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SPY×FAMILY【22話 MISSION:22】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

22話「MISSION:22」

前回のあらすじ

ロイドの危機を白犬を通して察知したアーニャが現場に向かい、アジトの爆弾を発見してメッセージを残して注意喚起します。アジトに駆けつけたロイドらはアーニャの機転で爆弾を回避、キースを追います。ロイドは標的になっているブランツ大臣になりすまし、キースの目を引いて爆弾犬との一騎打ちに持ち込むのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】

「SPY×FAMILY」【21話 MISSION:21】【コミックライク】

(以下、22話のネタバレを含みます)

(今回から、あらすじ部分を感想と一緒にします)

 

テロリスト事件編決着! 白犬が無事フォージャ家の一員に

爆弾犬に襲いかかられたロイドは、銃撃で背中のバッグの紐をピンポイントで撃って外してから、防塵素材の服を着た左腕をかませ、右腕で背中の爆弾を川に投げ捨てるというスゴ技で危機回避。

 

遠くから見ていたキースは犬が喰らいついたところしか見えず、スイッチを押すも爆弾は川の中。相手が大臣だと思っていたキースは驚愕していました。水しぶきに煙るロイドの影を見て、違うと確信して逃亡へと移ります。

 

ロイドの仕事はそこで終了。ナンバーも割れているので逃げることなど不可能で、あとは仲間に任せます。

 

しかし、トドメを刺したのは意外にもヨル。アーニャを探していましたが、逃走するキースを発見。アーニャへの恨みを忘れておらず、果敢に車の前に飛び出ると、後ろ回し蹴り一閃。車を吹っ飛ばして電柱に激突させて大破させます。

 

自ら通報して、ロイドの仲間たちの手を煩わせることなく一件落着です。ヨルはいつも出番がありませんが、見せ場があって良かったです。

 

ロイドたちは事後処理をしています。大した騒ぎにならなかったので後は「なかったこと」にして済ますこと。残りの犬たちは色々と調べるようです。

 

ロイドが家族の元へ向かうと、ヨル、白犬に乗ったアーニャとばったり出くわします。「こんな所で何を・・?」訊ねるロイドに、「ちちのといれがしんぱいでもどってきた」「アーニャさんが心配で追いかけてきました」とアーニャ、ヨル。

 

白犬のことを訊くと、テロリスト事件に二人とも巻き込まれていたと知って驚くロイド。ヨルに謝ってから、アーニャには「一人でチョロチョロするなとあれほど言ってるだろ!」と叱って涙目にさせますが、すぐに「ケガはなかったか?」と労わります。

 

「いぬさんがまもってくれたから」とアーニャ。ロイドは白犬がプロジェクト<アップル>の実験体ということを察知し、隠れていたハンドラーと目くばせします。

 

「娘を助けてくれて礼を言うよ」と白犬の頭を撫でます。そこへハンドラーが部下を連れてやって来て、中央で起きた事件の捜査という名目で、テロリストに訓練された犬ということで引き取っていこうとします。

 

ヨルは納得しますが、アーニャは頑強に抵抗。がばっと白犬にしがみついて、「アーニャ このいぬさんがいい!」と離れません。「アーニャこのいぬさんかう!」「アーニャのことたすけてくれたもん!」。

 

困ったロイドは「小さい犬がいいって言ってたじゃないか」と説得を試みますが、「このいぬさんがいい! でっかいのがいい!」とアーニャも譲りません。

 

「ワガママ言うな!」ととうとうロイドも怒りますが、アーニャの意思は堅く、「このいぬさんかってくれなきゃ アーニャぐれてがっこうやめる!」ととんでもない切り札を切ってきました。

 

がーんとショックを受けるロイドとハンドラー。動揺するロイドでしたが、ハンドラーは一瞬で思考を切り替え「わかった よかろう」と許可を出します。

 

このままオペレーション<梟>が頓挫するよりマシ、一頭くらい行方不明になったところで問題ないとの判断です。しかし、白犬の管理はロイド任せで、ロイドはまたしても仕事が増えています。

 

その内緒話を聞いていたアーニャは、「ほかのいぬさんいっぱいいたけど けいさつやさんで いじわるされちゃう・・?」心配しています。

 

ハンドラーはアーニャの頭を撫でながら、安心しろと言います。丁寧に扱うので、アーニャも白犬に優しく接してしっかり面倒を見るようにと諭します。

 

「あざざます(ちちの)えらいひと」とハンドラーの正体を思考読みで知っているアーニャですが、素直に頷いています。

 

「いい子じゃないか」「人の苦労も知らんで・・」「いや わかるよ 私にもあれくらいの娘がいた 今日が平和で何よりだ」というロイドとハンドラーのやり取りは、前回、シリアスな面を見せたぶん深みがありました。「そうですね」とロイド。

 

ひとまず白犬は検疫のために一時預かりとなり、ロイドたちは一旦帰宅します。「おうちにかえるまでが えんそく ゆだんしたらだめ」とアーニャはどこで覚えてくるのでしょう。

 

帰り道、(フフフ 私ってば今日 悪者さんを倒して 人知れず お国の兵らを守っちゃいました♪)と上機嫌のヨル。

 

(ふふふ ちちばくだんとめられたのアーニャのおかげ アーニャせかいすくった)とご満悦のアーニャ。

 

(はぁ かろうじて東西の緊張は回避できたが体がもたん・・)と一人疲れ切っているロイドの三者三様の姿が面白かったです。

 

翌日になり、犬を待ち切れないアーニャ。呼び鈴が鳴るとすぐにドアまで駆けつけます。黒服に連れられて白犬がアパートに入って来てアーニャがお出迎え。

 

「アーニャんちへ いらさいませ いぬさん!」満面の笑みでアーニャが手を広げると、右にヨル、左にロイドが微笑み、予知にあったシーンの再現になりました。「きょうからここがおまえんち!」。

 

白犬は過去を思い出しています。「8号」と名付けられて薬をいくつも打ち込まれたり、残飯のようなエサ、電圧不可などの実験の数々。「犬なんぞ死んでも替えはきく」と酷い目に遭っていました。

 

しょぼんと元気のなくなってしまった白犬を心配して覗き込むヨル。アーニャは「きんちょーしてるのか? おやつくう? えんりょするな」。

 

「おまえはもう ほーじゃーけのかぞく!」アーニャの声に、ようやく白犬の緊張が解け、一歩踏み出すとアーニャに体を預けて「ボフッ」と鳴きました。

 

会談も2日目になり、軍縮に向けた交渉が順調に進んでいると、テレビの音声が流れるのでした。

 

まとめ

キースの最後の抵抗もなく、ヨルによって決着が着きました。長編でしたが、アーニャの活躍は勿論、ヨルにも見せ場がありました。まあ、ロイドの苦労はいつも通りです。

 

さりげなく白犬の監視というか経過観察の仕事も押しつけられているあたり、本当に過労死目前ですね。

 

白犬を引き取ることはわりとすんなりでした。「ぐれてがっこうやめる!」は今後も最強の切り札になりますが、味を占めてワガママになってしまわないよう何か手を打つ必要があるかもしれません。

 

注目していた名前決めまでいきませんでした。アーニャは「おまえ」呼びで定着していますが、そのままというわけにはいかないだろうし、やっぱりアーニャが名付けるのでしょう。

 

一番候補はアーニャの好物の「ピーナツ」ですが、白という特徴を捉えていませんし、足元の黒いソックスのような部分も表せません。他にアーニャの興味と言えばスパイとペンギン。

 

この犬を学校に連れて行くと言いそうな気もしますが、どうなるでしょう。展開としては犬のお披露目という名目で、ダイアンやベッキーのおうち訪問というステップになるでしょうか。

 

長編が決着しましたので、次は短めのほのぼの回もいいですね。

 

「SPY×FAMILY」【23話 MISSION:22】【コミックライク】

 

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