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Dr.STONE【110話 美しい科学】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

110話「美しい科学」

前回までのあらすじ

イカと銀狼の活躍で、ペルセウス号から研究所(ラボ)を持ち出すことに成功しました。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【109話 大脱走】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2019年30号)」のネタバレを含みます。

週刊少年ジャンプ(30) 2019年 7/8 号 [雑誌][amazon.co.jp]

 (※感想→あらすじ→まとめの順番)

 

ビューティコハクちゃん大改造計画(魔改造)始動

表紙のコハクはちゃんとした美人に仕上がっていたのに、途中はコハクらしさ全開でドタバタでした。結んでいる髪を解くと「ボンバー!」ってなるんですね。

 

マリリスの集めていた素材のおかげで、さくっと美容品が完成してしまうあたりはDrSTONEならではですが、話のテンポとしてはお休み回といった感じです。

 

ストーリーの重要な核である「石化」に迫るシリーズですから、すぐに解決しても物足りませんしちょうどいいんじゃないでしょうか。

 

改造計画は想像通り、コハクを美しく仕上げると姉のルリに似ます、というかそっくりになります。腰に手を当てて堂々としているところはまだまだ改善の余地がありますが、荒っぽいところが意外にモズにはウケたりするかもしれません。

 

そして、お役御免になったかと思われた銀狼も参戦するのはお約束。「潜入候補の弾は多い方がいい」と女装&化粧で後宮要員として駆り出されました。もう既にボロを出す予感しかありませんが・・。

 

千空、ゲン、ソユーズにも試していましたが、これは明らかに無理。村で衣装を開発した時と同じ見開きパターンでの紹介でした。ゲンは案外いけそうでしたが、身長がネックということで、そこまで長身のイメージはなかったですが背は高い方だったんですね。

 

それにしても科学で作り出した化粧品を使っていると、勘のいいモズやイバラに気付かれたりしませんかね。

 

イバラはやはりというか脱走したラボをただの獣とは考えていないようで、部下に入念な捜索を命じていました。

 

ラボはアマリリスの知っている秘密の横穴=海の洞窟に隠しましたが、部下がそんなに有能ではなくて見つからない、あるいは隠し場所が優秀で見つからないパターンか、ラボが発見されて窮地に陥る前フリかどっちでしょう。

 

物語的にはキリサメあたりに発見されてひと悶着な気もしますが、ラボに残っているのは今のところ千空、ゲン。スイカソユーズの居場所がわかりませんが、どのみち戦闘になったら勝ち目のない面子です。

 

むしろ科学道具でキリサメを味方につける展開に持ち込む方が、面白いかもしれません。

 

潜入工作はコハク、銀狼、アマリリスに任せるようですが、スイカのアシストがあるのでしょうか。モズの後宮選抜から潜入と、そろそろシリーズの中盤に入りそうです。

 

あらすじで振り返ってみます。 

 

110話のあらすじ

ラボを取り戻した千空たちは、スイカの操縦で一目散に現場を後にして逃走します。

 

ゲンがカワイイ化計画のことを言うと、スイカと銀狼には当然何のことかわかりませんが、コハクが「後宮に選ばれることで忍びこみ 石化光線をいただくのだ!」と簡潔に説明しています。

 

一方、現場ではイバラが地面についた車輪の跡を不審に思い、部下たちに入念な捜索を命じています。やはり見逃しません。島全部を隅々まで調べるつもりです。

 

ゲンもそのあたりは抜かりなく、暗いうちにニセの足跡を作っておこうと皆に指示を出して偽装していますが、どっちが上回るでしょう。

 

ラボはアマリリスの案内で、海からしか入れない秘密の横穴=海の洞窟に隠しました。ゲンいわく「イタリアかなんかの青の洞窟的なやつ」だそうです。

 

非常時ということで後宮選抜が実施されるのか尋ねるコハクですが、アマリリスはモズがやらないわけがない、強すぎて警戒もなにもなく、カワイイ子にしか興味ないからと断言します。

 

マリリスは一度集落に帰り、自分の採取した素材を持って来ています。ココナッツを含む南国素材に千空も喜び、ビューティーコハクちゃん大改造ロードマップが発表されました。

 

ココナッツを中心に、

金雲母・絹雲母で「ラメ・ファンデーション」

カイガラムシ・ハチミツで「口紅」

硫酸・水酸化ナトリウム・油・塩で「シャンプー」

ハチミツ・レモンで「コンディショナー」

 

ジャスミンにレモンとバニリンを合わせて「香水」

 

これらを作るようです。

 

まずはコハクの後ろ髪を縛っている縄をほどきますが、エグい癖毛で「ボンバー!」と破裂して千空を吹っ飛ばします。なかなか手強そうです。

 

シャンプーを作って髪をさっぱりさせ、コハクが手動でうちわを仰ぐ手動ドライヤーで乾かしますが、またもや一瞬でボンバー。

 

髪についての千空の講義が始まりますが途中から全員がついていけず、とりあえずコンディショナーを作って調整。今度はサラサラになりました。

 

ラメ、ファンデーション、香水、口紅を続々と作り、千空は「改造パーツだ!!」とウキウキですが、ゲンに「お化粧品ね」と冷静にツッコまれています。もちろん、銀狼にはラメなどが何なのかまったくわかりません。

 

完成品を見てアマリリスは私も欲しいと目を輝かせていますが、コハクは口紅を短刀のように構え、使い方がまるでわかっていません。独自に化粧をしますが、できあがったのはお化けメイクです。

 

マリリスが化粧を交代し、すっぴんメイクを施すと、ソユーズは「ズキューン!」となって無事合格です(シュボボボーンじゃなかったです)。見た目は姉のルリにそっくりですね。

 

マリリスは悪企みの顔になり、潜入候補は多い方がいいと一応男たちにも化粧をしていきます。品評会になりますが、千空はギリいけるが声バレでアウト、ゲンは声は模写で誤魔化せるが背丈があってアウト、ソユーズはまあ最初からアウト。

 

そして、残る銀狼・・普通に美少女として成立してしまいました。

 

モズがアマリリスの集落にやって来て、迎え討つのはアマリリス、コハク、銀狼(少女版)の3人です。次回、潜入作戦となります。

 

まとめ

今回はバトルもなく箸休め的な感じでしたが、久々に科学道具が活躍していました(先週のはアレだし)。

 

コハクは所作の講義をゲンから受けられたのでしょうか。先にも書いたようにむしろモズにはおとなしくない方がウケるかもしれませんが、大穴で銀狼が大抜擢されてしまうかもしれません。そういうオイシイところを見逃しませんからね。

 

イバラの捜索の手がどこまで執拗に迫ってくるのかも注目です。キリサメを味方につける展開もあればいいなと期待していますがないでしょうかね。

 

石化光線の謎を解いた後は氷月やほむらも出番なしというわけもないでしょうし、バトル展開を考えるとこの時点で味方につくのはないかもしれません。

 

いよいよ後宮に潜り込むことになりますが、ここから先の展開が予想できません。シリーズ的には長丁場になるかもしれませんが、個人的にはじっくりとやってもらいたいですね。楽しみです。

 

「Dr.STONE」【111話 SCIENCE WARS】【コミックライク】

 

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