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五等分の花嫁【86話 シスターズウォー エイキシビジョンマッチ】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

86話「シスターズウォー エキシビジョンマッチ」

前回までのあらすじ

修学旅行最終日、三玖が告白をした裏側で姉妹たちもサポートしていました。姉妹同士のわだかまりも解け、これからは同じ好きなものを話せるんだもの、と笑い合いました。

 

「五等分の花嫁」【85話 シスターズウォー 7回戦(裏)】【コミックライク】

【漫画ネタバレ目次】「五等分の花嫁」【コミックライク】

 

以下、「週間少年マガジン(2019年25号)」のネタバレを含みます。

 

シスターズウォー表の告白したシーンの後から

三玖が告白したシーンに戻ってスタートです。

 

三玖に指差されて「好き」と言われた風太郎は、微笑みながら「ああ、知ってるぞ」と言い、「だが・・」と続けようとします。

 

三玖はそう言われるのを予想していたのかすぐにその言葉を遮り、後ろから覗いていた二乃に視線を合わせ、「やっぱり私は家族の皆が好き」と誤魔化します。

 

風太郎の台詞は普通に考えれば、「知っているぞ・・だが、恋愛感情はまだわからない」というような否定的なものでしょう。

 

しかし、「知っているぞ・・だが、俺もお前のことが好きだ」だとちょっとクサすぎますか。三玖ルートになるにはそんな感じの答えになると思いますが、恋愛感情を抱くにはまだ早いですね。あくまで今後のイベント次第でということでしょうか。

 

三玖はちょっと口元をほころばせていたので、今のところは気持ちを伝えられて満足なのかもしれません。今すぐに答えを出して欲しくなかったのでしょう。

 

それにしても三玖は姉妹たちが来ていることをわかっていました。最初の売り子の掛け声で一花と二乃の声だと既にバレていました。

 

風太郎は当然気付いていなくてびっくりしています。「ということは今の好きは・・」と慌てる風太郎に、三玖は意趣返しなのか得意気に笑いかけます。三玖のこういう悪戯っぽい表情は珍しいですね。

 

風太郎は恥ずかしくなって逃げて行きます。

 

二乃は三玖に誤魔化して良かったのか?と聞きますが、勝ち目もないのに特攻するほど馬鹿じゃないと返します。それに風太郎も思っているほど鈍くないと、風太郎の変化にも気付いています。

 

三玖は四葉にパンのお礼を、五月には下着のお礼を、二乃にはありがとうとだけ伝えます。一花にも何かを言おうとしましたが、一花は三玖を抱きしめて涙ながらに謝ります。

 

三玖も「いいよ 恋ってこんなにも辛いんだね」と答えます。三玖と姉妹たちは無事に和解しました。

 

風太郎も前田くんと武田くんと合流し、連絡先を交換して残りのルートを回ります。姉妹たちとは別行動になりました。

 

それからしばらくして一花が風太郎の元にやって来ます。

 

一花は迷惑をかけたことを謝りますが、風太郎がEコースの映画村を選んだのは、女優を目指している一花が来そうだと思ったからでした。言い過ぎてしまったことを謝りたかったようです。

 

人の気持ちを蔑ろにしてきた1巻当時の風太郎ではありません。

 

一花は風太郎から謝られて驚きますが、軽口で責め立てます。そして、ほっぺにキスをしながら「全部嘘だよ」と言います。

 

一花の言う「全部」とはどこまでのことなのでしょう。風太郎も混乱しています。

 

帰りのバスのなか、盗撮犯の正体が判明します。

 

風太郎が5つ子の思い出のために、武田くんに彼女らの写真を撮るように依頼していたのでした。風太郎は、バスのなかで仲良く5人固まって眠る5つ子をカメラに収めます。

 

それらの写真はアルバムにして、零奈に誕生日のお返しとしてプレゼントします。

 

零奈に感謝の気持ちを伝え、あの日に会わなければずっと一人だったかもしれない、将来的に良い思い出になると信じてアルバムを作ったと。ありがとうと吹っ切れた表情で去って行きます。

 

その後ろ姿を見送る零奈を「五月」と呼ぶ声がかかります。

 

五月は「勝手な真似してごめんなさい ですが打ち明けるべきです」「5年前 本当に会った子はあなただったと」と告げる相手は四葉でした。

 

四葉は「これでいいんだよ」と答えました。

 

ついに写真の子の正体が判明

三玖は最初の声かけで姉妹が来ていることに気づいていたのですね。さすがに長年一緒だったことはあります。そう考えれば怪しげな下着を着用したのも納得です。

 

風太郎を巡る争いも、一時、フラットなところからスタートしたいという思いがあったのかもしれません。

 

ブコメものの定番としては、最初に告白したものはたいてい負けてしまうのですが、三玖にもチャンスが残っているでしょうか。

 

そして、零奈と会った風太郎。盗撮騒動は風太郎が、姉妹の思い出を作るために武田くんたちに依頼していたものだったのですね。

 

零奈の正体は五月でしたが、写真の子=昔、風太郎と最初に出会った女の子は四葉でした。

 

いろいろと思い返してみればそれを示す伏線はありましたね。あまりにもさりげなく入っていたので、読んでいた時には迂闊にもまったく気づいていませんでしたが・・。

 

四葉が最初から風太郎に協力的だったのは、明るく社交的な性格ではなく、もしかしたら本人だと気付いていたのでしょうか。

 

何故、今まで打ち明けてこなかったのか、これでいいと言う四葉の気持ち気になります。

 

ヒロインレースからは一番遠いところにいるのが四葉だと見ていましたが、一気に首位争いに絡んできました。

 

ブコメとして驚くくらい、妻が誰になるのかわかりません。次週から新たな展開です。

 

「五等分の花嫁」【87話 私と姉妹①】【コミックライク】

 

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