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五等分の花嫁【103話 最後の祭りが二乃の場合①】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

103話「最後の祭りが二乃の場合②」

前回までのあらすじ

学園祭二日目、一花は女優の仕事で撮影をしていました。姉妹が倒れたと電話があり病院に駆けつけますが、大事には至らなかった様子でした。風太郎と二乃も来ていて、学校へ戻る二乃と別れ、風太郎と共に夜道を歩きます。一花は抑えようとしていた気持ちが溢れてしまい、自分から風太郎にキスをするのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「五等分の花嫁」【コミックライク】

「五等分の花嫁」【102話 最後の祭りが一花の場合②】【コミックライク】

 

以下、「週間少年マガジン(2019年43号)」のネタバレを含みます。

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(感想→あらすじ→まとめ)

 

二乃のターン 家族への愛情溢れる二乃と男らしい風太

二乃編が始まりました。予想通り扉絵は、学園祭の後夜祭終了後の夜の教室で、誰かを待っているような二乃の姿でした。これで残りの姉妹も全員、夜の教室での姿が扉絵で描かれると思われます。

 

忙しい四葉のためにオープニングアクトを代わってあげたり、親が来るという友人の背中を押して送り出したり、マルオが来ていないか気になっていたり、家族への愛情に溢れている二乃です。

 

目立つとわかっていながらも衣装を着替えなかったのは、風太郎に見て欲しかったためとか、ガンガン攻める二乃でありつつ控えめなところもギャップがありました。

 

勇也とらいはが二日目に来る予定を繰り上げて初日に来たことには理由がありそうでしたが、勇也の口からはっきりとマルオとは学生の時からの腐れ縁と提示されました。風太郎は気づいていなかったようです。

 

招待状は読んでいるようだし、マルオの方からも少しずつ歩み寄っていると勇也は言い、二乃は考え込んでいます。

 

「だがもしこのまま来なければ 俺が直接文句言いに行ってやる」と風太郎は男らしい台詞ですが、勇也の思っているようにどの立場からなのでしょう。この時点では「恋人目線」ではないようですけど。

 

ちなみに二乃は金髪の勇也を見てイケメンと言っていて、やはり子供時代の風太郎の姿もタイプなのでしょう。

 

話の途中から二日目になり、「あれっ? 二乃は1話で消化しちゃうの?」と一瞬驚きましたが、学園祭には来ていたものの用事で帰ってしまったマルオに突撃するため、風太郎がバイクで二乃を攫いに来ました。バイクは店長のものでしょう。

 

風貌は恰好良かったらしいですが、ヘルメットのバイザーを上げた途端に(上杉君か~)と微妙な反応をされていたので、風太郎の良さは五つ子以外にはあまり浸透していないようです。

 

颯爽と現れた風太郎に二乃もびっくりしていました。エプロン姿のままですし、パンケーキにもこだわっていましたので、マルオの元にパンケーキを持って突撃という流れになるかと思います。

 

以下、あらすじです。

 

103話のあらすじ

扉絵は学園祭最終日、後夜祭全てのスケジュールを終了しますというアナウンスが流れる夜の教室で、一人でいる二乃の姿です。

 

時間は戻って学園祭初日。オープニングアクトで有名になった二乃の追っかけが、広場にいるらしいという情報を聞きつけて去って行きます。

 

謎解きの出し物に友人二人と隠れていた二乃は、「広場・・どういうこと?」と不思議がっていますが、二乃は知らないことながら一花の変装です。

 

友人には15時に約束があるのではと聞かれていますが、二乃は謎解きに頭を悩ませています。

 

友人二人もそれぞれ親と家族がもうすぐ来ると言い、それを聞いた二乃は強い口調で「だめよ! せっかく来てくれたのに! こんな所にいる場合じゃない!」と家族の元に送り出します。一人になった二乃はどこか寂しそうです。

 

オープニングアクトのせいで隠れながら進んでいたために、あっという間に時間が過ぎてしまい、仕事を引き受けたことを少し後悔していると、「この問題を解けばいいのか?」と後ろから風太郎の声がかかります。

 

驚く二乃。すぐに四葉も現れ、もうすぐ約束の15時だから迎えに来たとのことです。

 

例の暗号文を風太郎は目をグルグルさせながら「20と0の間の空白・・0月0日・・そうかこれが%・・20%・・100円の20% 20円・・にじゅうえん・・」と頭を回転させ、「二重円!」と解答を導き出しました。四葉は「100円ショップ・・」と当然わかっていません。

 

風太郎は二乃に「いつまでそんな目立つカッコしてんだよ」と言いますが、二乃は「だって・・見てほしかったんだもの」と顔を赤らめています。「二乃 可愛かったですよね!」と四葉が即座に言ってくれたおかげで、風太郎はコメントを避けられました。

 

オープニングアクトは本来なら四葉がやるべきだったところを二乃が引き受けたとのことで、風太郎は違和感の謎が解けたと言い、「どういう意味よ」と二乃を怒らせています。

 

二乃は四葉に、誰にでもいい顔をして仕事を引き受けすぎと注意しています。四葉は「でもありがとう おかげで公演は大成功だったよ」と演劇部での成功を報告しています。

 

陸上部の時みたいにならないようにと釘を刺され、苦い表情の四葉です。風太郎は「お前・・俺以上に働いているくせに相変わらず体力馬鹿だな」と呆れ、「褒め言葉になってませんよ」と四葉にツッコまれますが、「褒めてないからな」。

 

「それに二乃は相変わらず姉妹馬鹿だ」と言いますが、二乃は仕事を受けたのはそれだけではなく、「舞台の上からなら客層が見渡せると思ったのよ」。

 

風太郎は「?」ですが四葉は「!」、ピンと来たようで、父マルオに二乃が招待状を送ったことを説明します。「影も形もなかったわ ま ダメで元々気にしてないけどね」と二乃はこぼしています。三人で教室に向かいます。

 

時計の針が16時40分過ぎを示すカットが挟まれ、風太郎の告白シーンが経過しています。

 

風太郎は二乃と共にマルオを探します。二乃は風太郎の告白を思い出し、恥ずかしくてまともに顔を見れませんが、風太郎は平然としています。ついに「直電すっぞ」とシビレを切らしそうになる風太郎を二乃が止めます。

 

元から期待なんてしていないからと二乃。「お前だって勇気出して招待状送ったんだろ 納得できるのかよ」と二乃以上にアツい風太郎です。

 

そこに勇也とらいはが顔を出します。らいはは「やっと会えたと思ったら終わりそうだよ」と愚痴をこぼしています。風太郎は謝りながらも「一日目は来ないって言ってなかったけ?」と確認しています。勇也の都合で急遽来ることになったそうです。

 

二乃は勇也を見て、「あんたんちのパパ 何度見てもイケメンよね」と感想を漏らし、「お前 趣味悪いぞ」と風太郎が呆れています。

 

勇也は二乃にも会えてラッキーだったと言いますが、姉妹の誰かは判別できないようです。らいはは二女の二乃とすぐにわかったようです。

 

勇也は「マルオの奴 見てねーな もう帰ったのか?」とつぶやきます。「マル・・?」とそれが誰かわからない風太郎ですが、「父なら来てませんが」と二乃が答えます。

 

勇也はマルオの部屋に行った時に招待状を見たことを話しますが、風太郎は二人が知り合いだったことに驚いています。

 

勇也とマルオは学生の時からの腐れ縁で、勇也がバリバリのアウトロー(ステキと二乃)、マルオが不動の学年トップで生徒会長(すげーと風太郎)、よく対立したもんだと懐かしんでいます。

 

家庭教師を頼んだのも半ば強引にでしたが、「それに俺らを繋ぎ止めたのは先・・」と言いかけ、「いや これ以上は俺の言うことじゃねー」と言葉を止めます。「マルオの奴から直接聞きな」。

 

「もしかしてお母さん・・?」と二乃は思い当たります。いい女だったと言う勇也にらいはがショックを受けたような顔をしていますが、すぐに「うちの嫁さんの次にな」という言葉を聞いてにこにこ顔です。

 

しかし直接聞こうにも本人がいないのでは始まらないと風太郎が文句をつけますが、勇也は「安心しな」と、父親とは面倒くさい生き物で、マルオ自身の面倒くささも加わって二倍面倒だけども、「お嬢ちゃんたちが心を開いていったように あいつも少しずつ歩み寄っているはずさ」とのこと。

 

「わかったよ」と風太郎は「だが もしこのまま来なければ 俺が直接文句言いに行ってやる」と宣言します。「フー君・・」と二乃は頼もしさを感じていますが、(こいつはどの立場から言ってるんだ・・)と風太郎の真意が読めない勇也です。

 

二日目になり、パンケーキ屋には二乃と風太郎のバイト先の店長が、女性店員さんと訪れます。父親でなかったことにガッカリして店長に見抜かれています。

 

怪我の具合を尋ねる五月に、「いつでもいらしてくださいM・A・Y様!」と言われて「な なんのことでしょう」とあくまで五月はとぼけています。店長は怪我明けなのにバイクで来たことを、女性店員に窘められていました。

 

放送部が学園祭の様子をカメラでリポートして、大型ビジョンに映し出しています。三玖が取材され、パンケーキの店を宣伝する姿を、会場に来ていたマルオがビジョンを通じて見ています。

 

そこに連絡が入り、急用だったのか「ああ構わないよ すぐ行こう」とマルオは踵を返しました。

 

学園祭二日目終了のアナウンスが流れますが、パンケーキ屋はまだ客が捌けずにパンケーキを焼き続けています。

 

突如、わ、と盛り上がる客たち。「えっ何?」「かっけー」「つーか誰?」「きっと成田君よ カッコイ~」「前田じゃない? あいつなら似合ってるよね」と口々に言っています。

 

バイクで現れたその人がヘルメットのバイザーを上げると、風太郎でした。「あっ!」と声を上げる二乃の正面に立ち、「もう待ってらんねー」「二乃 付いてこい」とマルオへの突撃を決行するようでした。

 

ちなみに風太郎とわかった観客の反応は、(上杉君か~)というどこかガッカリしたような空気でした。

 

まとめ

一花、二乃の順番です。倒れた誰かの病室に現れた風太郎と二乃がセットだったのはこういう理由でした。

 

二乃の家族愛が丁寧に描かれています。風太郎が二乃以外の誰かを選んだ場合、家族愛の方が勝ってすんなり身を引きそうな感じになってきました。

 

勿論、そうならないように猛烈にアタックしていますが、今のところ手応えはありません。

 

風太郎も二乃へのフォローはしているし、「俺が直接文句を言いに行ってやる」と言ってその通りに実行していますが、恋愛感情から来る行動ではないように感じますし、二乃のルートはないのかなぁと思ったりしています。

 

時系列はまだ二人目なのでなんとか把握していますが、ふわっと読むタイプなので4~5人目になって来たらエクセルで表でも作って管理しないと、ついていけなくなるかもしれません・・。

 

とりあえず二日目の夜には一花のキスがありますので、二乃がどういった勝負手で風太郎の気持ちを引きつけるのか注目です。

 

「誰も選ばない」から気持ちが変わって最終日に「誰かを選ぶ」になって欲しいという思いもありますので、二乃の行動にも期待です。

 

「五等分の花嫁」【104話 最後の祭りが二乃の場合②】【コミックライク】

 

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