Dr.STNOE【140話 新世界飛行士】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
140話「新世界飛行士」
前回までのあらすじ
スピーカーが拾った千空の声はAIのものと判断します。謎の石像を石化解除し、松風と名乗る数百年前の島民から「石化装置は空から降って来た」との情報を得ると、計測を重ねて月からの電波であることを突き止めます。敵意のある存在が月にいることから千空は、「俺らは月に行く!」と宣言するのでした。
「Dr.STONE」【139話 FIRST DREAM】【コミックライク】
以下、「週間少年ジャンプ(2020年13号)」のネタバレを含みます。
週刊少年ジャンプ(13) 2020年 3/9 号 [雑誌][amazon.co.jp]
(注:今回から、あらすじを省略します)
月へのミッション組と宝島に残る組に分かれて新プロジェクトスタート
月に行くとの千空の宣言に、科学王国民は皆それぞれの感情で受け止めています。特にコハクが千空の気持ちを汲んで、相方ポジションを上昇させたところが注目ポイント。
早朝の散歩でちょっとしんみりしている千空をさりげなく元気づけ、「何も残っちゃいねぇ」とつぶやく千空に、白夜たちが全てをつないでくれたと、「この島はまさに宝島だったぞ」と朝日を浴びながらのツーショットが、もう完全に二人の世界でした。
前々回のハグからコハクの女子力が成長中です。
というか「宝島」は千空が勝手に名付けただけだと思ってましたが、正式名称だったんでしょうか。
もう一人相方といえば大樹。「ロケット作りなら千空の専門」とすぐにでも素材集めに奔走しようとするところは昔馴染みのの相方らしかったです。まあ、相方ポジションで言えばクロムやゲン、最近では龍水もそうなんですけど。
宝島では次々と石化を解除していき、破壊されてしまったソユーズの父親以外を復活させていきます。
ソユーズは「島民皆の石化 絶対解いてみせるから」と意気込んでいますが、イバラとモズは島民としてカウントされていないということでしょうか。それとも心優しいソユーズなら本当に復活させてしまうのか・・。
もちろんイバラとモズは復活させないと思いますが、保管方法は吟味しておかないと万一のことがあるかもしれません。
キリサメだけではなくオオアラシ以下、兵士たちもソユーズに跪いて忠誠を誓っていて、ソユーズは新頭首となりました。宝島に残ると宣言し、なんと復活液の作成手順も一回見ただけで覚えてしまったようで、これもある種のチートです。
アマリリスが補佐官としてつくようで、キリサメはソユーズ命令(指示)で千空たちについていくことになりました。「強い戦士が必要になる」とのことですが、松風もゲス銀狼の要望で引き抜くことになって、島の防衛が不安です。
何度も言うようにイバラとモズの石像をどう処置しているのか知りませんが、外敵に対しても備えが不十分で、いくら通信があるとはいえ無防備な気がします。
といっても松風は情報として価値の高い重要人物ですし、キリサメは元々好きなキャラだったのでついて来てくれるのは嬉しいです。
懸念していた石化装置の残りも、松風いわくは、今残っている賊が持っていたものがラストで、それ以外はその当時の頭首が全て破壊したとのこと。・・本当に? しかもどうやって壊したのだろうか?
なんにせよ宝島でプラチナと石化装置をゲットし、石化→復活液のコンボで、即死もしくは即死級の怪我でない限り、いくらでも回復可能になりました。
医療技術のないストーンワールドでこの先の戦いを思えば有難い話ですが、やや緊張感を欠く展開にならないかと心配しています。
ロケットに乗るメンバーはサイズ的に三人乗りで、パイロットと、「完成時点で一番科学に強ぇ奴」と実働部隊。「一番科学に強ぇ奴」に関しては、皆が千空だと思っていますが、合理的なところが千空らしいとゲンの言葉です。
実働部隊としては戦闘があった時でも対処できる人物、ということ司に決定です。マグマはおよびではなく、氷月もあっさりとお払い箱なところが合理的ですが、仕方ありません。
予想では司の復活はもうちょっと世界が安定してからと思っていましたが、「妹」という弱点をニギニギしたのでもう無害ということでしょうか。
ラストの回想シーンで「ただ一つ約束する! 君らにはもう二度と危険ってやつは訪れない これからはこの俺が闘うからだ!」と司が全裸でドヤってましたが、確かこの後に司帝国を築いて危険を訪れまくらせたような気が・・。
反乱とかになるとややこしくなるので、ロケットルート一直線だとは思いますが、どういうふうに展開していくのか面白くなってきましたね。
ちなみにほむらはついに出番がなく、行きは閉じ込められたまま、帰りはおそらく石化したままというかなりぞんざいな扱いでした。
次は司を復活させ、素材集め編になるもよう
次回のメインは司復活でしょうか。コールドスリープごと石化するのか、解いてから石化するのかわかりませんが、この漫画だと1話どころか半分くらいでさくっと終わらせてしまうかもしれません。
石化装置はラス1と明言されましたが、賊が隠し持っていたものだし、海に落下していたらいくつか放置されていてもおかしくありません。マンガ的に「ナシ」ということで、決着と思った方がいいかもしれませんね。
イバラ、モズ、氷月の石像の後処理については触れられなかったので、どこかに保管されているのだと思っていますが、ソユーズが温厚な人物でなければイバラは前頭首と同じように破壊されていたでしょうね。
そう言えば島民を復活させている時に、スイカの子分みたいな女の子(男の子?)がいました。どういう経緯であの帽子を被っていたのか少し興味があります。
アマリリスは参謀ポジションに収まったようで、宝島の住民では一番の勝ち組でしょうか。いずれ宝島の皆が協力してくれる場面があるかもしれません。
素材集め編からのロケット作成、パイロットの育成(龍水?)などどういう流れになるか楽しみですね。
「Dr.STONE」【141話 FIRST TEAM】【コミックライク】
↓良かったら応援して下さい!
Dr.STONE 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)[kidle版]