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ラジエーションハウス【感想】【コミックライク】

医療漫画だけど視点が放射線技師、ラブ要素も半分くらい

 コミュ障の唯織は幼い頃に助けてもらった杏に憧れ、約束を守ろうとアメリカまで行って猛勉強し、放射線科医として杏の勤める甘春病院に採用されます。

 

けれど、杏は病院経営や自分のことで手一杯で唯織のことはすっかり忘れていて、しかも放射線技師のことを下に見る性格になっていて、新人の唯織のことなど眼中になく・・。

 

それでも唯織は幼い頃の約束を果たそうと、卓越した技術と知識でレントゲンだけでは視えない病も見つけ出し、命の危機にある患者たちを救っていきます。このあたりは医療モノの流れですね。

 

まあ、そこまで一個人のプライバシーに踏み込んじゃいけないだろというのはどの医療モノも同じなので、そこは深くツッコまない方向で。

 

医療現場には詳しくないですけど、しっかりと病気のことも描かれていて、唯織スゲーってだけじゃなくてきちんと説明されているので勉強にもなります。(自分自身で覚えられるかどうかは別として・・)。

 

普段はオドオドしている唯織だけど、病気のことになると真剣になり、上司だろうが患者だろうが一歩も引かずに向き合っていきます。周りにだんだんと認められていくところも無理なく共感できます。

 

ラブ要素としても、最初は唯織のことを変な新人として思っていなかった杏も実力を認め初め、彼のことが気になっていきます。けれど、ナメられたくないという思いや、自身の意固地な部分も手伝ってなかなか素直になれません。

 

唯織は唯織で杏の側にいるだけで満足だし、支えになれていると思うだけで充実しているようです。

 

なかなか前進しない二人の恋の進展具合と、医療モノの配分具合がちょうどいいバランスになっている作品。

 

視点が外科医とかではなく、放射線技師というのも面白いところですね。

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2019年春クール「月9」枠でテレビドラマ放送

「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」

五十嵐唯織(放射線技師):窪田正孝

甘春杏(放射線科医):本多翼

広瀬裕乃(新人技師):広瀬アリス

小野寺俊夫(技師長):遠藤憲一

大森渚(病院長):和久井映見

 

脚本:大北はるか(グッド・ドクター、好きな人がいること、他)

演出:鈴木雅之、金井鉱、野田悠介、関野宗紀

音楽:服部隆之

エンディング:MAN WITH A MISSION 「Remember Me」

制作著作:フジテレビ

 

今のところ(第3話まで)視聴率は12%~11%くらいのようなので、悪くないんじゃないでしょうか。

 

ただ、他の医療ドラマと比べて緊迫感に欠けるとか、テンポの悪さで評判が良くない面もあるようです。

 

原作が好きな人向けなのかなと思ったりしますけど、普通に楽しんで観ていますよ。

 

この作品は

 原作:横幕智裕さん、作画:モリタイシさんで集英社の「グランドジャンプ」にて2015年10月21日より連載開始し、今も連載中。2019年3月19日に最新刊の7巻が発売されています。

 

最新刊7巻では唯織の秘密を知った杏が真相を聞こうとして・・という展開だけど、ドラマはどこまででまとめるのでしょうか

漫画では唯織の秘密は序盤では伏せられていましたけど、ドラマだと視聴者には最初にバラしてしまっています。

 

秘密を杏がいつ知ってどういう態度を取るんだろう・・というかそれを知った時点で完結秒読みなのでは?と思うので、ドラマだとオリジナルのまとめ方になるか、キリのいいところで区切るかですね。

 

ドラマはドラマとして楽しみ、ストーリーの方は漫画で追いかけて楽しもうと思っています。

 

 

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