の正体も判明。物質は謎ですが、光沢のある貴金属のようなもので、メビウスの輪のようにねじった形状。（追記：ゴルディアスの結び目、三葉結び目とからしいです）。明らかに人の手によるもので、コハクは石化武器が「科学」だと確信しました。

スイッチは自動で入ったみたいだったので、投げる際に起動させるのか、袋から出して何秒後とか設定があるのかもしれません。

ちなみに石化武器と言ったり石化光線と言ったり、何か決まり事があってそうなっているのかよくわかりません。大まかに石化光線で、キリサメが扱うのが小さなくくりで石化武器ということでしょうか。法則がわかればすっきりするのですけども。

今回で言えばタイトルは石化光線ですが、作中では石化武器と言っていました。

銀狼は最後の最後（といっても助かると思いますが）で自分の役目を果たしました。後宮組のミッションはほぼ完了ですね。 

以下、あらすじです。

１２１話のあらすじ

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コハクと手合わせしたモズは、数号の打ち合いでコハクの実力を計り終えました。「気づいているはずだよね　とっくに？　絶望的な戦力差　君が束になっても俺一人に敵わないって」とモズが見下ろし、遠くから見ていたアマリリスがぞっとしています。

コハクはそんなことは刃を合わせる前から承知、「私が心折れて仲間を売るとでも」と返しますが、「じゃあその前に俺と仲良しになろうよ　俺のが好きになれば言いたくなるよ」とモズは余裕です。

「顔さえ可愛けりゃ強い娘も好きだからさ俺」「コハクちゃんはどんな男がタイプ？　俺とかどう　超強いよ」と口説いてきますが、「強さとは心の強さだ」とコハクは息を整えます。

「信念のために一歩一歩　延々と楔を打ち続けられるような　そういう男に私は惹かれる」と千空のことを初対面で好きと言った気持ちはまだあるようです。その言葉を聞いて目つきが鋭くなるモズ。

頭首の部屋では、尖った爪のような武器をつけたイバラが銀狼を襲っています。石像を見た者は生かしてはおけないと明確な殺意を向けて来ます。必死で逃げる銀狼。部屋から飛び出すとコハクとモズが戦っている姿を目にします。

（よかったあぁ）（僕の奥義　人任せで！）と銀狼は安堵してコハクに助けを求めますが、イバラは逃しませんでした。背後に迫ったイバラが、銀狼の背中から爪の武器で銀狼の身体を貫きました。

崩れ落ちる銀狼。コハクは持ち場を捨てて、落下した銀狼の元に駆け寄ります。地面に横たわる銀狼は臓器を幾つも貫かれ、コハクは救命のしようがないと悟ります。

銀狼が何かを言い、コハクはトドメを刺せという泣き言は聞かないと言いますが、銀狼は「頭首は石像だよぅ」「ソユーズにそっくりだったなぁ　もしかしてソユーズって」と入手した情報をコハクに伝えました。

助からないのもわかっているけども、一応、村の門番だしそれくらいは最期かっこつけなくっちゃあ、「バイバイ　金狼」と涙を流します。

コハクは決断します。近寄って来たアマリリスにいくつか伝えると、銀狼を抱えて樹を駆け上って頂上に到達します。キリサメに率いられたオオアラシやモズらが集結して来ました。

頭首の部屋の屋根に立ったコハクは「聞け　皆の者！」と声を上げます。「君たちの頭首は・・」と続けたところで、イバラはすぐさま周囲に「皆～ダメよ曲者の妄言にまどわされちゃ　頭首様のお力が来るからネ　目開けちゃダメよ　もろとも石化しちゃうからネ」と指示を飛ばします。

素直に従う石化王国民を横目に、アマリリスは（皆に石化武器を見せないために）と目を閉じるフリをしています。キリサメが懐から石化武器を取り出し、コハクの元へ投擲しました。

銀狼は「そっか　そういうことかぁ　わざと石化武器を使わせて・・」「バトルにはホントにキレるなぁ　コハクちゃん」とコハクの行動に納得。銀狼の命が消える前に石化して「もらえれば」復活液による回復のワンチャンスが残ります。

頭上に見えたのは石化武器。光沢のある貴金属のような謎の物質です。メビウスの輪のようにねじれた形状（追記：ゴルディアスの結び目、三葉結び目とからしいです）で、「ああついに初めて見る　綺麗だぁ　これが石化武器」と銀狼が感嘆し、コハクも目に焼き付けています。

「見たぞこの私の視力で　石化武器（メデューサ）の素顔を　千空　やはり君の予想通り　ルール不在の呪いや魔物の類ではなかった」「石化武器（メデューサ）は科学だ！」と確信を持ちました。

手に入れた情報のことはアマリリスに託し、あとは千空たちが科学で何とかしてくれることを信じ、「皆を信じて待つだけだ！」「うん絶対　大丈夫だよぅ！」とコハクと銀狼は石化しながら頷き合うのでした。

まとめ

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バトルでは石化王国の完勝でした。現時点での最高戦力のコハクが完封されましたので仕方ありません。

バトルには科学で対抗して来た科学王国ですので、ドローン以外にも何かしらの対応策があればいいです。

キリサメには石化光線を使わせることに成功しましたが、もしかしたら遠くからその様子を確認していたりとかありますかね。「正体を見たぞ！」とか洞窟組が望遠鏡で伺っていたりとか。

アマリリスが割とデキる娘なので、形状とか高さとか、起動までの時間とか、全部把握していて報告することも考えられます。一旦、合流してからの作戦会議ですね。アマリリスが帰る頃には何人が復活しているでしょう。

後宮組がキリサメをおびき出して石化光線を使わるというプランは練り直しになると思いますが、今度はどういう手段になるかわかりません。

それに一度石化させた船上の科学王国民がピンピンして現れたら、警戒心の強いイバラやモズ、キリサメら側近も石化を解く何かあると気付くでしょう。わざと姿を見せて動揺を誘うのか、別の人員（ゲンやスイカ）で誘い出すのか。

口八丁ということではゲンが適任ですけどね。

次回は洞窟組視点になるでしょうか。ドローンが完成しているかもしれませんね。

「Dr.STONE」【１２２話　頭脳戦のパズルピース】【コミックライク】

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