コミックライクの漫画最新話レビュー

漫画・ラノベ・小説の情報発信

Dr.STNOE【133話 滅びの煌めき】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

133話「滅びの煌めき」

前回までのあらすじ

管槍を作って氷月に届けた千空たち。戦闘の天才モズを、積み重ねた人類の研鑽の技で氷月が打ち破り対決を制します。一方、イバラの手を銃で撃ち抜いて石化装置を奪った陽でしたが、イバラの渾身の反撃を喰らいます。船上からダイブしたイバラは、陽の手元にあった石化装置を作動させたのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【132話 最強の武器は】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年3号)」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(3) 2020年 1/15 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 

イバラの反撃がエゲつない!

モズを氷月で抑え込んで科学王国側の勝利目前でしたが、陽の危機管理能力の欠如により、イバラの反撃に遭いました。

 

先週の終わりで石化装置に何か言って起動させたのはわかりましたが、妙に長い文章だったので特別な呪文かと思っていました。

 

しかし、普通に「3m(メートル) 1second(セコンド)」で、陽だけをピンポイントで石化させ、自身は落下のスピードで海中に逃れる作戦でした。

 

裏技的なコマンドがあると予想していましたが、見事に大外れしました。シンプルな使い方で状況を引っくり返すところはさすがイバラです。やっぱりイバラは周りごと巻き込んで自爆なんてしませんよね。

 

その後の島全体を石化はどうするのかと思っていましたが、オオアラシに起動させた装置を呑み込ませて、「島の中央に行かないと石化する」と嘘で行動を操って運ばせるとは思いつきませんでした。やり方がエゲつない!

 

やられ役要員かと思っていたオオアラシはこんなところで出番があったとは。単純な思考とパワーを余すことなく発揮してくれています。

 

石化装置は範囲と秒数をどこまででも指定できるスグレモノのようです。口の中に含んで起動させたところは、発声したのか思念だけで動いたのか判断がつきませんでした。

 

そして、あの小さな呟きを拾ってしまう羽京の耳もタダモノではありません。あれだけの喧騒のなかで聞き取れるようなものでもないですが・・。大樹もタックルでオオアラシを止めましたし、ようやくこの2人も活躍しています。

 

クロムは前回の石化を無駄にせず、じっくりと「観る」ことによって分析していたというのが「科学使い」としてきちんと描かれていて良いですね。氷月も「ちゃんとしている」と評するわけです。

 

作戦自体は「最低のヤベー手」と言っています。皆で手を繋ぎ合っているような感じでしたが、どういう作戦でしょう? 千空が考えていますので、時間があれば何とかなるようなやり方なのでしょうか。

 

 以下、あらすじです。

 

133話のあらすじ

陽が石化装置を手にして調子に乗っているところにダイブしたイバラ。すれ違いざまに「3m(メートル) 1second(セコンド)」と発声して石化装置を起動させ、落下の勢いのまま海中に逃れて行きます。

 

驚く陽の手元で石化光線が発生し、一瞬で陽は石化して海中に沈み、一緒に海に落ちたオオアラシがびっくりしています。

 

イバラは陽が手放した石化装置を手中に収めると、オオアラシを使って事を運ぶことを慎重に考えます。オオアラシは直前に光線を見ているために怖さを知っていますが、それでも無理矢理でも、確実に島の中央に持って行かせないといけません。

 

イバラは石化装置を口に含むと、「2000m(メートル)、15minutes(ミニッツ)」と発声?もしくは思念?で起動させ、海面に浮かぶオオララシを引っ張って海中に引きずり込みました。

 

島ではパニックになり、兵士や科学王国民たちが島の内部に向かって逃げています。逃げながら羽京は、イバラが陽を石化させた時の呟きを聴き取ります。「m(メートル)と・・秒数?? その後 石化の禍々しい音が・・」。

 

するとオオアラシが海中から凄まじい勢いで上がって来ます。アマリリスはその方向を見て、島の中央に続いていると警告。羽京が大樹の大声で皆に知らせるように頼みます。

 

「その男 オオアラシが持ってるぞ 石化装置(メデューサ)だー!」と叫ぶと、龍水や金狼、千空たちも気づきます。島を全部包む気だと察知し、即座に皆で追いかけますが兵士の抵抗に遭います。

 

マグマと金狼が追いついて一度は組み伏せますが、オオアラシのパワーで吹き飛ばされて取り逃がします。イバラは遠くから高見の見物です。

 

龍水は今から外洋に逃げる時間がないと考え、千空も自分たちに打てる手を思案しています。

 

クロムも(そうだ俺は科学使いクロム)、と前回の石化光線を思い出しています。羽京が撃ち落とそうとし、龍水はスイカを蹴って逃がすなか、一人だけ最後まで「観ていた」。初見の石化光線を科学していました。

 

「千空 俺はよ 前回あのヤベー光にいいようにやられた時 間近の特等席で観れたかんな 計ってたんだ 石化光線のデカくなり方は」「ずっと 同じスピードだぜ」。

 

伝えられた千空ははっとしています。クロムは足を速めると龍水と肩を並べます。

 

「フゥン何か閃いたな 言えクロム」「おぅよ 最低のヤベー手をな」と掛け合い、どんな苦しい一手だろうと前に進めるのなら科学王国には躊躇する者はいないと、龍水はパチンと指を鳴らします。

 

追跡組は大樹が一歩リードし、オオアラシを捉えて倒します。さすがのオオアラシも大樹のパワーには敵わず足止めされました。皆も追いつき、ソユーズが調べますがオオアラシはどこにも石化装置を持っていません。

 

「どけえええ イバラ様が教えてくれたんだよ 島の真ん中まで行きゃ石化しねえですむって・・」と、海中に引き込まれたオオアラシは、イバラに無理やり石化装置を呑まされ、石化回避するには島の真ん中に行くしかないと言われたとのこと。

 

羽京、ソユーズ、アマリリスの顔が絶望に染まり、オオアラシの腹の中で「カチッ」と音がします。「なんて・・ことを・・」。羽京の呟きと共に石化光線が溢れ出します。

 

イバラが嫌らしい笑みを浮かべ、石化光線はオオアラシを中心に島全体に広がって行きます。(ここでタイトル)。

 

兵士たちは為す術もなく悲鳴と共に石化していきますが、科学王国民は龍水の指示の元、クロムの作戦を実施しています。整然と行動し、ニッキー、金狼、クロムが手をつなごうとしているようです。

 

「おぅ託したぜ千空!」というクロムの声に、「テメーら・・」と千空。「石化装置(メデューサ)を打ち破れんのは千空テメーだけだ その科学の思考力でよ・・!」と叫ぶクロムの身体は石化が始まっています。

 

迫り来る石化光線を前に、額に二本指を当てた千空は必死に考えを巡らせるのでした。

 

まとめ

石化装置に裏技的な使い方はなく、シンプルに陽を石化させた後、エゲつない方法でオオアラシを使って島全体を石化させるイバラでした。石化装置の使い方を熟知し、自身の安全を確保しながら確実に相手を追い詰めて行きます。

 

クロムは何か閃いたようで千空が最後の仕上げをするようですが、既に石化装置は起動していますので時間もありません。

 

イバラの作戦すら思いつかなかったので、ここからどう挽回するのかなんて想像もつきませんね・・。「ずっと同じスピードだぜ」と言われても、何が何だか?

 

手を繋いでいるようですが、それが関係しているのでしょうか。というか手を繋いだまま石化すると、復活液をかけた時にどういう感じで石化解除されるのかも気になります。

 

あと、全てを解決した後はオオアラシも石化解除させるのでしょうが、石化装置を呑み込んでいますので、下剤で取り出すのでしょうか。合理的な千空なら気にしないかもしれませんが、あんまり触りたくない感じです。

 

それから、しつこいようですがドローン。千空の位置からは操作できないでしょうが、活躍の機会があればとずっと思っています。

 

「Dr.STONE」【134 話 大将戦】【コミックライク】

 

↓良かったら応援して下さい!

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


[amazon.co.jp]

Dr.STONE 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)[kidle版]

Dr.STONE 13 (ジャンプコミックス) [ Boichi ][楽天ブックス]

Dr.STONE 13【電子書籍】[ 稲垣理一郎 ][楽天kobo電子書籍]

当サイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
楽天アフィリエイトとバリューコマースプログラムに参加しています。
当サイトからリンクやバナーによって他サイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報・サービス等について一切の責任を負いません。
当サイトの記事内容の著作権は当ブログ管理者に属します。二次使用、転載は禁じます。