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Dr.STNOE【146話 BAR FRANCOIS ~BITTER SIDE~】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

146話「BAR FRANCOIS ~BITTER SIDE~」

前回までのあらすじ

航路が大圏航路に決定したものの、船員の福利厚生を訴える龍水の要望に応え、フランソワの運営する「BAR FRANCOIS」とカジノを開店させ、船員の心の栄養を養うのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【145話 BAR FRANCOIS】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2020年19号)」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(19) 2020年 4/20 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 

BAR FRANCOISの大人バージョンと武力増強

BAR FRANCOISの大人バージョン誕生と、松風の語る石化武器騒動、銀狼が改心してゲス解消、それから武力増強という流れでした。

 

バーは陽がしつこく「酒」と言い張ってゲス銀狼も追従したのでどうなるかと思いましたが、船に乗る前に既に千空がビールを造り出していました。

 

麦を主にコハクの人力で、タネを取って濡らして→炙って乾かして→ワシャワシャもんでゴミを排除して→さらにボコボコにして→お湯で溶いて濾せば、麦の汁のできあがり。

 

そこに「日本のホップ」カラハナソウをブチ込んで煮込み、あとは酵母菌で仕上げです。いくつもの樽が船内に積み込まれており、発酵したビールが解禁となりました。

 

酒に酔った陽の調子のいい語りに続き、ゲス銀狼が松風に自分に似ているという頭首様(うえさま)の昔話をせがむと、思った以上にシビアな石化武器を巡る争いの話が飛び出しました。

 

石化武器群が宝島に降り注いでからほどなくして、誰かが石化武器の使い方を見つけ出して争いの道具として使われるようになっていました。この頃は投擲ではなく、棒の先に石化武器をつけて、相手に突き出して石化させていたようです。

 

昔の頭首の姿も描かれていましたが、凛々しい銀狼という感じの出で立ちです。石化に巻き込まれてしまった頭首の左腕を斬り落として救い出した松風でしたが、傷が深く致命傷。松風の手当ても空しく今際の言葉を絞り出しています。

 

石化武器について、「初めは天罰かと思った でも妙だ みんなの石化が目的なら装置一つで全てを包めば済む話じゃないか」「そもそもなぜ僕ら人にとって こんなにも使いやすくできてる?」まるで僕らが勝手に石化しあうように仕向けられたかのような――。

 

「悔しいんだよそれが 天に目にもの見せてやりたいんだよ松風 僕たち人はそんなに愚かじゃないぞって 人間を舐めるなよって」。

 

その言葉を最後に頭首は息を引き取り、阿修羅となった松風が周囲の敵を蹂躙、しかし、石化武器の最後の一つの石化に巻き込まれました。後世に伝えなけれならないという思いから、忌まわしき元凶の印を腕に刻み込んでいます。

 

壮絶な過去でした。ただ気になったのは、松風が石化したシーン、(何処だ・・何処からくる)と思考しているところのコマで、いくつもの石化武器が空に飛び交っているように見えますが、これは松風の想像というか予想なの?

 

何処からくるかわからない、というのを示すためにいくつもの石化武器が飛んでいるのか?というふうに解釈しましたが、ちょっとわかりづらかったです。

 

あまりにものシリアスな空気に、さすがに銀狼もゲス銀狼から反省してノーマル銀狼に戻っています。松風は頭首を護れなかった自分の咎がホワイマンへの仇討ちで消えるわけではないとわかっていながらも、それでも石化武器を許せないとのこと。

 

フランソワがそっと近づき、松風カクテル「抹茶ビール」:ビール、抹茶小さじ一杯を差し出します・・が、ひとくちで酔っ払ってバッタリと倒れ込みます。フランソワもびっくりです。

 

松風が起きた時には夜になっていて、武稽古が始まっています。酔って司に指南を願い出ていたようです。司もトレーニングの重要性を感じており、問題ないとのこと。

 

その指南役に指名されたのは氷月。「バトルはテメーが専門だ司 テメーが要るっつうんなら好きにしろ」と千空の許可がありましたが、お早いお帰りでした。もう生き返っちゃうのか・・。

 

司は自分が格闘屋なので武芸指南なら氷月、と松風を鍛えて欲しいと頼みますが、氷河は条件をつけます。「司たちブチ殺し罪の免罪か」とチャカす千空に、司法機関も蘇るだろうから許されないだろうし、そんなものは要らないと氷月。

 

復活液を二人、「二人分の権利を私にください」と、氷月が復活させたのはモズとほむら。ほむらに関しては久々ですが、モズはもうそのまま石化づけにしておくのかと思っていましたが、こちらもお早いお帰りでしたね・・。

 

武闘派が司を筆頭に氷月、モズ、ほむらと旧・悪人側のメンツが揃い踏み。反旗を翻されたら一発アウトの面々ですが、本当に大丈夫?

 

善人側で松風、コハク、キリサメ(今回も姿を見せず)、羽京、その下に金狼や銀狼という位置付けになった感じです。マグマはどっちだ?

 

銀狼はガチメンバーには混ざれないまでも、やる気を出したのか金狼相手にこっそり鍛錬するのでした。

 

 

武力の増強が半端ない

タイトルが「BAR FRANCOIS~BITTER SIDE~」とあり、扉絵の「Dr.STONE」のロゴもオシャレな感じになっていたので、もう一回お休み回かと思っていましたが、松風の壮絶な過去語りから急転。

 

後半は最強武力集結でした。氷月やモズの扱いをどうするのだろうかと宝島編が終わった時に思っていましたが、司が統率するだろうという判断で全員生き返らせてしまうとは。

 

このあたりは「王道ジャンプ=昨日の敵は今日の友」という感じですが、心情的にはまだすんなり受け入れられません。

 

モズは氷月とやり合ってちょっと株を上げたようですが、それまでがクズ(銀狼のゲスとは違う)だったのでそう簡単に受け入れられません。キリサメがまた出てきませんでしたが、モズと顔を合わせたらどういう反応をするのでしょう。

 

ほむらは長らく石化していましたが、前回石化した時から相当状況に変化があると思います。ちゃんとついてこれているでしょうか。モズとともに氷月の管轄になるようですが、ほむらも善人ではないですしね。

 

ガチメンバーに気後れした銀狼が真面目になったところは、なんか可哀想な感じもしました。陽とかももう単なる賑やかし要員で、マグマもいつまで我慢していられるでしょう。

 

にしてもこれだけ武闘派を揃えるとなれば、アメリカ大陸に渡ったらバトル展開になるのでしょうか。Dr.STONEは科学のアレコレを楽しみたい派なので、あんまりそっちに寄って欲しくないなとは思っています。

 

松風の過去語りでの、「石化武器は最後の一つ・・」というシーンだけ、よくわかりませんでした。

 

頭首様(うえさま)の今際の際の台詞は何気に重要な言葉でしょうか。「装置一つで全てを包めば済む話」と言っていますが、既に一度、そうなってますからね。今後、この言葉が活きてくる場面があるかと覚えておこうと思います。

 

「Dr.STONE」【147話 SCIENCE JOURNEY】【コミックライク】

 

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