Dr.STONE【感想】【コミックライク】
主人公は理系の天才・千空
冒頭を読むと主人公は大樹だと思ってしまうし、作品紹介にもそう書いてあるのですが、メインの主人公は正直、千空の方ですね。バリバリ表紙も千空ですし。
SFサバイバル
世界中の人類が石化しておよそ3700年。石化からの復活を遂げた理系の天才・千空が卓越した頭脳と科学を武器に、同じく石化から復活した体力自慢の幼馴染・大樹と共に滅びた文明をゼロから築き上げていくストーリー。
物語の進行速度がとてもスピーディで、他の漫画なら2~3話かけてもおかしくないネタでも1話で使い切ってくるので飽きません。
いつかは石化した全ての人を解放し、再び科学を取り戻すことを目指す千空。困難にぶち当たってもわずかなヒントから糸口をつかみ、地道な努力で解決して文明の針を進めてきます。
科学的な知識がなくても、わかりやすい説明と親しみのある絵の力で納得させてくれます。
細かな伏線もいろいろと置かれていて、伏線回収した時に「あの時の!」と素直に驚きます。それでいて読者が「こうあって欲しい」という要望はきっちり外さず盛り込だうえで、更にその上をいくストーリー展開。
登場するキャラクターたちも誰もが特徴のある人物ばかりで、だいたいこういう漫画では新登場したキャラクターはそのネタが終わった後にはモブになってしまいがちなのだけど、「Dr.STONE」ではその後も主要人物として残ります。
文明を取り戻すだけでなく、増えていく仲間たちの活躍も見どころ。
並行して石化の謎も解いていきますが、これはまだ触りだけ。いつかくる完結時に、どういう結末が用意されているのか。早く知りたいけれど、今はまだ千空たちの冒険を見ていたい気持ちの方が大きいです。
2019年7月にアニメ放送
キャスト:千空(小林裕介) 大樹(古川慎) 紅(市ノ瀬加那) 司(中村悠一)
監督:飯野慎也
シリーズ構成・脚本:木戸雄一郎
キャラクターデザイン:岩佐裕子
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
この作品は
原作・原案は稲垣理一郎さんで、作画はBoichiさん、科学監修くられ。集英社の「週間少年ジャンプ」にて2017年3月6日から連載開始し、現在も連載中(2019年4月28日現在)。既刊10巻。
「Dr.STONE」(少年ジャンプ+)で試し読みできます。
原作の稲垣理一郎さんは「アイシールド21」でも有名な方ですね。
連載は新展開で更にヒートアップ!
連載中の「週間少年ジャンプ22・23合併号」103話では新展開に突入し、ますます盛り上がってます。
コミックスも今なら10巻で、まだギリギリまとめ買いできるかも・・。
まとめ読みして、ライブで追いかけたい作品です。是非ご一読を!
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