五等分の花嫁【3巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
3巻のあらすじ・感想
本作の作品紹介→「五等分の花嫁【感想】【コミックライク】」
2巻のネタバレ→「五等分の花嫁【2巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】」
以下、3巻のストーリーのネタバレを含んでいますのでご注意下さい。
目次
15話 「積み上げたもの」
16話 「いじっぱり」
17話 「夜の勉強会」
18話 「嘘つき嘘たろう」
19話 「焦りのデスロード」
20話 「中間試験」
21話 「おまじない」
22話 「結びの伝説」
23話 「6人の林間学校」
15話から20話 中間試験
中間試験を迎えるにあたり、5姉妹の父親から風太郎に電話があり、「5人のうち1人でも赤点を取ったら家庭教師を辞めてもらう」という条件が出されます。
卒業さえさせられればいいと長期戦を想定していた風太郎にとっては寝耳に水。慌てて試験対策を取りますが、三玖と一花は味方になって四葉も協力的とはいえ、ニ乃のガードは堅く、五月とはいつも売り言葉に買い言葉でなかなか和解できません。
最初は家庭教師を嫌がっていた風太郎ですが、らいはのためにもお金も稼ぎたいし、自覚はないものの5姉妹を放っておけなくなってきています。
まずは五月との関係改善から取り組みますがうまくいかず、五月に化けたニ乃にクビの条件を知られてしまいます。
一花の助けでマンションでのお泊り勉強会を開くところまではこぎつけますが、風太郎の女性の好みの話になったり集中できません。
三玖がはっきりと風太郎を意識し出していて、一花は自分の心を抑えながら三玖のサポートをしようとしています。
夜中、ベランダで休憩していると一花が風太郎を気にかけてくれます。五月とのことも心配してくれているようで、風太郎は思わず「ちゃんと長女してるなあ」と褒めます。ちょっと赤面する一花です。
夜も更けて風太郎は三玖のベッドを譲ってもらって寝るのですが、真夜中のうちに寝ぼけた三玖が自分のベッドに戻ってきてしまい、朝起きたら隣に三玖が寝ています。動揺する風太郎は少し三玖のことを意識したかもしれません。
まだ素直になれずにいた五月は三玖の姿をして風太郎を試しますが、ベッドで寝ているのが三玖であるために変装を見抜きます。
その後、風太郎は一花、四葉と一緒に、自分のついた嘘のために三玖を探しに図書館に行くのですが、一花の後押しもあってマンションに戻り、五月をわざと三玖と間違えたフリをして勉強を教えます。五月もそれを受け入れて勉強を教えてもらいます。
お互いに間違えたフリをしながら謝りあい、少しだけ和解した二人です。この巻の大きな見せ場ですね。五月がわずかばかりとはいえ風太郎と歩み寄りました。
一夜漬けで詰め込んでギリギリ試験に挑みますが、学校には遅刻寸前。変装作戦で乗り切りますが、肝心の試験結果は一花が数学、ニ乃が英語、三玖が社会、四葉が国語、五月が理科を赤点回避したものの他は全部赤点。
クビを覚悟している風太郎は5つ子たちに、珍しく優しい口調で問題点を指摘していきます。5姉妹父(中野父)からの電話には「次はもっといい家庭教師を雇って下さい」と爽やかに告げますが、ニ乃が機転を利かし、「私たち5人で5科目すべての赤点を回避したわ」とうまい言い訳で切り抜け、風太郎はクビを免れました。
いつの間にか二乃も風太郎のことを信頼したのかもしれません。そのきっかけが何だったのかはわかりません。
21話から23話 試験後のまったりタイムと林間学校の導入部
試験後、料理が壊滅的な三玖がコロッケを作ってふるまいます。味音痴の風太郎は普通にうまいと言って食べますが、ムキになって三玖が作り過ぎ、食べ過ぎで寝込んでしまうことに。
四葉が介抱しながら、「私が上杉さんの味方をしているのは好きだから」と告白します。すぐに嘘だと言いますが、意味深な発言でした。
中間試験の終わった学校では林間学校の話題で盛り上がっていて、キャンプファイヤーでダンスのフィナーレで踊っていた男女は生涯結ばれるという伝説が流行っています。
忙しい一花の身代わりになって化けていた三玖は、一花のことが好きな男子生徒にダンスの約束を迫られ、テンパってしまい側にいた風太郎の腕を掴んで「この人と踊る約束してるから」と嘘をついてしまいます。
一花と三玖の風太郎を巡る争いが複雑化していきます。
林間学校は四葉が旅の栞を作ってウキウキしていて風太郎も楽しみにしていたのですが、らいはが急に熱を出したために行かないことを選択します。ところが翌日(林間学校当日朝)にはらいはの熱は下がってケロッとしていました。
バスもないし諦める風太郎でしたが、意外なことに五月が迎えに来て、中野家の車で林間学校に向かうのでした。というところまでです。
感想
家庭教師を始めてから初の試験。結果は一人ずつ赤点回避で、目標を達成したわけではありませんでしたが、何故か二乃のアシストで家庭教師を続けられることになりました。
勉強以外にも5つ子のことを考えるようになった風太郎にとっても良かったです。それにしても二乃の切り抜け方は見事でした。姉妹のなかでは一番悪知恵が働きます。
険悪だった五月との関係も改善され、四葉も冗談かどうか「好き」と口にし、三玖、一花も好意を寄せています。
林間学校のイベントでどう盛り上がっていくのでしょうか。 楽しみです。
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