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ワールドトリガー【189話 雨取千佳⑧】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

189話「雨取千佳⑧」

前回までのあらすじ

爆撃に失敗した玉狛第二。修は遊真、千佳を連れて場所を変えます。援護なく複数の敵に囲まれたままのヒュースは、エスクードを巧みに使いながら防御。わずかな反撃を試みつつ、大ジャンプで一気に二宮を狙おうとしますが生駒に阻止されます。再び包囲され、トリオンの漏出も甚大になり、ますます絶体絶命となるのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「ワールドトリガー」【コミックライク】

「ワールドトリガー」【188話 ヒュース⑨】【コミックライク】

 

以下、「ジャンプSQ(2020年1月号)」のネタバレを含みます。

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ヒュースのバイパーが炸裂 最低限の仕事を果たし、試合も動きます

大ジャンプでの二宮狙いが失敗に終わったヒュースは、最低限の仕事を果たすことに切り替えました。

 

隠し玉のバイパーで一人は道連れにするのが最低限ですが、実力からいって生駒か弓場を落とせれば後の戦いが楽になります。弓場が隙を狙って他の隊員狙いに切り替えたことで、標的が生駒になりました。

 

旋空弧月のフェイクで先に攻撃をさせておいて両防御とか生駒もなかなか策士です。そのうえをいったヒュース。綺麗にバイパーが刺さったところは痛快でした。

 

さすがの生駒も驚きのあまりカメラ目線になっていません。それでも海に指示を出すところは隊長らしかったです。

 

ヒュースは那須ばりの戻って来るバイパーで海まで狙いましたが、三枚のシールドで防がれました。一枚は海のものですが、あとはどういうことでしょう。

 

高所から水上が手を伸ばしていますので一枚はわかりますが、弾丸を待機させていますし、分割シールドのような起用なことをしたのか、死にかけの生駒がラストトリオンでシールドを張ったのか、海が瞬時に弧月をオンオフしてシールドを張ったのか、隠れている隠岐なのか。

 

正解がわかりませんが、このあたりはチームという感じですね。生駒もただ落とされるのではなく、アクロバティック旋空やフェイクなど見せ場もありました。

 

ヒュースは栞からもらった周辺の地図で車の位置を細かく把握していたのでしょう。エスクードで飛ばして弓場と帯島の連携を崩すとか、ますますエスクードの有能性が示されました。

 

トリオン攻撃ではないので傷はつけられませんが、エスクードは有能過ぎます。トリオン量縛りがあるとはいえ、防御だけではなくカタパルトにしたり物体を動かしたりと、ヒュースは自由自在に使いこなしています。

 

弓場隊もさすがです。ヒュースが落ちた瞬間に帯島が海に斬りかかっていますし、水上も一瞬で詰められています。そして水上は諦めも早かったです。犬飼にも背後を取られていたので仕方ありません。

 

隠岐は今回も姿を現しませんでした。落とされそうな海を助けに入るのか、玉狛や外崎を狙って離脱しているのか不明です。犬飼は二宮との合流を選択していますので、海は弓場と帯島に囲まれてダウンですかね。

 

小南の解説は相変わらず玉狛応援団でした。

 

ヒュースが落ちている間に、しっかりと高所を三人で取っていた修たち。ヒュースの言葉で千佳にスイッチが入りました。リミッターは無事に解除されそうです。

 

最後のコマは遠くてちょっとわかりづらかったですが出水でしょうか。玉狛を応援するのか二宮を応援するのか、どっちでしょうね。

 

以下、あらすじです。

 

189話のあらすじ

戦闘体に亀裂が入ったヒュースは、いよいよ追い込まれています。反撃に使えるトリオンも残りわずかだと蔵内。王子はヒュースが落ちれば、試合が大きく動きそうだと言っています。

 

犬飼はヒュースが二宮を狙う動きをしたので、玉狛が狙っている可能性も含めて要警戒と報告。オペレーターも外崎もいるので隠れて動いた方がいいと同意し、二宮と辻はバッグワームで隠密行動となります。

 

ヒュースを囲んでいる隊員たちはあまりのんびりはしていられないと、ヒュースの包囲陣を狭めて仕留めにかかります。

 

王子は生駒隊が仕掛け、ヒュースを獲らせる隙を突いて弓場隊が動くと予想。小南は「弓場ちゃんがそんな遠回しな手を使う?」と懐疑的ですが、「弓場さんのやり方じゃないよ 神田(カンダタ)のやり方さ」と王子は自信ありげです。

 

帯島がヒュースを動かして生駒隊を狙わせようとし、弓場が踏み込み過ぎるなと警告。ヒュースはそれを待っていたかのようにエスクードを起動させ、戦場にあった車を飛ばして弓場と帯島にぶつけます。

 

意表を突かれた弓場と帯島が崩され(戦闘体はトリオン攻撃ではないので無傷)、連携が乱れますが、すかさず犬飼がフォローし、圧をかけて逃がしてくれません。

 

生駒が「旋空弧月」とトリガーを構えます。ヒュースは構えていた弾丸を全て生駒に向かって放ちます。

 

それを読んでいた生駒は両防御(フルガード)。旋空弧月はフェイクで、ヒュースにわざと撃たせて防御していました。

 

「・・ここ!」と小南が立ち上がります。生駒のシールドの直前で軌道を変えた弾丸はシールドをかいくぐり、生駒の全身に突き刺さりました。ぐっと歯を食い縛る生駒と、その攻撃に驚く水上、弓場、犬飼。隠し玉のバイパーがしっかり刺さりました。

 

「戦闘体活動限界」とアラートが鳴るなか、生駒は海にヒュースにトドメを刺すように指示。海は心得ているとばかりに斬りかかりますが、生駒に当たらなかった弾丸が再び戻って来ます。

 

那須が使っていた作戦で、最初からそう設定してあったようです。「那須さんかよ!」と海も目を見開いていますが、三枚のシールドが海を守って弾丸は届きません。

 

「やっとこさ 詰みや」と水上がシールドを出して補助していました。(もう一枚は生駒?水上の分割シールド?海の弧月のオンオフ操作?隠れている隠岐?)。

 

海の弧月がヒュースの身体を切り裂き、ヒュースはベイルアウトになりました。同時に生駒もアウトです。

 

その隙に帯島が海に肉薄して接近戦を挑んでいます。(帯島ちゃんがそっちってことは・・)と水上が周りを見回せば弓場が詰めていて、背後には犬飼。抵抗する間もなく弓場の早撃ちで粉砕され、水上もベイルアウトです。

 

解説席では小南が、「撃たずに落ちそうでハラハラしたけど」とほっとしています。

 

犬飼はヒュースの隠し玉がバイパーというのは予想通りながら、切れ味が予想以上だったことに驚きつつ、(あとは合流まで死なないようにしないと)と気を引き締めています。

 

ベイルアウトしたヒュースは1点取って最低限の仕事はしたと振り返っていますが、(いや もうひとつやることがある)と顔つきを鋭くしています。

 

ヒュースが落とされたと知らされた修たちは、どこかの高所に布陣しています。遊真は仕方ないと割り切っていますが、千佳は自分の責任だと落ち込んでいます。

 

そこにヒュースからの声が入ります。「訓練通り撃たせてやれなくて悪い」と詫びてから、「オレは死んだ」と告げます。

 

以前ヒュースから「実際の戦場では千佳が敵を撃たなければ 遊真や修が死ぬ場合もある」と言われたことを思い出して、千佳はギクリとしています。

 

(またわたしのせいで)と拳を握り締める千佳に、「だから千佳」とヒュースが続けます。「遊真と修をたのむ オレの代わりに」。千佳の瞳に力が入りました。

 

観客席では出水が(ふーん なかなかアツい展開になってきてんじゃねーか 玉狛第二)と、面白がっていました。 

 

まとめ

あっという間の二話でした。複数のチームが入り乱れる乱戦を描くのはやっぱりうまいですね。最高に面白かったです。

 

ヒュースは落ちてしまいましたが、実力上位の生駒を道連れにできたので良しでしょう。海がこのまま弓場隊に狩られると隠岐が一人になって潜伏となり、生存点が獲れなくなります。弓場隊が二人とも狩り尽くしてしまうのでしょうか。

 

外崎は遊真が落とすと玉狛が2得点になり、展開的に生存点がなくても帯島とか二宮隊の誰かで4点になりそうなので、隠岐との相討ちもあるかもしれません。

 

こうなると生駒隊が最初に全滅しそうですが、弓場隊と二宮隊は無傷です。事前の絡みから帯島は遊真が倒すのかなとも思いますが、これも得点の関係でどうなるでしょう。

 

弓場隊と二宮隊が削り合ってくれたところを玉狛が美味しく頂く展開だと楽チンですが、計画していたヒュースVS二宮が実現しないところとかワートリという感じです。それにあまり弓場隊が点を獲ると玉狛が上回れなくなりますし、難しいですね。

 

玉狛はヒュースが落ちて初期ユニットになりました。時間は充分に稼げたので、修のワイヤー陣にも活躍の場があるといいです。

 

今後の展開も全然予想できませんが、覚醒した千佳の無双ターンになることを期待しています。

 

「ワールドトリガー」【190話 弓場隊③】【コミックライク】

 

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