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Dr.STONE【111話 SCIENCE WARS】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

111話「SCIENCE WARS」

前回までのあらすじ

ラボを取り戻した千空たちは、科学の力で化粧品を作ってメイクアップ。後宮選抜のために美しさに磨きをかけ、アマリリス、コハク、そして銀狼を送り込む要員として仕立て上げたのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「Dr.STONE」【コミックライク】

「Dr.STONE」【110話 美しい科学】【コミックライク】

 

以下、「週間少年ジャンプ(2019年31号)」のネタバレを含みます。

(※感想→あらすじ→まとめの順)

 

潜入作戦開始

後宮選抜のため集落にやってきたのは、モズだけではなくイバラもでした。隠れていた女の子を見つけたりと相変わらず隙がありません。

 

暴れる女の子の新郎に「今は我慢して」、と感情を殺して冷たく言うアマリリスはキリサメかと思いましたが、そこからの変わり身ブリっ子で即合格。板についてます。

 

コハクも挑戦しますがイバラに不審がられ、身体検査に手を伸ばしてきた手を握り返してしまいます。

 

助けに入ったのはモズでしたが、「超強いよね?」と一瞬で正体を看破されていました。「荒っぽいところが意外にモズにウケるかも」とは思っていましたが、見破られたうえで気に入られてしまうとは。モズも底知れないキャラクターです。

 

コハクの目論見が何であれ、後宮さえ潰そうとしなければ関係ないらしく、むしろ手合わせを望んでいます。女好きのバトルジャンキーという性格に見えますが、それだけではない感じもします。交渉の余地も残していそうです。

 

また、「俺の楽しみの後宮だけは潰そうとしたら全力で止める」との言葉からは、「頭首のための後宮でモズがつまみ喰いをしている」というよりは、モズが望んでいる発言にも取れます。

 

単に女好きの自己中なのか、王道的に「実はいいヤツ」で女の子を守るために後宮に集めているのか、あるいは意中の女性が後宮にいるのか・・。そんな単純な展開にはならないと思いますが、モズ攻略のカギはこのへんにあるかもしれません。

 

キリサメもモズもひと癖ふた癖はありますが、氷月と比べると「完全悪」という印象はないんですよね。まさかモズが頭首とかいうオチはないと思いますが、頭首を操るイバラが黒幕というのが今のところの流れですね。

 

ちなみに銀狼は落ちようと思って男っぽく振る舞ったら、イバラに「僕っ娘」と認定されて即合格でした。というか僕っ娘という概念まで伝承されているのか・・。

 

科学道具はイヤリングに見せかけたインカム。見つからないようにコハクに渡し、通信確認のためにゲンが「カワイイポーズ」を要求しましたが、ゲンは後でコハクに半殺しにされるでしょう。

 

肝心の石化光線を奪う作戦は、キリサメが起動するために空に投げた瞬間をドローンで奪い取るというものでした。

 

ドローンという手段も突飛でしたが、投げる瞬間というのはつまり石化光線が起動する瞬間でもあるので、効果範囲内にいたら石化して詰みますし、キリサメに攻撃意志を出させる標的も必要です。

 

まずキリサメをその気にさせないといけませんし、後宮への潜入と石化光線の使用はどう絡んでくるのでしょう。そんなに人の多いところでは使用できないでしょうし、作戦が気になりますね。

 

ドローンの開発は現時点では「そんな無茶な」という気持ちしかありませんが、千空ならやってくれるのでしょう。

 

では、あらすじで振り返ってみます。

  

111話のあらすじ

ミッション成功のカギは科学のイヤリングにあると千空が仲間に言っている頃、後宮選抜のためにモズが部下を連れて集落にやってきています。アマリリス、コハク、女に変装した銀狼は品定めの列に並んでいます。

 

そこに悲鳴が聞こえ、見れば逃げたケダモノを探していたイバラが、隠れていた女の子を釣り上げています。新婚だから見逃して欲しいと訴えますがイバラは聞き入れず、新郎がキレる寸前です。

 

新郎の肩をつかんだアマリリスが感情を殺した冷たい声で、「今は我慢して」とおとなしくさせ、驚いた新郎は手を止めます。一転、アマリリスは可愛いモードに変身し、ブリっ子を演じてイバラから即合格をもらいます。

 

集落からは他にも年配の女性がアピールしていたりしますが、スルーされています。

 

コハクの番になり、ゲンの助言に従って「元気キャラ」を目指して精一杯明るく振る舞いますが、無理しているのがバレバレでイバラの頭のなかでは合格と不合格が均等になっています。

 

どちらかを決めるためにイバラはコハクの胸元に手を伸ばします。鋭く冷えるコハクの瞳。イバラの手をコハクが握った瞬間、モズが槍を突き出して仲裁します。蜂がいましたからとの説明をイバラはすんなり受け入れ、コハクは合格となります。

 

モズはコハクに近寄ると耳元で「超強いよね?」と囁きかけますが、「俺は好きだよそういう娘 君の目的は知らないけど俺には関係ないしさ」「俺の楽しみの後宮だけは潰そうとしたら全力で止めるけど」と黙認されました。

 

手合わせを楽しみにしていると言われ、コハクも「君の意味するところが戦闘ならばいつでも望むところだ」と受けて立っています。

 

洞窟では千空がイヤリングを超特急で作っています。スイカソユーズは連絡役だったようです。

 

銅線をグルグル巻き、耳にかけるフックにはワインから採ったロッシェル塩を張りつけ、石をつけてイヤリングに模したインカムの誕生です。仕組みとしては鉱石ラジオの類とのこと。

 

選抜試験では銀狼がわざと落ちようと男っぽく振る舞いますが、逆にイバラには「僕っ娘」と認定されてすんなり合格しています。

 

集落を出て行く一行に追いついた千空らは、崖の上からコハクめがけてできたばかりのイヤリングを投げます(投擲係はソユーズ)。コハクが受け取って装着し、ゲンが動作テストの指令を出します。

 

「カワイイポーズをして」とのゲンの悪だくみに、コハクはカワイイ=スイカのイメージからスイカポーズをしてみせますが、島民たちはきょとんです。インカムの通信は確認されましたが、コハクはゲンへの怒りを募らせており、ゲンの無事は確認されていません。

 

イカがどういう作戦で石化光線(石化武器とは言わなくなった)をゲットするのか尋ねると、千空はキリサメの戦闘力からして正面からは無理だと告げます。チャンスがあるとしたら「使うために投げるその瞬間」だと言い、そこをイタダく作戦だとのこと。

 

バトルは空中戦。ドローンで奪い取るつもりのようです。「空中は科学の戦場だ」と千空は力強く宣言しました。 

 

まとめ

三人とも無事に後宮選抜に通りましたが、いきなりコハクの正体がバレてしまっています。モズの気分次第で即刻立場が危うくなりそうですが、今のところは関与しない方針のようです。

 

ただ、アマリリス後宮を解放しようとしていますし、そこだけを見れば衝突の可能性もあります。モズの背景がまだ明らかになっていませんので、どうにか味方につける方向に進むのだとは思いますが・・。

 

ドローンの開発も、ついにそこまでというよりは、もうそこまで?!という印象です。あとはパソコンくらいなんじゃないでしょうか。

 

イカソユーズはドローンと聞いてもピンときていませんが、ゲンは思いっきり驚いています。少なくとも石化光線を奪い取れるだけの性能を持つドローンです。できあがり具合に期待しています。

 

今週からアニメ放送も開始で、こっちも楽しみですね!

 

「Dr.STONE」【112話 三次元の王者】【コミックライク】

 

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