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Dr.STONE【109話 大脱走】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

109話「大脱走

前回までのあらすじ

ペルセウス号で生き残っていたのが銀狼ということにガッカリする千空たちでしたが、龍水が咄嗟に逃がしたスイカが戻り、イバラたちを陽動して隙を作りました。千空たちは有能なスイカが残っていたことに喜び、タッグでラボを持ち出してくれることを期待するのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【108話 切り札二枚】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2019年29号)」のネタバレを含みます。

(※感想→あらすじ→まとめの順番です)

 

イカの陽動と銀狼のタッグで強行突破、今週の科学道具はウ○コ

研究所(ラボ)が水陸両用かとは思っていましたが、想像以上に強行突破でした。

 

イカの真っすぐな仲間を想う気持ちとは裏腹に、銀狼は銀狼らしくギリギリまでゲスゲスレアでしたが、金狼との絆が立ち止まらせました。銀狼は科学王国の仲間も大切だけど、金狼には特別な情がありますね。

 

イカが暴れ回った後に被り物を脱ぎ捨てると、島民は「なんかの実の殻」と言っていましたが、ヤギのことも見たことなかったようですし、だいぶ生態系が違います。

 

銀狼がどう活躍するのか注目していましたが、スイカが陽動している隙に、ラボを船上に出すための装置を必死に動かして脱出の手助けをしました。仕組みは千空が皆に教えておいたのでしょうか。

 

ラボは外で獣から守るための迷彩カバーがあり、スイカが気付いて被せていたために、外見は「見たことのない巨大な獣」っぽい恰好になっていました。船上に出したラボをスイカが発進させ、船につながれた木の板を爆走して大脱走

 

どうやって運び出すのか不明でしたが、まあ、これだけの大物だと強行突破しかありませんよね。問題は島民をどう誤魔化すか。

 

見た目に救われて追って来た島民には「新しいケダモノ」と思われ、そのチャンスを千空が逃しません。ジャスミンと貝の腐った身を利用した科学道具(?)「ウ○コ」の匂いを作り出し、硫黄も混ぜて噴出。

 

あまりの臭さに包囲していた島民は撤退し、無事に逃げおおせました。ゲンも手笛でオナラの音をアシストしていました。何気に気が利いています。

 

なるほど、「ラボを持ち出すとしても絶対見つかるだろ」と思っていましたが、見つかったうえでどう誤魔化すかがポイントだったのですね。

 

新しいものに目がないイバラが「何としてでもあのケダモノを狩って来い」と命令しないのが気になりますが、無理だと判断したのか、次週に捜索を命じるのか。キリサメも追撃しませんでした。

 

そういえばイバラはクロムの服を奪おうと石像を蹴り壊していましたが、金狼の盾は放置していました。単に目につかなかっただけでしょうか。

 

ともかく千空たちも発見されずに逃げらたので、あとは見つからないところまで行って作戦の練り直しです。次週から次の展開ですね。

 

あらすじで振り返ってみます。

 

109話のあらすじ

イカは銀狼のことを一寸も疑わずに自分の仕事に専念しています。見つからないように潜入してラボまで辿り着くと、ラボに「外で獣から守るための迷彩カバー」を被せて偽装させます。

 

イカは密航していたのでラボの存在や迷彩カバーなどを知らないような気もしますが、船をお披露目していた時に知っていたのか、あるいは千空が信頼しているように自力で気付いたのかどちらにせよ優秀です。

 

ところが銀狼は「誰か助けに来てくれた!」と、奥義・人任せを発動して逃げ出します。さすがゲスゲスレア。

 

島民はヤギを船外に持ち出していて銀狼には気付いていません。ヤギのことは毛皮もいいし肉も旨そうと評していますが、「世の中見たことのないケダモンがいんだな~」と感心しています。

 

銀狼は自分だけが石化光線から助かったことを喜んでいましたが、ふと、石化した仲間のことを思い出します。金狼のことを特別に想っている銀狼は、石化した金狼を背負って一緒に運び出そうとします。

 

その時、船内でスイカが暴れ回って島民の注意を引きつけます。仲間を信じるスイカの行動に銀狼は立ち止まり、石化した金狼を見つめます。

 

金狼は石化し、目も聞こえず音も聞こえない状況でありながら、石化光線の時に船外にいた銀狼が生き残っていることを信じ、「今お前が為すべきことを考えろ」と念じています。

 

言葉はなくともその想いが通じてしまった銀狼はようやく観念し、「ちょっとだけ待ってて 後で絶対千空たちと全員助けに戻るから」と踵を返しました。

 

イカが暴れ回っている隙にラボまで行き、ラボを船上に出すための装置を必死に動かします。スイカはつかまりそうになったところで、被り物から本体だけ抜け出して見つからずに済みました。

 

銀狼の活躍で船上に出たラボは、迷彩カバーのおかげで見た目はケダモノです。スイカが操縦席に乗り込み、やみくもに操縦桿を押して発進させ、島民が船に乗り込むためにかけていた木の板を爆走し、そのまま海を突っ切って揚陸します。ラボは水陸両用でした。

 

陸に上がったところで千空たちと合流し、別途、海を泳いで来た銀狼も乗り込んでいます。褒められて嬉しそうなスイカと、感涙の銀狼です。

 

しかし、かなりの強行突破だったので当然、追って来た島民に囲まれます。幸い、暗くて良く見えないのと、迷彩カバーのおかげで、「こいつも新しいケダモノか?」と警戒してくれています。ヤギの伏線が効いています。

 

ただ、そこから先はエンジンをふかすと人工物だとバレてしまいそうです。

 

そこで千空は咄嗟にジャスミンの花と、アマリリスが集めていた貝の腐った身を利用し、科学道具(?)「ウ○コ」の匂いを作り出します。(魚類肉類のアミン+ジャスミンスカトール)。

 

更に硫黄の香りもブレンドして放出し、ゲンが手笛でオナラの音をアシストすると、あまりの臭さに島民たちは「やっぱケダモンじゃねえか」と撤収していきました。

 

その隙にエンジンをふかし、千空たちはラボで大脱走を成功させるのでした。

 

まとめ

今週の科学道具がまさか「ウ○コ」だとは・・。巻末のあとがきで、原作の稲垣理一郎さんは自宅のキッチンで作ってみたと書いてありました。クリエイターというのはチャレンジ精神も凄いですね。

 

かなり強引なラボの持ち出しでしたが、島民の「ケダモノ」という勘違いを利用しつつ、夜という視界の悪さを活かし、科学道具でアシストするというDr.STONEならではの展開でしたので納得です。

 

あとは感想でも書きましたが、イバラがすんなりと見逃すかどうかです。あの性格なら見逃す方が不自然ではありますが、このままラボは見つからないのでしょうか。

 

次週からは中断されていたビューティーコハクちゃん大作戦ですかね。ソユーズが「シュボボン!」となるか楽しみです。

 

「Dr.STONE」【110話 美しい科学】【コミックライク】

 

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