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Dr.STNOE【141話 FIRST TEAM】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

141話「FIRST TEAM」

前回までのあらすじ

月に行くことを決めた千空たちは、宝島の事後処理で石化された島民を次々と石化解除していきます。復活した島民はソユーズに忠誠を誓い、ソユーズは新頭首となって島に残ると宣言します。キリサメ、松風が千空らに同行し、島を離れて本土に向かいます。作る予定のロケットの乗員は三名。パイロット、化学要員、実働部隊。実働部隊として、司の復活を明言するのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【140話 新世界飛行士】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年14号)」のネタバレを含みます。

少年ジャンプ(14) 2020年 3/16 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 

司復活 石化装置の秘密 仲間の証

宝島から無事に帰還した千空たちを出迎える居残り組。松風をタナボタで配下にした銀狼がゲスってますが、慣れたもので総スルー。皆のヒビがなくなっていることにすぐ気付いています。

 

石化装置を持ち帰って来たことにルリは、災厄さえも味方にしてしまう「科学」に感嘆し、未来は兄・司を想って安堵しています。

 

浮かない顔をしている千空。イバラに負わされた傷もそのままで、一人だけ顔にヒビが入ったままの千空を見て異変を感じ取ったのは龍水。船乗りのカンと言っていますが、龍水は基本スペックが高いです。

 

龍水が察したように石化装置を使わずに取ってある理由は、驚きの「電池切れ」。まさかそういう理由があったとは。

 

前回の感想で、即死でなければいくらでも回復可能になって緊張感が薄れる、と心配事を書きましたが、その必要はなかったです。

 

千空いわく電池かどうかはわからないが、「何かのエネルギー」。無から無限のエネルギーはどうあがいても生まれないとのこと。

 

キリサメに範囲指定が半径だと確認すると、最後、イバラに使った時の指定は5メートルだったにもかかわらず、広がった石化光線は半径1メートルちょっとだったと千空は言います。まったく気付きませんでした。

 

キリサメは幼い頃に頭首から、「石化光線の光を広範囲に濫用してはならないという言い伝えがある」と聞いていたようで、心当たりがある様子です。くるくるの触覚があるちっちゃいキリサメは、無邪気な顔をしていて可愛らしいです。

 

皆は司をコールドスリープしている場所に向かい、最後の希望を託します。

 

未来が司の手を握り、大樹が「未来 全力で握りしめておくんだ 兄さんの手を!!」と強く握らせ、コハクも激しく押し付ければわずかな光でも効き目がるかもしれないと同意しています。

 

気休めに過ぎないとわかっていてもぎゅうぎゅうと握りしめ、そこに千空も手を添えます。「気休めでもやらねえよりゃマシか ククク これで俺も石化に巻き込まれりゃケガもヒビも消えて合理的だしな」と相変わらずのツンデレです。

 

ゲンも手を添えます。司はコールドスリープ状態のまま石化開始。「1m 1second」と唱えると、かすかに石化装置が光り、司だけ石化。即座に復活液をかけて再生します。

 

というか通常通りに作動していたら、全員仲良く石化して誰か別の人が復活液をかけに来ないといけませんでした。司だけ石化からの復活で良かったです。傷も治っていて、未来と感動の再会です。

 

司ファンでもある情報屋の南も、ニッキーやルリに促され、司とご対面です。このシーンで、ルリが意外に力があるということが判明。クロムいわく「ゴリラコハクの姉貴」とのことですが、コハクに笑顔でボコられています。

 

千空と司は無言でのドライな再会。通じ合ってる感があり、お礼も言わないところが逆にらしいです。すかさず現況を訊ねる司に、松風は「起きて即座に!」と驚いていますが、司を知るメンバーは「いつでもあんなだよ」と動じていません。

 

しかし、「月に攻め込む」と千空にさらっと言われて、さすがの司もフリーズです。それでもすぐさま理解して、「月に行ける人数はわずかだ」と単体で強い戦士が必要なために復活させたのだと察します。

 

「・・クククそうだ100億パーセントな 分かってんじゃねえか んでなきゃテメーの顔なんざ見飽きすぎて見たくもねぇ」と千空は毒づき、司は遠回しな気遣いに微笑で応えますが、空気の読めないゲス銀狼が口を挟みます。

 

「こきレベルMAX」になった銀狼が、「ホントはアレでしょ 冷凍が腐る前にって司のために急いで戻ってあげたんでしょぉ~ そうゆうベタベタしたの二人とも好きくないからってぇえ!」。

 

「だって強い人 欲しいだけなら『僕の最強の手下』護衛の松風くんだっていいわけだもんねぇえ」と千空を肘で突いていますが、千空は無視。コハク他はドン引きです。銀狼はすっかりいつもの調子に戻ってますね。

 

松風は司の佇まいを見て只者ではないと察知し、落ちついたら手合わせをと申し出ますが司は即座に了承します。司の部下がさりげなく「司マント」を持って来てくれていますが、こういうのを見ると司はカリスマでもあったんだなと再認識します。

 

手合わせは瞬殺で司の勝利。銀狼の鼻っ柱も折れてようやく「こきレベル」がゼロに戻りました。

 

ただ、司も松風の強さを感じ取り、(ここに現代の磨かれた武術を習得すれば・・)と将来性を買っています。氷月やモズは復活させない方向のようですが、足りない戦士成分は松風で補う方向でしょうか。

 

司は「俺はおめおめと科学王国の戦士として仲間に加わるわけにはいかない 違う理想の世界のために石像たちを傷つけた その事実は消えな――」「あ”- いいから そういうの」と千空がぴしゃり。

 

大樹も「結局杠が軒並み直してくれたしなー!」とこっちも気にしていません。司の心情を思いやっているのはメンタリストのゲンです。

 

電池切れになってしまった・・ということになった石化装置。一人だけヒビが消えない千空のことをスイカが気遣っていますが、もちろん千空は気にしていませんし、龍水もホワイマンに勝って石化の謎を解明すれば治し放題とこっちも前向きです。

 

そんな気配りをまるっと解決したのがゲン。「千空ちゃん一人ズルいじゃない~ 俺も戦化粧♪」と黒墨(?)でかつてのヒビ模様を顔に書きます。「シンボルにピッタリでしょジーマーで♪」

 

「みんなの戦化粧が消えるのは みんなで石化の元凶に勝ったその瞬間」と言うと大樹、杠、龍水、フランソワ、ニッキー、羽京、他モブらが揃って化粧します。ゲンはここぞとばかりに司にも強要。言葉でも煽って、さすがに断れません。

 

「ありがとうゲン みんな」とその気遣いを受け入れた司は、二本のヒビを顔にザシュッと書き入れます。【獅子王司が仲間になった!!!】のテロップです。

 

司の仲間入りで、「ホワイマンがどんなんでも これなんか勝てんじゃねって気ぃする!!」と盛り上がっています。

 

千空がお待ちかねの「これが楽しい宇宙船クラフトのロードマップだ!」と紙の束を取り出したところで、次回に続くです。詳細は次ですね。

 

ゲンの気遣いでまとまった科学王国 石化装置問題とヒビ問題も解決

司帝国を作って戦争までやらかした元凶の司の加入は、物語的には必須としても心情的にどうなんだろうという感じはありましたが、千空自身があまり気にしていませんし、周りも大樹を始め特にわだかまりはないようです。

 

元から司の部下だったメンツには好かれていますし、あとは口実というか流れさえあればいい、というところでゲンの活躍です。

 

ヒビ問題は「顔にヒビがあってこそDr.STONE」みたいなところもありましたので、石化復活で皆のヒビが消えてしまったのは残念にも思っていました。それがこんな形で復活するとは。

 

驚きでしたし、その理由についても「戦化粧」ということで、次に消えるのは石化の元凶に勝った瞬間というのがじんときました。司も「ありがとう」と素直に受け入れれざるを得ませんよ。

 

まあ、なんか一人だけ別格という感じで顔に墨を入れてましたが、単体で松風より遥かに強く、最強の戦士という看板は変わりないようです。今度こそ従順に、戦士として科学王国のために働くのでしょうか。

 

石化装置問題も、まさかの電池切れとは思いもしませんでした。一応、何の力で動いているか判明するまでは使用不可、ということでいいのでしょうか。そうなるとキリサメの出番が随分と減ってしまう気がしますが・・。

 

諸問題を解決し、次回はいよいよ「宇宙船」のロードマップです。結構な量の束の巻き紙を持っていましたし、3~4ページくらいは説明に裂くでしょうか。

 

久しぶりに科学マンガ復活という回になるかもしれませんね。

 

「Dr.STONE」【142話 WORLD POWER】【コミックライク】

 

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