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ワールドトリガー【190話 弓場隊③】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

190話「弓場隊③」

前回までのあらすじ

大ジャンプでの脱出ができなくなったヒュース。囲まれた状態で総攻撃を喰らうなかエスクードを駆使し、隠し玉の変化弾(バイパー)を生駒に当てて得点を獲得。自身も撃破されて落ち、水上も落ちて場が動き出します。ヒュースは最後の仕事として千佳に発破をかけ、千佳に気合いが入るのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「ワールドトリガー」【コミックライク】

「ワールドトリガー」【189話 雨取千佳⑧】【コミックライク】

 

以下、「ジャンプSQ(2020年2月号)」のネタバレを含みます。

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戦況が一気に動き、戦いは中盤戦の終わりへ

ヒュースと生駒のエース二人が落ちたことで一気に戦場が動き、その隙を狙っていた弓場隊が場を制しています。タイトル通りですね。

 

外岡が千佳を落としていれば完全に弓場隊の流れでしたが、修の作戦だったのか、千佳が外岡を釣る動きで狙撃を防ぎつつハウンドを視線誘導に切り替えて狙うとか、かなり千佳の戦い方もうまくなっています。

 

残念ながらかわされたところを隠岐に持っていかれて得点になりませんでしたが、厄介なマークは外れました。

 

隠岐はその瞬間を二宮に把握されて強力な合成弾のホーネットで追い詰められ、辻とのコンビで狩られます。ホーネットの動きが恐るべしです。そして、それを逃げ切る機動力が売りのスナイパー隠岐

 

落とされても評価は下げません。前回、何故、水上を助けなかったのと不思議だったのですが、乱戦のところは狙撃が警戒されてそうで、それならば潜伏されると面倒な外岡を仕留めるというふうに考えたからのようです。

 

理に適っていますし、実際、外岡を落として1点取ったので仕事は果たしました。生駒隊はヒュースを落としたのを入れて2点で全滅です。海が最後にノリノリで帯島と共闘しようとしたところ、隣からノールックでズドンで終了です。

 

ちょっと油断し過ぎなところが海らしくて面白かったですが、帯島も冷静な判断かつ、かなりの手練れです。ここで遊真と一騎打ちになるところが、試合前の手合わせからの伏線の回収でさすがの采配です。

 

ちなみに修もどこかに潜伏中で、海や帯島の推測では遊真のサポートに来ているふうな感じでしたが、犬飼を狩りにかかっている弓場のところに乱入して漁夫ることはできなさそうでしょうか。

 

まあ、欲を出すとやられてしまうのが修なので、おとなしく遊真のサポートで帯島を倒すか、次に備えてワイヤー張りに勤しんでもらいたいものです。

 

犬飼は無事に逃げ切れるでしょうか。だとすれば二宮隊が割と無傷で揃ってしまいますので、弓場には頑張って欲しいところ。犬飼を倒し、その流れのまま二宮とやり合って辻をちょいとばかり削ってくれてからベイルアウトしてくれれば都合良しです。

 

観客席ではひと席ぶん空けて座っていた烏丸と木虎のところに出水が登場。烏丸に詰めさせて木虎と隣り合わせにしました。ナイスサポートです。烏丸の言っていた「どっちかって言うと心配なのは・・」 は何のことだったでしょう。

 

作戦はあっても通用するかどうかわからない、という意味なのかとも思いましたが、ガンガンとベイルアウトしていく中で玉狛が得点できないことからして、作戦があってもその前に得点を取られてしまう、という懸念だったのかもしれません。

 

実際、玉狛はまだ1点ですし、あと3点が必要です。帯島を落として、かつ生存点を2点取るのか、帯島、辻、二宮(生存点は弓場)という感じになるのか、予想できませんね。

 

以下、あらすじです。

 

190話のあらすじ

ランク戦を観戦していた出水が観客席に座っている烏丸と木虎の元に近づき、烏丸にひと席ぶん詰めさせて隣に座ります。烏丸と距離が近づいて木虎はちょっともじもじしています。

 

出水は烏丸に「で どうよおまえの『弟子』は 大駒が落とされて困ってんじゃねーか?」と訊きますが、烏丸は「どうですかね」と言いながらも、作戦は色々と考えていたので大丈夫と返します。ただ、「どっちかって言うと心配なのは・・」と別の方向で懸念材料があるようです。

 

生駒とヒュースが落ちた戦場では、海が弓場隊に狙われ、右腕を落とされて逃げに入ります。

 

王子は弓場隊がどちらを追うのか難しい場面と解説。ちなみに犬飼の呼び名は「澄晴(スミ)くん」と普通です。

 

取り易いのは海だけど、犬飼を逃がすと二宮隊が無傷で揃うため弓場は悩みます。すると帯島が「南沢先輩は自分が倒すッス! 犬飼先輩を追ってください!」と力強く宣言。

 

帯島を信頼した弓場は海を任せ、犬飼を追います。その動きを三人揃った玉狛も把握していて、遊真がバッグワームを起動させながら仕掛けます。更にそれを外岡が潜伏してマークしています。

 

弓場は犬飼に迫り、オペレーターの報告と連動しながら追い詰めてシールドごと左手首を吹き飛ばします。撃ち合いは分が悪いと判断した犬飼は、すぐさま逃走へと切り替え、遮蔽物を使って振り切りにかかります。

 

玉狛が狙ったのは海の方。修は千佳に炸裂弾(メテオラ)は誘爆の危険があるから、誘導弾(ハウンド)で相手を崩して遊真と二人で仕留めると説明しています。修が動いて千佳が一人になったのを外岡は確認し、オペレーターに報告。情報を共有します。

 

千佳は頭上にハウンドを出現させます。外岡は今度はメテオラではないと判断しつつ、本体が狙えるからと千佳を直接狙撃します。

 

しかし、それを読んでいた千佳。シールドを出現させて防ぎます。「かかった」と遊真。

 

千佳は狙撃先を把握し、ハウンドを視線誘導に切り替えて外岡を狙います。わざと誘い込まれたことを悟った外岡は即座にビルから飛び降りてハウンドから逃げますが、飛び降りたところに別方向から狙撃。

 

ヒュースの乱戦からずっと潜伏していた隠岐がマークしていて、一発で外岡を仕留めてベイルアウトさせました。

 

遊真が「お? 千佳のが当たったか?」と確認しますが、「・・いや 生駒隊の得点だ」と修。千佳は一瞬ほっとしてから、はっとします。ぶんぶんと首を振り、ちがうちがうと(次はちゃんと当てる)とバッグワームを起動して場所を移動します。

 

解説席では隠岐の潜伏が評価されています。外岡を見失うと後が怖いので、良い判断だったと王子は褒めています。

 

生駒隊の作戦室では既に落とされた水上が、「隠岐くん? その腕前を俺らを救うために使えんかったん?」と渋い表情で皆の気持ちを代弁していますが、隠岐によると乱戦では狙撃を警戒されてそうだったとのことです。

 

隠岐は海に、遊真が向かったことを報告。海はだったら帯島と一騎打ちの方がマシかと迷っています。隠岐は自分のところに連れて来いと言いますが、そこに遠くから弾丸が飛んで来ます。

 

追尾弾(ハウンド)と判断した隠岐は引きつけてからグラスホッパーで逆方向にかわしますが、弾丸の正体はハウンド+ハウンドの合成弾ホーネット。

 

どこまでもしつこく追って来る弾丸を、バッグワームを解除してシールドで防御しながら、持ち前の機動力でようやく家の屋根を利用して振り切ります。隠岐は二宮のホーネットに慄いています。

 

ところが着地した先に待ち構えていたのは辻。旋空一閃で胴体を斬り払われ、隠岐ベイルアウト。二宮が追い込み、辻が狩るという作戦だったようです。

 

蔵内はこの作戦に「意表を突かれた」と驚いています。二宮が合成弾を使う時は誰かがサポートについているというのが共通の認識だったので、辻が別行動を取るとは思わなかったとのこと。

 

隠岐(オッキー)も恐らくそう思っただろうと王子。二宮には余裕があると感心しています。

 

逆サイドでは遊真が、海と帯島のところに追いついています。三竦みの状態になりますが、海は遊真が来るなら修も来ていると推測します。帯島もその推測に頷き、もしそうなら2対1対1になると素早く思考を巡らせています。

 

遊真が動き出すと、合わせて動く海と帯島。ところが帯島はノールックでアステロイドを海に向けて放ちます。完全に意識の外から撃たれた弾丸に、海はシールドを張る間もなく撃ち抜かれてベイルアウトです。

 

海は「ええ・・今ちょっと共闘する感じの流れだったじゃん・・」と恨めし気につぶやいていますが、「すいません! 点が欲しいッス!」と帯島は貪欲でした。

 

小南は玉狛の取れる得点が減ったことに対してか「むう・・」と唸り、王子は「いい判断だねオビ=ニャン」と評価しています。

 

そして、無傷の遊真と帯島の一騎打ちが始まるのでした。尚、修の行方はまだわからないままです。 

 

まとめ

先月は表紙で今月は巻頭カラー。その前は単行本作業もあったので、葦原先生の身体が心配です。個人的にはカラーよりも二話読みたい派ですが、カラーもカッコ良かったので悩みます。というかしばらくはカラーとかはないでしょうけど。

 

試合は一気に隊員が落ちて行きました。玉狛としては厄介なスナイパーが二人落ちてくれて戦い易くなりましたが、得点の上乗せができません。

 

帯島と遊真の対戦は格の違いを見せて、修のサポートなしでも帯島を倒して欲しいところです。帯島は手合わせの時に見せた新技をフェイクに見せてその上をやってくる、と試合前に弓場と話をしていましたし、遊真は更にその一段階上を見せてくれるのか。

 

手足のどこかをやられるかもしれませんが、さすがに遊真が負けるようなことはないと信じたいです。距離的に二宮隊が入って来ることもないでしょうし、確実に1点取りたいですね。できれば無傷で。

 

犬飼と弓場のところは読めません。二宮隊が三人揃うと強過ぎるので犬飼は落とされるとは思いますが、そうすると弓場が残って玉狛的にはやりにくいです。

 

最後に二宮を倒すとなれば千佳の覚醒だとは思いますが、周りが減って来てその場が整いつつありますね。次号で二話掲載だと最終局面まで辿り着くかもしれません。

 

カラーのおかげで休載になりました、なんてことのないように願っています。

 

あと、王子の新あだ名は帯島の「オビ=ニャン」です。犬飼が普通に「澄晴(スミ)くん」だったのは意外でした。

 

「ワールドトリガー」【191話 弓場隊④】【コミックライク】

 

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