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ワールドトリガー【184話 弓場隊】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

184話「弓場隊」

前回までのあらすじ

烏丸、栞に協力してもらい、ラウンド8の対策を練った修たち。二宮が「1対1」の戦いに応じてくると読んでのシュミレーションを豊富に行っています。そして、ラウンド8を迎えるのでした。(今月は2話掲載です)

 

【漫画ネタバレ目次】「ワールドトリガー」【コミックライク】

「ワールドトリガー」【183話 弓場拓磨】【コミックライク】

 

以下、「ジャンプSQ(2019年10月号)」のネタバレを含みます。

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 (※感想→あらすじ→まとめの順)

 

作戦前会議 各隊はいつも通りのミーティング

解説は小南の他には村上か里見、王子かと予想していましたが、王子&蔵内の元弓場隊二人でした。王子はいつも通りあだ名をつけて呼んでいます。(185話のまとめで記載します)。

 

修たちの試合が最終戦ということで、昼の部で行われた東隊、影浦隊、王子隊の結果も示されています。それぞれ4点、3点、3点。これで修たちが4点取らないと2位にならないという条件が明示されました。

 

昼の部はダイジェストで試合を振り返っていましたが、作者に余裕があれば外伝にでもして読んでみたい展開でした。誰か別の作者に、修たち以外の戦いを描いて補完して欲しいくらい・・。

 

4点なんて楽勝という小南に、生存点がないと厳しいという王子。解説っぽい流れです。二宮が落とされたのは今ラウンドではたったの2回で、東に次ぐ2位とのこと。東は落とされたのが1回だけ(だったはず)なのでどっちも凄い。

 

二宮が落とされたのは、生駒の壁越し旋空と影浦の奇襲による相打ち。二宮を落とすことに修がこだわっていたと小南が言うと、王子が嬉しそうに食いついていました。王子の中で修の評価はまだ落ちていないようです。

 

MAPは「市街地B」。弓場隊が選ぶ時はいつもこのマップとのこと。

 

各隊の試合直前ミーティングはそれぞれの特徴が出ています。入念に作戦を確認する修たち。基本はワイヤー陣に火力を千佳、ヒュースに任せた香取隊・柿崎隊の時の強化版です。デフォルトキャラは相変わらず愛嬌がありますね。

 

弓場隊のミーティングは体育会系そのもの。帯島以外の隊員はスナイパーの外岡(とのおか)一斗(16)とオペレーターの藤丸のの(19)。どちらもヤンキーっぽい雰囲気で、ノリが一緒です。

 

弓場は外岡に千佳のマンマークを命じたり、帯島に遊真への対策を再確認させたりと指示が的確です。メシ屋も既に予約済とのことで、上位残留に気合いが入っています。

 

生駒隊のミーティングも前と変わらず無駄話を(主に)生駒がしていました。迅と太刀川の個人戦をステージに入れてもらって観戦したりしていたようで、自由人です。「最終戦 このあとすぐ」のカメラ目線は笑いました。

 

二宮隊だけ特殊というか、直前まで訓練しているとかストイック過ぎます。まあ、それだけ圧倒的な力を持っているのですけど。

 

試合開始前のミーティング回でしたが、2話掲載で良かったです。作戦だけで終わると寂し過ぎますので。

 

小南の解説は意外にもちゃんとやれていました。王子も玉狛贔屓ですし、実戦になってどういう解説になるでしょう。

 

作戦で言えば弓場隊がしっかりと立てられていて、油断できない雰囲気がありました。千佳へのマンマーク指示とか面白かったです。粘着されて沈められてしまうのでしょうか。返り討ちにして千佳の初(意志を持って)被害者になってくれるといいですね。

 

以下、あらすじです。

 

184話のあらすじ

ラウンド8夜の部、最終戦の実況は武富桜子。解説は小南と、昼の部を終えたばかりの王子と蔵内です。

 

昼の部では東隊が4点、影浦隊が3点、王子隊が3点で生存点は東隊が獲ったと桜子がおさらいしています。東が得意とする「展示場」ステージで、奥寺と小荒井が弾トリガーを実戦で初めて使って、「完全に不意を突かれたね」と王子。

 

最後、東隊に迫った影浦も、奥寺の弾に意識を割かれたところを東に狙い撃ちされたとのこと。むしろ4-3-3の僅差で終われたことの方を褒めてもらいたいと、王子は言っています。

 

その結果、最終ラウンドのB級暫定順位は2位に影浦隊が上がり、3位に玉狛第2。玉狛第2が逆転するには4点が必要になりました。

 

感想を訊かれた小南は「4点なら楽勝ね! 東さんと王子ナイスだわ!」と笑顔で王子を褒めています。

 

桜子が「ということは 玉狛第2が2位以上をとる可能性は高いと・・?」と水を向けると、「今回は四つ巴で人数も多いし うちの子たちなら4点くらいは獲るでしょ」と小南は余裕たっぷりです。前回の四つ巴でも6点獲って勝ったしと言うと、王子はそれについては否定的です。

 

6点と言っても生存点の2点コミの話で、今回ヒュース(王子のネーミングはヒューストン)の実力が知れ渡った状態だとそこまで点は獲れないだろうとの予測です。しかも生存点を獲るには二宮を落とさないとならず、今期、二宮が落とされたのは2回だけ。東に次いでの生存率とのこと。

 

2回は壁越しでの生駒旋空と、影浦の奇襲による相打ちで、その二宮を落とさないといけないと桜子が説明しています。

 

小南が「だから修は やたら二宮さんの対策してたわけね」と納得すると、王子が「へぇオッサムが」と感心しています。

 

弓場隊が「市街地B」のMAPを選択。弓場隊は選択権がある時は必ずこのMAPを選ぶようで予想通りとのこと。

 

初代の弓場隊は弓場を隊長とし、オペレーターに藤丸のの、隊員に王子一彰、蔵内和紀、神田忠臣で組んでいましたが、王子が蔵内を引き抜いて独立しています。 そのあたりのことを桜子は二人に訊きますが、二人は神田が抜けたのが辛いと評しています。

 

神田は気配りのできる隊員だったようで、ここで弓場隊が上位から落ちたら神田が責任を感じそうなので、そういうことを気にする弓場ならなんとしてでも上位に残ろうとするだろうと王子がまとめます。

 

弓場隊が上位に残留できるかもこの試合のポイントですね、と桜子が締めています。

 

玉狛第2の作戦室では修が作戦の確認をしています。序盤は千佳がいる場所に全員で向かうことを最優先とし、千佳とヒュースが合流できたら訓練通りに火力戦を展開。修が保険をかけてワイヤー陣というプランです。

 

今回は千佳の「普通の弾」もあるので撃ち合いになっても炸裂弾(メテオラ)や誘導弾(ハウンド)で相手を動かせるので、守りを固めてワイヤー陣で待ち構えるのが理想。香取隊・柿崎隊戦でやった戦術の強化版です。

 

次に各部隊のエースの位置を確認。生駒の「長い旋空」はヒュースのシールドごともっていかれる威力があるので警戒。千佳を射程に入れないように指示します。

 

二宮は近くに犬飼や辻がいる時は合成弾を使うことがあるので、徹甲弾ギムレット)での爆撃に注意。

 

建物で射線を切って近づいてくる敵は千佳のメテオラか遊真のワイヤー機動で倒し、千佳とヒュースの合流が難しそうなら、遊真とヒュースを盾に予備の作戦に移行とのこと。別のところで点が獲れそうなら無理に火力戦に拘らなくても大丈夫と言い、ヒュースには隠し玉の変化弾(バイパー)の使い所を一任します。

 

4点獲りに行こうと声をかけます。

 

弓場隊の作戦室では弓場が話をまとめています。千佳の爆撃が決まりまくれば手も足も出ないどうしようもない展開になると、火力に限っては二宮より上だと認めています。

 

弓場隊のもう一人の隊員、スナイパーの外岡一斗(16)は「けどまだ撃てると決まったわけじゃないっスよね?」と半信半疑ですが、オペレーターの藤丸のの(19)は「一発かましゃあ度胸も付くってもんだろうよ」と威勢のいい台詞を吐いています。

 

「どっちにしろ外岡ァ おめェーは今回 雨取だけを狙っていけ」とマンマークを指示。援護はいらないので雨取を絶対に自由にさせるなと命じます。

 

帯島には前回遊真と手合わせした時の感想を訊き、帯島が「攻め気がないのがバレて大技を使われたので 今回は守りに入らず押していきます」と答えると、「おめェーの頭の中の空閑にはそのやり方で通用すんのか?」とダメ出しをします。

 

帯島は自分の間違いに気づき、遊真なら前の時の技を印象付けておいて本番はまた別の技を用意していると回答します。「わかってんじゃねェーか」と、にやりとする弓場。かなり手強そうです。

 

神田にドヤ顔されないためにも気合いを入れろと藤丸が言い、(神田さんなら気を遣ってそういうこと言うだろうなぁ)と思いつつも口には出さない外岡。弓場は「メシ屋はもう予約した 俺らは上位残留 神田は大学合格 お互いキメてうまいメシ食うぞオラァ!」と体育会系の挨拶をかましていました。

 

生駒隊の作戦室では緊張感もなく、生駒がお喋りをしています。個人戦(ソロ)しに行ったときに迅を見つけたと、水上たちと「レアキャラっすね」と盛り上がっています。太刀川との勝負が終わらず、途中からステージに入れてもらって近くで対戦を見ていたとのこと。

 

オペレーターの真織(通称マリオ)に「なんの話やねん」と試合前なのに他に話しておくことはないのかと言われると、「なんか外の風めっちゃ強いなと思ったら 俺の鼻息の音やったって話したっけ?」と更にどうでもいい話をしてきました。南沢が乗っかり、わいわいと賑やかな作戦室です。

 

水上は「どことも一回は戦(や)ってるし ヒュースのデータも入ってるし 転送位置次第でうまいことやればええやろ」と気楽に構えています。千佳のマークはスナイパーの隠岐に任せるようです。

 

「最終戦 このあとすぐ」とどこに向かってかカメラ目線で、生駒はキメ顔をするのでした。

 

二宮隊は作戦室ではなく訓練室でトレーニングをしています。たくさんの標的の中に辻が立ち、犬飼が辻に当てないように標的だけを正確に銃で撃ち抜いて破壊していきます。

 

時間になり、「行くぞ」という二宮の声と共に、全部隊の転送が開始されるのでした。

 

まとめ

恒例の試合前解説と作戦室でのミーティングです。

 

玉狛第2隊と弓場隊がしっかり と作戦を練り、生駒隊は自由気まま、二宮隊は「作戦なんかなくてもやることはわかっている」という感じです。

 

2話掲載なのですぐに185話に続きます。

 

「ワールドトリガー」【185話 二宮隊②】【コミックライク】

 

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