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Dr.STNOE【129話 JOKER】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

129話「JOKER」

前回までのあらすじ

石化装置のフェイクを見抜いて戦場を離脱した千空たちは、ガラ空きになった頭首の石像を確保しに行くチームと、マグマの暴走でイバラの乗っ取ったペルセウス号に増援しに行くチームに分けます。頭首に向かったチームが目にしたのはバラバラに砕かれた石像。ソユーズに記憶が戻り、杠を中心に組み立て直します。千空たちは大樹や杠らが頭首の石像を持ち帰ると信じて時間稼ぎを開始しました。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【128話 全土大乱戦】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2019年50号)」のネタバレを含みます。

(感想→あらすじ→まとめ)

 

戦いの場はペルセウス号船内へ ついに氷月が復活

氷月きました!

 

不自然なまでにこれまで触れられていませんでしたが、船内の檻に閉じ込められているのはわかっていましたから、ようやくという感じです。

 

石化しているのかどうかだけ(光線の範囲内か外かで)微妙でしたが、ほむらと仲良く石像となっていたようです。イバラたちが手を出せなかったのは、鉄に阻まれてという理由だったので納得です。

 

というか鉄で施錠された檻に入れられた氷月やほむらを見て、イバラたちはどう思っていたんでしょうね。想像するとちょっと笑えます。

 

氷月自体はいいヤツでもないので、むしろ事が収まった後の扱いが難しいです。「ハイサヨナラではまた石化!」というわけにもいかないので、どうするのでしょう。交換条件が必要です。

 

この場面で復活したからには、漫画的には千空たちの救世主になるでしょうが、裏切ってモズ側についてもおかしくない性格ですからね。

 

まあ、戦闘狂ではあるでしょうし、対モズという点では役に立ってくれるでしょう。管槍ではないですが、モズをヘコましてくれるはずです。あの狭い船内で戦闘すると周りにも被害が出そうですがそれはどうするのでしょう。

 

「てめえ表 出ろや」でモズは了承したとしても、イバラが素直に聞くとも思えませんし。

 

船内に追い込まれたメンツには海に落ちた陽、殴り飛ばされたニッキーを除くとカセキの姿が見えません。うまく別行動して船内の動力源に細工を施してくれるでしょうか。兵士くらいなら、あの肉体で弾き返せそうですし、そっちで動きがあるかもしれません。

 

マグマもいいヤツではなく自分勝手なんですが、何故か憎めないというか・・。ニッキーにボコられる辺りに愛嬌があるんですよね。陽は相変わらず何の役にも立ちません。

 

氷月に期待をかけてしまう状況がどうなんだ、という想いもありますが、大樹や杠たちが頭首の石像を持って来てくれるまでの時間が稼げればいいわけですから、なんとかなるでしょう。純粋にバトルが楽しみです。

 

以下、あらすじです。 

 

129話のあらすじ

暴走するマグマ(と同乗のゲン)を、千空、龍水、金狼、クロム、カセキ、ニッキー、陽が小舟で追いかけて来ます。ゲンはほっとひと息つきますが、このまま突っ込むと言われて「どゆこと!?」と目を見開いています。

 

大樹や杠たちのチームが頭首の石像を持って帰って来るまでの時間稼ぎで、イバラたちを食い止めると作戦を告げられます。たった9人で何百人もの相手をすることにビビっているゲンですが、勢いは止められずにペルセウス号に全員で突入です。

 

銃を作った時はシリアスな雰囲気で、発明の重みとかそれでもなお不殺を貫く意味とか色々あったものの、「ムハハハ死ねーイバラ! テメ ブチ殺してやる!」とマグマは意気揚々と銃を3連射。

 

「もう全部アホらしくなる思い切りの良さ マグマちゃんオンリーワンの強みよねそれ」とはゲンの台詞です。

 

「アンタが死にな!」とニッキーの両手拳骨でマグマはストップ。銃弾は帆、イバラ近くの樽、伝声管に着弾しています。最後の伝声管に当たったのが効いたのか、船中に銃声が響き渡って、兵士たちを驚かせています。

 

ニッキーにブン殴られて止められたマグマはキレていますが、ニッキーもキレ返し、抑え役としては適任です。銃の残り残弾は3発です。

 

千空はマグネシウムを取り出して銃口にさらさらと入れ、即席の打ち上げ花火を用意します。銃を受け取った陽が「ウェエエエエエイ!」と喜々として空に向けて引き金を引くと、空中に巨大な光の柱が出現します。

 

悪い顔になったゲンが「妖術【光の槍】!!」「船内50人の妖術師たちが光でチュイーンてしちゃうよ~」と脅しをかけると、銃弾の痕を見た兵士たちはその言葉を信じて、我先にと海に飛び込んで逃げ出します。

 

ハッタリが効いたことにクロムは喜んでいますが、兵士とは逆にペルセウス号に向かって来る小舟がひとつ。モズです。千空の予想より早い登場です。

 

「頼んだよ保安官」とニッキーが声をかけ、陽が引き金に指をかけますが、踏み込んで来たモズの迫力に躊躇します。「妖術使いは必ず指で一瞬の操作が入る」とドローンの操縦を見て学んでいるモズは、未知の兵器にもまったく動じていません。

 

陽が引き金を引くよりも早く攻撃し、一撃で船外に陽を吹っ飛ばします。抑止力としての銃もろとも海に落ち、ゲンは「オシマイじゃない もう」と悲観していますが、金狼が果敢に応戦します。

 

しかし、数合、打ち合いますがモズには敵わず、あっさり破れ、ニッキーも殴り飛ばされます。

 

龍水が金狼を引きずりながら、千空たちは船内への通路を退却して行きます。ゲンは科学の切り札はないのかと千空に尋ねていますが、「あ”-ねえよ もう そんなもんは」との答え。

 

千空たちは船内の一室に追い詰められ、行き止まりになります。モズが「んー残念」、イバラが「ハイハイ侵入者クンたち 良く頑張ったネ おじちゃん感動しちゃった」「そろそろ終わりにしよっか」と勝ちを確信した顔をしています。

 

千空はぐっと強く目を瞑った後、「追いこまれたんじゃねえ 追いこんでいただいたんだよ はるばるこの部屋にな」と背後の檻に復活液を投げ込みます。「ククク こんだけは使いたくなかったカード 最後のジョーカーだ」。

 

復活液を投げ入れた先には、鉄の閂という科学の扉に阻まれ、イバラたちが手を出せなかった氷月がいました。

 

ゲンが後ろ手に鍵をハリガネで解錠し、金狼が「分かっている 他に手などない 託すぞ この金の槍を」と槍を渡すと、しっかりと受け取った氷月が、堂々とした姿で立ち上がって現れるのでした。

 

まとめ

船内での決戦が山場になってきました。あの狭い船内で暴れまくる姿が想像できませんが、氷月が押し込みまくってモズを外に追いやるのでしょうか。

 

銀狼をひと突きで仕留めたイバラも地味に戦闘力が高いので、氷月がモズとの戦いに集中してしまうと千空たちを守れる者がいません。

 

マグマとニッキーはまだ船上でしょうし、このままの流れでほむらも復活させるのでしょうか。ほむらも素直に味方になるキャラではないですけど。

 

カセキの別働で船を動かすとか、科学の仕掛けがあれば面白いですね。

 

あと、ラボカーは無人ですが、逃げ散った兵士たちもいますし、ちょっと心配なんですけども。

 

ドローンの活躍の場はあるでしょうか。キリサメがペルセウス号に向かって来なかったようなので、頭首像チームと相対するかもしれません。ここで味方に引き込めるとしたら、ますます使い道がなくなりますが・・。

 

もうひとつ気になるのは銃は何発入りだったでしょう? 

 

手元に古いジャンプがないので確認できませんが、確か船に乗り込む前にマグマがドヤ顔で一発撃っていたはずですし、今回の3連射を含めると4発撃ったことになります。残り3発と言っていましたから7発式だったんですかね。

 

陽と共に海に落ちてしまいましたが、濡れても使えるのかどうかも含め、今後の活躍の場があるかどうか気にしておきます。

 

「Dr.STONE」【130話 悪魔の選択】【コミックライク】

 

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