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五等分の花嫁【96話 進み続ける日常】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

96話「進み続ける日常」

前回までのあらすじ

学校を辞める決意を整えた一花に、風太郎は自主制作映画に女優として出演してくれと逆転の発想で提案し、三玖のフォローもあって翻意させることができました。一方、一花は四葉には本当に自分のやりたいことを探すようにアドバイスするのでした。

 

「五等分の花嫁」【95話 分岐の時②】【コミックライク】

【漫画ネタバレ目次】「五等分の花嫁」【コミックライク】

 

以下、「週間少年マガジン(2019年35号)」のネタバレを含みます。

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(感想→あらすじ→まとめ)

 

四葉のターン再開! 風太郎は勉強もイベントも頑張る所存だけど家庭教師としてはピンチが・・

一花の退学騒動が無事に収まり、二学期が開始。学園祭のイベントがきました。ちなみに文化祭とは呼び方が違うだけで、内容は同じようです。

 

一花はすっかり心が落ち着いたのか、姉妹を気にかける余裕が戻ってきました。対して風太郎は自身の成績は安定し、イベントも徹底的に楽しむことを決め、四葉をフォローする余裕も生まれていますが、五月(?)のD判定には気付いていない様子。

 

「本業」である家庭教師が疎かになってしまっていて、後になって悔やんでしまうという流れになるのでしょうか。

 

四葉は一花の後押しもありますが、学園祭に乗り気です。学級長として風太郎と共に楽しんで取り組んでいますが、その裏で五月の成績が下がっているので、また四葉が自分を責める展開にならなければいいのだけどと心配しています。

 

ストーリー的には起伏があった方がいいのでしょうが、四葉の感情が上がったり下がったりは、いくらなんでもこれ以上は見ていられません。

 

三玖は自分の意見を主張できるようになり、クラスメイトにも認められ、二乃に頼ることを覚えました。風太郎との距離感は良くなっていますが、逆に独り立ちを予感させます。二乃は招待状をマルオに送ると思いますが、お爺さんの可能性もあります。

 

風太郎の真剣な表情に、封印したはずの恋心が溢れてドキドキする四葉は、自然で可愛いですね。輝いた瞳のアップが印象的です。風太郎に頼られたことで、アイデンティティも復活したようです。

 

最後のページは四葉の固まった笑顔と、二乃と三玖の表情が曇っていましたが何なのでしょう。普通に考えれば学園祭関連でトラブル発生でしょうか。

 

この表情と相まって、D判定が誰のものかわかりづらかったのですが、話の流れ的に五月ですよね。

 

以下、あらすじです。

 

96話のあらすじ

休学が決まり、登校する姉妹たちをマンションで見送る一花。ポストを覗くと、学園祭のチラシが投函されています。

 

学校で四葉、二乃、三玖が自分たちのクラスは何をやるのか話しています。去年は転入してすぐだったため準備に参加できず、今年は参加できることが嬉しいと三玖は言っています。

 

一学期に受けた入試判定の結果ももうすぐ返ってくるようです。進学を決めた二乃は風太郎とのキャンパスライフを想像していますが、三玖に「それはないね」とバッサリ否定されています。

 

学園祭が終われば受験まっしぐらと嘆息していると先生が現れ、四葉を職員室に呼びます。学園祭は学級長中心で回るのでその話でした。

 

職員室を出ると五月と出くわします。授業でわからなかったことを質問していたようです。学級長と言えば風太郎もそうで、四葉はこういうお祭りはどうなんだろうと考えています。

 

三年生は屋台と決まっているらしく、からあげにフランクフルト、じゃがバターと食べ物を挙げていきますが、食いしん坊のはずの五月は乗ってこず、塾の手伝いがあると帰ってしまいます。

 

四葉が不思議に思いながら歩いていると、図書館で勉強する風太郎を見つけます。その真剣なまなざしに思わず見入ってしまいまい、一花に言われた「四葉四葉の本当にやりたことをやってほしいな」という言葉が脳裏をよぎります。

 

扉の前で足を止めていましたが、リボンがはみ出していて風太郎に気付かれます。「なんか用か?」「用件があるなら早く言え 今は少しでも時間を無駄にできない」と言われ、それを微笑ましく思いながら、「上杉さんに用なんてありませんよーだ! お邪魔しました!」と悪戯っぽく言って立ち去りました。

 

四葉はドキドキと高鳴る胸に、「なんで今になって・・」と戸惑っていますが、背後から風太郎に声をかけられて「ぬわぁ!!」と驚きます。屋台のことを話し合わなくていいのかと、先生から聞いたと言います。

 

「時間は無駄にできないって・・」と四葉がこぼすと、「そういうことか」と納得した風太郎は「だからこそだ」と答えます。

 

「最後の学校行事だ 無駄になんかしないぞ」「やるからには徹底的に楽しむと決めた!」と宣言します。四葉に「頼りにしてるぞ」と言い、それを聞いた四葉の瞳が輝きました。

 

二人で去年のデータをまとめ、クラスで発表します。二乃が「こういうのは奇をてらわない方がいい」と去年1位だったたこ焼きを推し、男子がそれに乗っかります。たい焼きやタピオカの意見が挙がるなか、風太郎は三玖に何かやりたいかと聞きます。

 

三玖は「パンケーキ・・」とつぶやきます。去年までのデータにはなかったものですが、逆にありと風太郎は「ナイスアイディアだ」と褒めます。女子が同意し、三玖は照れています。

 

候補が絞れたところで解散となりましたが、三玖はクラスメイトにバンドをやりたい、招待状を送りたい、被服部で出し物をしたいと相談されて人気者です。何故か風太郎の元には誰も寄って来ず、「人望」と三玖に言われています。

 

二乃は招待状と聞いて何やら思い浮かべていますが、三玖が屋台をやる気満々なのを聞いて、「下手したら 周辺住民 同時食中毒だわ!」とストップをかけます。

 

しかし、三玖はバイトもやっているし、「私だって上達してる」と反論し、二乃もいるから安心と付け加えます。それを聞いた二乃は思わず嬉しそうにしてしまい、バツが悪そうにしながら、三玖と一緒にやることを認めました。

 

解放された四葉がやって来て、二乃に働きすぎじゃないかと言われますが、「最後のイベントですもんね」「一ミリも悔いの残らない学園祭にしましょう!」とはにかんだ笑顔で風太郎の顔を覗き込んできます。照れる風太郎です。

 

風太郎、二乃、三玖、四葉は帰りがてら駅前のファミレスに寄る相談をしていて、二乃と三玖は風太郎がどっちのバイトに行くかを話しています。どうやらケーキ屋のバイトも店長が復帰したようですね。

 

それらのことを風太郎は一花に勉強を教えながら報告しています。

 

一花は「大学入試は大丈夫?」と聞きますが、入試判定の結果用紙をちらつかせながら、「や やめろ! 見るな! これだけは見られたくない!」と三文芝居をする風太郎の態度で、良かったことを悟ります。予想通りA判定でした。

 

だた、学園祭の準備や家庭教師をしながらA判定を取るような芸当ができるのは、元々勉強ができる風太郎だからこそだと一花は言い、「皆をちゃんとよろしくね ここが正念場だよ」と長女らしく心配をしています。

 

風太郎は「心配ないさ 勉強も学園祭もきっとうまくいく」「見てな一花 最高の学園祭にしてやるぜ」と自信満々です。

 

しかし、その裏では何やらトラブルが起きているようで、女子と向かい合って固まった笑顔を見せる四葉、暗い表情をしている二乃と三玖、感情が抜け落ちたような顔でD判定の入試結果を見つめている五月の姿があるのでした。

 

まとめ

学園祭をどのくらいの回数でやるのかわかりませんが、「私とある男子」では長尺になると思っていたのにすぐ終わってしまったりと長さが読めません。

 

まあ、イベント的にも学校らしいイベントとしては最後になるので、簡単には終わらないと思いますが、四葉が完全に吹っ切れるストーリーを希望します。

 

五月は一人だけ風太郎とは絡まずに独自ルートを歩んでいますが、そのぶん風太郎が気にかけるようになった時、一気に距離が詰まるのでしょうか。

 

これまで風太郎を意識していなかった五月なので、たとえ好きになったとしても「花嫁」にはつながらないと思うので、あまり注目はしていないのですが・・。何かひっくり返るような仕掛けでもあったでしょうか。

 

ラストページの四葉、二乃と三玖の表情からすると学園祭関連でのトラブルだと思いますが、風太郎がそれに時間を取られて、ますます五月のことが後回しになって、一花に怒られるという流れかもしれません。

 

頼もしくなってきた風太郎の活躍を期待しています。「徹底的に楽しむ」と宣言していますので、トラブルさえも楽しんで乗り越えられるような風太郎であって欲しいですね。

 

「五等分の花嫁」【97話 変わり始める日常】【コミックライク】

 

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