SPY×FAMILY(スパイファミリー)【10話 MISSION:10】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
10話「MISSION:10」
前回のあらすじ
ダミアンを殴ってしまったアーニャは反省し、ロイドにも言われて謝罪しようとします。学校に潜入したロイドのサポートもあり、ダミアンに謝罪はできましたが、その際に取り巻きに悪意の塊をぶつけられて涙ぐみます。
ダミアンはその涙に胸を打たれたようですが、気持ちの揺らぎを受け入れられず捨て台詞を吐いて逃げ出します。それを見て勘違いしたロイドは、プランBは失敗したと思い込みました。
【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】
「SPY×FAMILY」【9話 MISSION:9】【コミックライク】
アーニャがオーバーヒート ヨルの優しさでロイドも方針変更
ダミアンと仲良くさせる作戦プランBが潰えたと思ったロイドは、改めて特待生コースのプランAに作戦変更します。アーニャに勉強を頑張ってもらおうと、算数を教えています。
アーニャはロイドの思考を読んでカンニングしようとしますが、複雑な思考を同時にいくつも展開するロイドの頭の中に慄いています。ヨルに狙いを変えて心を読もうとしますが、ヨルはヨルで全然勉強ができずまったく参考になりません。
勉強が嫌になったアーニャは自室に逃げ込み、ロイドが追いかけますが、こういうことは無理にやらせてもよくないとヨルに止められます。
特待生になるためには勉強は必要とロイドは言いますが、アーニャ自身が特待生になることを望んでいるのかとヨルに問われ、言葉を返せないロイド。特待生プランは任務のためであって、アーニャの希望ではありません。
アーニャには楽しく学校に通ってもらいたいとヨルに言われ、ロイドは考えを改めました。ココアを入れてアーニャに呼びかけますが、アーニャはドアの向こうに引きこもったままです。
ヨルは弟との喧嘩を思い出すと言います。ヨルの弟ユーリは外務省勤務のエリートで、ロイドはヨルが勉強を見ていたのかと訊きますが、ユーリは自分よりもできる子だったとの答え。
いつも教えられてばかりで、褒めてあげると満面の笑みで喜んでいたとのこと。ヨルに教えるのが嬉しかったのか、ほっといても勉強をしてばかりいたと聞いて、ヨルに褒められるのがモチベーションになっていたのかと分析するロイド。
ヨルは、もしそうならアーニャにとってロイドもそういう存在になればいいのではと言われます。どんなに小さなことでもいいから、努力に対して褒めてあげるといいかもしれないと。
任務のためにまず理想の父親を演じなければならなかったかと振り返るロイドですが、アーニャが100点満点と言っていたのだから、「ロイドさんはアーニャさんにとって立派な父親です!」とヨルの言葉にはっとします。
アーニャの様子を見て来ると部屋に行くと、アーニャは眠っていました。一人で勉強を頑張っていたようです。アーニャを優しくベッドに移動させます。
一方、ユーリは同僚のドミニクから、姉のヨルが結婚していることを知らされて驚いています。なんだかんだとドタバタしていて、ヨルはユーリに結婚の報告するのを忘れていたのでした。
まとめ
ほっこりホームドラマでした。
任務のために目先の成果ばかりを追いかけていたロイドに、優しく(任務のことは知らないけれど)ヨルがロイドは立派な父親だと言い、ロイドははっとさせられます。
確かにアーニャは面接の時に「100てんまんてん」と答えていますし、合格祝いの「すぱいごっこ」にも付き合っています。アーニャもロイドに懐いていますし、もう父と娘の関係ですね。
アーニャもロイドのためを思って、アーニャなりに勉強をしようとしているのが良かったです。
それにしても心が読めると言っても、複雑な思考までは追い切れないとか、完璧ではないのですね。なんでもかんでも心を読んで解決してしまっても面白くないので、このくらいの方がバランスがいいです。仲良くやっていけたらいいですね。
ヨルの弟ユーリが登場しましたが、どうにもシスコンぽいです。フォージャー家にどういうふうに絡んでくるのでしょうか。
「SPY×FAMILY」【11話 MISSION:11】【コミックライク】
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