Dr.STONE【104話・科捜研の男たち】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
104話「科捜研の男たち」
前回までのあらすじ
宝島に到着した千空たち一行。千空、ゲン、コハク、ソユーズが上陸して宝箱を捜索に向かいます。
船ではスイカの密航がバレますが、その時、島に人影が。その一瞬で船の乗組員たちが石化。龍水の機転でスイカだけは助かります。
以下、「週間少年ジャンプ(2019年24号)」のネタバレを含みます。
謎の石化光線で動ける者が一気に減った
望遠鏡で船の異変を察知したゲンとソユーズが慌てて千空に報告。気の早いコハクが駆けつけようとしますが、それはお見通しのゲン。いつの間にかロープで足を縛って阻止します。
ソユーズが石化を見たことでトラウマを刺激され、赤ん坊の頃に「ヒトを石化する何かから逃げてきた」ことを思い出します。少ししか思い出せないことにソユーズは罪悪感を感じますが、千空は大ヒントだと褒めます。
千空のこういう何気ない優しさが素敵ですね。実際、頭のいい千空にとっては大ヒントに違いないのですが、謝るソユーズをさりげなく励ましています。だからこそ千空の元には人が集まるのでしょう。
逃げてきた、ということからこの島(宝島)には「石化させようとする敵対勢力」と「その石化から逃げようとする味方勢力」がいると判断。その住民を探し出して味方につけ、「宝箱」のありかを聞き出して復活液の大量生産を狙います。
落ちている貝からアタリをつけ、キンバエが寄って来ていることから30分以内にそこに人がいたと推測。キンバエは16キロ圏内の死臭を嗅ぎ取るチート能力があり、小さいこの島なら到着するまですぐだという説からです。
司の手術時に作った接着剤「シアノアクリレート」とブラックライトで貝から指紋をあぶり出し、形から「女」「中肉中背」と答えを導きます。更にゲンのプロファイリングで「若い女」と仮説、草むらから髪の毛を採取します。怖いですよ、この人たち・・。
髪の毛をコハクの人力・遠心分離機と顕微鏡で解析して、ユリの花粉を見つけ出しますが、正直、このあたりの科学知識はふわっと理解する感じです。顕微鏡を作っていたカセキの方にびっくりです。
こうして追跡を開始し、コハクの身体能力と超視力で目的の人物を探し当てます。石神村と分家した人類最後の生き残りとのご対面が――
と、シリアスな展開からラストの見開きは唖然でした。
こういうアゲサゲの展開を1話に詰め込んでくるところが、Dr.STONEの面白さですね。次回へのヒキという意味でもとても良かったです。
ソユーズの反応はこの島出身なのだからでしょうか。
感想
石化光線を使う勢力も、発見した島の住人の素性もまだ判明しませんでした。さすがに一気にわかってしまうと面白くないのでこのくらいでちょうどです。
別れて上陸したスイカの動向も気になります。
石化光線を浴びた船の科学王国民も、船内まで効力があるのかどうか、船内に閉じ込めている氷月とほむらも同じように石化しているのかなど。
新登場の島民の頭の宝石のようなものは、どういう作りになっているのでしょう。
科捜研という地味な感じのストーリーでしたが、興味を引かれる伏線がいろいろとありました。次号も引き続き楽しみですね。
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