本屋大賞2019ランキング
本屋大賞とは
・売り場からベストセラーを作る!というコンセプトで同賞を発案
・第一回は2014年(大賞作品は「博士の愛した数式 (新潮文庫)小川洋子」[楽天ブックス]
・商品である本と顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が売れる本を作っていくという考え
・書店員有志で組織する本屋大賞実行委員会が運営
・新刊書の書店(オンライン書店を含む)で働く書店員の投票で決定
・過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも勧めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選んで投票
選考方法
・選考期間は12月から4月(注:2019年度の場合)
・その1年前の間に刊行された(奥付に準拠)日本の小説が対象
・新刊を扱っている書店の書店員(アルバイト・パートを含む)がホームページやファックスにて投票のエントリーをして投票
(1)一次投票で一人3作品を選んで投票
(2)一次投票の集計結果、上位10作品をノミネート本として発表
(3)二次投票はノミネート作品をすべて読んだうえで、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票
(4)二次投票の集計結果により大賞作品を決定
・投票の得点換算は1位=3点、2位=2点、3位=1.5点
・4月上旬に発表という流れ
・尚、「本屋大賞」の他に「翻訳小説部門」「発掘部門」もあるそうです
2019年本屋大賞ランキング
大賞 435点 そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)文藝春秋
2位 297.5点 ひと(小野寺史宜)詳伝社
3位 282.5点 ベルリンは晴れているか(深緑野分)筑摩書房
8位 167.5点 ひとつむぎの手(知念実希)新潮社
9位 151.5点 火のないところに煙は(芹沢央)新潮社
10位 136.5点 フーガはユーガ(伊坂幸太郎)実業之日本社
当ブログにてレビューありフーガはユーガ(伊坂幸太郎)【感想・ネタバレ】【コミックライク】
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感想
調べていて気付いたのだけど、今回でもう16回目になるのですね。
始まった当初は画期的な賞だと思ったものだけど、賞のコンセプトから離れて、ややインパクトが欠けてきた感じがします。
けれど、「何を読んだらいいかわからない」という悩みには応えてくれる賞だと思います。
ランキングに入っている作品は全部のジャンルから選ばれているので、ランキング作品のジャンルも様々。全部読もうとすると不得手な分野に当たったりして本嫌いにもなりかねませんので、そこのところはよく調べてから購入したいですね。
機会があれば感想を書いてみたいと思います。