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Dr.STNOE【137話 LAST MAN STANDING】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

137話「LAST MAN STANDING」

前回までのあらすじ

イバラと1対1の戦いに持ち込んだ千空はラボカーで体当たりをかけますが、鎧を着込んでいてほぼ無事。逆襲を受けて逃走します。イバラは崖まで追い詰めますが、千空は罠を張って迎え撃ち、密かに復活させた龍水の操るドローンで石化武器を絡め取るのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【136話 MEDUSA VS SCIENCE】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年10号)」のネタバレを含みます。

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宝島編決着! ドローンとスピーカーの科学武器で科学王国の勝利!

宝島編、完全決着とラストのコマにありましたので、ここからイバラの反撃はないようです。充分、ボス役としては実力を発揮してくれましたしね。

 

千空とイバラとのレスバトルも面白かったです。「欠片もズレねえ」と千空がカウントを取ることに関して言えば、イバラも「欠片もズレないから」と効果範囲の目測で自信ありと返して来ます。

 

「自分が賢いと思ってる奴ほどカンタンにハメられる」と勝利を確信したイバラが言えば、今度は逆転勝利で千空が同じ言葉を返しています。

 

とはいえ、今回のMVPは臆することなく石化光線に突っ込んで行き、イヤリング型通信機を石化光線にくっつけた龍水でしょう。まさか事前の作戦でそこまで打ち合わせていたとも思えないのでアドリブ?

 

綱引きの最中にアイコンタクトとかで千空と打ち合わせた可能性もありますが、どっちにせよ度胸といいやり遂げる実行力といい素晴らしい働きです。

 

石化→復活も既に4回目になりますが、たびたび粉々になっているので、そのうちどこか欠けてしまうのでは・・。

 

ドローンは前回ラストのコマでは、下から突き上げる感じに見えていましたが、横から突っ込んで行ったんですね。それだと絡め取れるでしょう。(もう一度見るとやっぱり下から・・?)。

 

引き合いは大樹やマグマがいないので、予想通りイバラに引き負けてました。イバラが元戦士だったという過去が判明しましたが、兵士からトップまで成り上がったということでしょうか。キリサメが復活すれば、その辺りの背景が語られるかもしれません。

 

ドローンは一回の活躍で無残にも大破してしまいました。むしろ、スピーカーの方が大活躍です。イヤリング型通信機は少し前までは電波悪かったりしていましたが、あれは単に調子悪かっただけでしょうか。

 

戦い終わった後に( 一人だ)とちょっとセンチメンタルになる千空に、科学王国村のルリから通信があって「今度は一人じゃねえ」という締めくくりは良かったです。まあ、復活液があるので宝島で石化している仲間も、すぐに復活するんですけどね。 

 

イバラは起動する1秒の咄嗟の間に、範囲外の5メートル以上投げ捨てれば効果範囲外に出れたかもしれません。

 

5メートルを1秒で到達するために、時速何キロで投げる必要があるかは千空じゃないので計算できませんが、してやられた感もあって動けなかったということでしょうか。ともかくこれ以上、抵抗されて 長引いても嫌なのでオッケーです。

 

この後は仲間を復活液で回復させてから、キリサメに尋問という感じでしょうか。敵方の誰を復活させていくのかが注目ですね。

 

以下、あらすじです。

 

137話のあらすじ

龍水の操るドローンが石化武器を捉え、うまく絡ませてイバラとの引き合いに持ち込みます。一瞬、驚いたイバラは立て直してロープを引きますが、イバラ側のロープが過重に耐え切れずに切れます。

 

イバラはすぐさま腰の布を外してドローンに引っかけ、再び引き合いになって膠着。千空は龍水に加勢しつつ、イバラの唱えた5秒のカウントを取っています。

 

引き合いは2対1でもイバラに分があり、千空と龍水はズルズルと引き寄せられて行きますが、力勝負で勝てないことは織り込み済。千空と龍水はタイミングを計っています。

 

しかし、イバラにも考えがあり、ギリギリまで謀られたフリをすると、刹那の知略戦を仕掛けています。

 

カウントが1になったところで千空が合図し、二人で手を離します。力の均衡が崩れ、ドローンごと石化武器がイバラの元に飛んで行きます。「欠片もズレねえよ カウントだけは」と千空が言うと同時に、カチッと石化武器のスイッチが入ります。

 

その瞬間、イバラが頭に被っていた大きい帽子をドローンに投げつけ、ドローンを粉砕しつつ石化武器ごと千空たちの方に押し戻します。同時に起動する石化武器。

 

「慎重なおじちゃんが石化装置対策 万全にしてないとでも思ったの? 欠片もズレないから! 効果範囲の目測だけはネ」とこちらも距離に関しては絶対に自信があったようで、千空たちの作戦に乗ったうえでやり返して来ました。

 

「人生最後にイイコト教えたげる 自分が賢いと思ってる奴ほどカンタンにハメられるのよ 青二才が悪知恵比べで おじちゃんに勝てるわけないでしょ」と嫌らしい顔でドヤ顔です。

 

すると龍水が石化光線の中に突っ込んで行き、石化武器を奪いつつイバラにアタックします。当然、瞬時に石化し、イバラには届かず目前で地面に打ちつけられて、石像になった龍水が粉々になっています。

 

その行動には驚愕したイバラですが、「イヒヒヒヒ!! あららら これだからバカは 力づくで石化光線突破できるとでも思ったの!?」と尻もちをつきながらも安堵しています。

 

千空は消えて行く石化光線を睨みながら、イバラの行動を注視しています。

 

「不可避だからネ コレ!! サヨナラ今度こそ 永い戦いのLAST MAN STANDINGは おじちゃんでした!!」と高らかに石化武器を掲げます。

 

ところが、掲げた石化武器にはイヤリング型の通信機がくっついていました。飛び込んだ龍水が仕掛けたようです。勿論、イバラはその性能を知っていて青ざめます。

 

「あ”-イバラ テメーの言う通りだ 自分が賢いと思ってる奴ほどハメられる」と先程の言葉でやり返した千空は、スピーカーに向かって「5m 1second」とコマンドを入力します。

 

イヤリング越しにしっかりと入力され、石化武器が作動。「イ・・ヤ・・」逃げる間もなく、今度こそイバラは石化光線に包まれ、石像になりました。

 

戦いの跡には砕けた龍水の石像やドローンが散らばっています。千空は噛みしめるようにゆっくり近づくと、石化武器をイバラの指(爪)から外し、感無量に目を瞑った後、「おおおおおおおおおお!」と勝利の雄たけびを上げました。

 

周りを見回せば石像だらけです。千空は3700年ぶりに石化から復活した時に感じた、一人だという気持ちを思い出し(一人だ また一人だ)と少し感傷的になっています。

 

と、突然、鳴り響くベル。背負った通信機からです。「そちらは大丈夫ですか? 千空さん」とスピーカー越しに聞こえて来たのは、科学王国に残ったルリの声でした。ルリの後ろには他に残った仲間たちがいます。

 

「いや 今度は一人じゃねえ」と腰を落として海の彼方を見つめる千空の顔は、とても落ち着いた優しい表情になっていました。

 

まとめ

長かった宝島編完全決着です。イバラも敵役として最後まで抵抗してくれました。モズも見せ場がありましたし、力を発揮できなかったのはキリサメくらいでした。

 

多分、事情聴取はキリサメからすると思いますので、そこで色々と役に立ってくれるかもしれません。

 

スピーカーが大活躍だったのは意外でした。そう言えば司編の時に、「情報を制するものが」みたいなことを言っていましたね。

 

ラストのルリからの通信は、ちょっと出来過ぎかなという感じはなくもありません。

 

(一人だ)と千空が感傷的になったりしていましたが、これだけ復活しまくっていてその感情は持つだろうか?というところに引っかかっていたのでそう思うのですが、構成というか「ルリたちもいるよ」という点では良かったかなと。

 

それにしても龍水は有能です。イヤリング型通信機の打ち合わせはホントいつしたんでしょうね。勇気もあるし、人気が高いのも納得です。

 

次回からは事後処理編になりますが、 色々と伏線も残っていますので、こっちはこっちで楽しみです。Dr.STONEらしい科学っぽさが出てくるかもしれませんね。

 

「Dr.STONE」【138話 Epilogue of chapter3(第三章最終話)】【コミックライク】

 

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