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SPY×FAMILY(スパイファミリー)【6話 MISSION:6】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

6話「MISSION:6」

前回のあらすじ

二次面接の三者面談が始まり、ロイドは対策通りに進めていましたが、面接監の一人スワンが八つ当たりのような嫌味を投げてきます。我慢していたロイドでしたが、母のことを訊かれて泣くアーニャを見てキレ、面接を放棄して帰ったのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】

「SPY×FAMILY」【5話 MISSION:5】【コミックライク】

 

ハラハラの合格発表はヘンダーソンのおかげで補欠入学 アーニャのおねだりでスパイごっこをする<黄昏>

合格発表当日。合格者発表の掲示板を見に行くロイド、ヨル、アーニャですが、受験番号の「Kー212」番が載っていません。

 

西国情報局対東課<WISE>本部では、イーデン校合格発表当日ということもあり、エージェント<黄昏>が行っているオペレーション<梟>の話題が出ています。

 

東西平和の趨勢がかかっていると熱弁する一人に、別の一人が「大丈夫 あいつは何でもスマートにこなす男さ」と東洋の暗号「サクラサク」が、じきに届くと軽く受け流しています。

 

現場では落ちたと思った三人が顔色を失ってどんよりしています。帰ろうかと力なくこぼすロイド。アーニャの目に涙が浮かびます。

 

それを呼び止めたのはヘンダーソン。見せてきた一枚の書類の一番上に「アーニャ・フォージャー」の名前があります。補欠合格者のリストだそうです。ロイドは自分のしたことを思えば、補欠合格でも好意的な扱いだと首を傾げます。

 

ヘンダーソンは「地球上で最も人類を殺している生物がわかるかね?」「蚊だ」と言うと、ロイドはその危険生物からスワン先生を救ったことにより、大きな加点となったと説明します。さすがに無茶苦茶な内容でロイドは言葉を失っています。

 

ヨルは「一人でも欠員が出たらアーニャさんが合格・・」とつぶやくと、妄想の世界に入り込んでいます。

 

<いばら姫>になったヨルはどこかの舞踏会に殴り込み、イケニエール書記官(架空人物)の命を狙います。彼には6歳になる息子がいて、来月晴れてイーデン校に入学することになっているものの、イケニエールが死ねば学校に行けなくなってしまいます。

 

命乞いをするイケニエールに「それが狙いなのです」「アーニャさんの繰上げ合格のために お亡くなりください!」と武器を振り回すところまで想像して、頭を振り払って妄想を打ち消しました。

 

ヘンダーソンは毎年必ず数名は辞退する者がいるので、そのつもりで備えておけと言ってくれます。

 

「まあワシは入学の頃には教職から外されているかもしれんがね」と、スワンを殴り倒したことを白状します。ロイドはそれが自分たちのためにやってくれたことだと察します。

 

スワンとヘンダーソン、どちらの人物が任務にとって利用価値が高いかは明白。「何かお力になれることがあれば」。いつでもスワンを社会的に殺す方法はあると計算しています。「気休めでも嬉しいよ エレガントボーイ」。

 

3日後、家で待つロイドの元に電話がかかってきます。合格の電話でした。アーニャを祝福し、ヨルにも礼を言います。耳の早いフランキーが早速ワインを持って駆けつけ、勝手にデリバリーを頼んでいます。

 

そのまま宴になり、酒の入ったヨルは酔っ払っています。ロイドはどれだけ飲んでも酔わないように訓練されているためシラフです。

 

フランキーは「今ならパパがご褒美に何でも買ってくれるよ」と調子に乗り、信じたアーニャが「ほしいものじゃなくて したいことある」と乗り気になっています。「可能なことなら応じるぞ」とロイド。

 

アーニャは悪の組織に攫われたハニー姫を助けるために、お城へと侵入して救い出すボンドマンをやりたいと言い出します。「おしろでたすけられごっこ!」。

 

「無理」と却下すると、じんわり涙を浮かべます。フランキーが「オレの情報によればミュンク地方にン万ダルクで一日貸切れる古城がある」「あの辺りなら政府の息もかかってないからちょっとくらいはしゃいでも問題ないぜ?」と耳打ちしてきます。

 

フランキーはアーニャの頭に手を乗せ、「せっかく合格したのにな・・ご祝儀のひとつでもなきゃやってらんねえよなー」と完全に面白がっています。仕方なく折れたロイドはその案に乗ります。

 

すぐさま手配してお城に向かいますが、ヨルは酔っ払ったままです。お城に着いてアーニャははしゃいでいますが、まったく人がいません。「ひといない なんかちがう」「アーニャがっこういけなくなりそう・・」と軽く脅迫してきます。

 

ロイドは東国(オスタニア)にいる全諜報員に通達し、ニューストン城で行われる緊急作戦に参加せよと指令を送り、急遽、人を集めます。

 

たくさんの人が集まってアーニャも満足しています。ちなみにロイドこと<黄昏>は諜報員の憧れの的で、サインをもらおうとか思われています。

 

「で どうするんだ?」と訊くと、ロイドを「アーニャをたすけるすぱいのひと!」、フランキーを「あくのおやだま!」、ヨルを「んーと・・なんでもいい」。ヨルはショックを受けています。

 

倒した机の裏に隠れ、「たすけてロイドマーン」と棒読みです。「ぐはは よく来たなロイドマン!」とすぐさま乗っかるフランキー。

 

全諜報員の前で恥ずかしい小芝居を打つことに戸惑うロイドですが、任務(入学)のためと割り切り、「ひ 姫を返してもらおう(棒)」と赤面しながら芝居を開始します。

 

フランキーがヨルに「さあゆけ最強の魔女 ヨルティシア! あの男を八つ裂きにするのだ!」と良くわからない設定を乗っけてきます。酔っているヨルは<いばら姫>モードになり、本気の蹴りを放って来ます。

 

咄嗟に避けるロイドですが、頬にはひと筋のかすり傷。「アーニャさんをさらおうとする者は許しません!」。

 

怒涛の蹴り技を必死に避けるロイド。その強さに「殺(や)られる!」と覚悟しますが、ヨルのヒールの足が折れて転倒、そのまま仰向けになって寝入ってしまいます。

 

ロイドは残ったフランキーを(割と)一撃で吹っ飛ばすと、アーニャの元に行き、「た・・助けに来たよアーニャ姫」と設定を全うします。憧れの瞳で見上げるアーニャ。

 

「ちちぃーっ!」と飛びついて来ます。「え?父親の設定なの?」と良くわかりませんが、見守っていた全諜報員から温かい拍手をもらい、一件落着です。

 

「アーニャこじいんでてから わくわくいっぱい ちちのおかげ」「アーニャがっこうもがんばる」と握り拳を作って、ロイドに言うのでした。

 

「まあ何だ とりあえず 入学おめでとう」。アーニャはぎゅっとロイドの服の裾を握り締めます。

 

<黄昏>より本部へ報告書No.006 オペレーション<梟>フェイズ1:入試の達成を報告せり、と本部に報告しますが、多額の古城のレンタル料も請求し、局長は無言になっていました。

 

まとめ

東国の名前が「オスタニア」だというのは初めて知りました。既出だったでしょうか。

 

今回は息継ぎ回というか、合格発表でひと息ついて、アーニャのお祝イベントでした。スパイマンガのボンドマンにハマっているアーニャは、ロイドの裏(というか表?)の職業がスパイだと知っているので、助けられる役をやりたいと言ってきます。

 

ロイドはせっかく入学したからと古城まで借りて諜報員を集め、すぱいごっこに最後まで付き合いました。なんだかんだと面倒見がいいですね。

 

ロイドの服の裾にしがみつき、頭を撫でてもらっているアーニャは「♡」マークを浮かべてました。もう本当の父親のように思っているかもしれません。すぱいごっこで救出した時も普通に「ちちー」と呼んでましたしね。

 

ヨルは酔っ払うと本性が現れて、すぐに<いばら姫>モードになるようです。ロイドは初対面で背後を取られたのでタダモノではないとは感じているでしょうが、牛を一撃で気絶させたりとか色々と規格外なところを見ても今のところは気にしていません。

 

自分が何でもできてしまうので、もしかしたら人の評価基準も自然に高くなっているのかもしれません。あのくらいできてもおかしくないだろうとか。

 

アーニャの合格をヨルも心底喜んでましたし、もうすっかり家族ですね。フランキーも何気に面倒を見てくれるおじさんポジションです。

 

アーニャの「がんばり」に期待します。

 

「SPY×FAMILY」【7話 MISSION:7】【コミックライク】

 

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