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Dr.STNOE【143話 RYUSUI VS. SENKU】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

143話「RYUSUI VS. SENKU」

前回までのあらすじ

司を仲間に加え、宇宙船計画を進める千空たち。計画のためには5つの街を世界中に復活させないとならず、まずはコーンの街を作るためアメリカへと向かうのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【142話 WORLD POWER】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年16号)」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(16) 2020年 3/30 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 

航海ターンをスキップせずに、なんとポーカー対決!?

アメリカまでの航海が長いので、ダイジェストでスキップして1週で到着してしまうのかと思っていましたが、皆の安全のために現実的な龍水が70日かかる「等角航路」を推し、未来のために合理的な千空が40日で行く「大圏航路」を主張。

 

どちらも正しい理論で真っ向から引かずに論戦となり、ドイヒー作業が嫌いなゲンが龍水とタッグを組んだのが意外でした。

 

龍水が少し譲って船員の食糧配給を倍にするのと引き換えに10日短縮を提案しますが、千空は一歩も譲らず直接対決で決めることになります。決闘方法はポーカー。ディーラーは公正な羽京ですが、顔が引きつっています。

 

服まで正装して千空は呆れていましたが、龍水の言う「ギャラリーにこの勝負が公式(フォーマル)なものだと見せつけるためだ」との論には説得力がありました。なるほど。

 

そして、必勝を確信する龍水にはゲンが味方につきます。「インチキメンタリスト」が100億パーセントイカサマすると千空は抗議しますが聞き流され、コハクが助太刀に入って千空とタッグを組みます。

 

コハクはますます千空のパートナー感を出してきました。ドレス姿も艶やかで、動体視力でゲンのイカサマを見破る算段のようですが、うまくいくでしょうか。

 

龍水は単体でも頭がキレるし、ゲンはイカサマなしでもカードゲームでは強者でしょう。千空も頭脳では計算能力を始めとして一歩抜きんでている感はありますが、コハクがカードゲームをどこまで理解しているか。

 

むしろイカサマを使って勝たないといけないのは、千空の方かもしれません。コハクが千空の「目」としての役割を全うして、ゲンのイカサマを封じつつこっちのイカサマを見破らせないようにするとかでしょうか。

 

退屈なアメリカまでの航海が一転していきなり盛り上がり、しかも船の航路を賭けてというガチ勝負なので見応えもあります。想像を超える展開。

 

途中、千空と龍水の言い争いを大樹が割って入って吹っ飛ばすシーンがありましたが、二度目は二人とも難なく避けてゲンに「学習能力ゴイスー」と言わしめるところは微笑ましかったです。

 

南は航海記録を録るために、船のメンバーを取材をしていました。クロムの閃きからいつの間にかボイスレコーダーを作っていたようで、カセキとクロムの二人は相変わらず規格外です。

 

以下、取材の順番。「霊長類最強の高校生」司、「軽薄メンタリスト」ゲン、「名探偵少女」スイカ、「神腕職人」カセキ、「閃き科学使い」クロム、「堅物の投擲戦士」キリサメ、「堅物の槍戦士」金狼、「復讐の武士」松風、「ドゲス戦士」銀狼。

 

司は世界の守り人になろうとしていて、ゲンはいつも通り軽薄、スイカは皆の役に立ちたいと笑顔で、カセキ・クロムはボイスレコーダーにウキウキ。

 

キリサメは「あなたがたの力になれという与えられた命に従うだけです」と淡々としていましたが、金狼はどうかと南に振られると途端に赤くなってもじもじしていて可愛いらしいです。

 

単に恋愛面に奥手で恥ずかしかっただけなのか、金狼を意識してのことなのかこのシーンでは判別がつきませんでしたが、キリサメと金狼に恋愛要素が絡むシーンはあったでしょうか。南が勝手に「堅物」で括っているだけかもしれません。

 

投擲戦士、として分けられていましたが、飛び道具では羽京がいますし、キリサメの活躍の機会はあまりないような気もします。

 

銀狼はまたもや出発前にゴネて逃げようとしたみたいですが、従順な松風に善意でおぶわれて乗船したようです。ドゲスではありますが、一応戦士扱いです。

 

あと、インタビュー相手以外に乗っている他の主要メンバーは南、羽京、「船のリーダー」龍水、「科学のリーダー」千空、大樹、フランソワ、コハク、ニッキー、杠、陽、マグマ?と手下?あたり。宝島に行ったのとほぼ同じ感じです。

 

大海原を進むペルセウス号の見開きでの一枚絵が、壮大なスケールを感じさせてくれてゾクゾクしました。女性陣も衣装と共に魅力がアップしていて、ストーリーも勿論のこと、絵の力もかなりパワーアップしていますね。

 

勝負の行方は?

龍水の言っていることは安全面で言えば正しいことですが、40日で着かないとイエローデントを育成するのに間に合わない、という千空の方が現実的です。

 

そもそもコーンの街を作りに行くのに、タイムリミットで1年先延ばしになるとかあってはならないことで、40日の路線はマストだと思われます。

 

ただそれだと船乗りの龍水が皆の安全を放棄した、となってしまうのでこういう形で決着を着けることになったのでしょうか。

 

勿論、龍水はゲンを引き込んでまで勝つ気でいますから、70日から譲歩して60日にした日程は精一杯の限度で、負けて千空の意見を通すつもりはないでしょう。

 

そうなるとコーンの件が詰みですが、龍水はそっち方面にも解決のアテがあるということでしょうか。

 

漫画的には千空が勝って大圏航路の40日になると思われますが、ポーカー勝負は傍から見ると龍水・ゲンの方が千空・コハクより強そうです。どんな手を使ってくるのかが注目ですね。

 

さすがにポーカー対決を何週も引っ張るとか、エスポワ○ル号のカ○ジではないんだし、次週で勝敗は決すると思います。

 

その後の展開はアメリカまでのスキップなのか、航海中のアクシデントなのか、どっちになっても面白い予感しかしませんね。

 

「Dr.STONE」【144話 RYUSUI GEN VS. SENKU KOHAKU】【コミックライク】

 

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