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五等分の花嫁【97話 変わり始める日常】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

97話「変わり始める日常」

前回までのあらすじ

学園祭を徹底的に楽しむと決めた風太郎。学級長の立場で四葉と共にクラスの出し物を決め、クラスをまとめていきますが、裏では五月の成績が思うように上がらず、学園祭の準備も何やらトラブルが発生しているようでした。

 

「五等分の花嫁」【96話 進み続ける日常】【コミックライク】

【漫画ネタバレ目次】「五等分の花嫁」【コミックライク】

 

以下、「週間少年マガジン(2019年36・37合併号)」のネタバレを含みます。

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(感想→あらすじ→まとめ)

 

トラブル回避を目指す不器用な風太郎と、影でコソコソも悪くないと思う二乃

トラブルの元は、出し物の屋台がパンケーキとたこ焼きで意見が割れたことでした。パンケーキ派は三玖を中心に主に女子が、たこ焼き派は二乃を中心に主に男子がまとまっています。

 

二乃は最初に言い出した手前、最後まで責任持つと男前な理由ですが、女子たちは祐輔(武田くん)狙いで二乃がたこ焼き派についていると勘違いしていて、それが原因でゴネているようです。

 

二乃は陰でコソコソするのは嫌いと正面から文句を受けて立つつもりでしたが、風太郎が仲裁に入りました。

 

二乃が祐輔狙いだと勝ち目ないからと言う女子に、風太郎は「勘違いだ」「二乃は俺をすっ 好きだからな」と一生懸命頑張りましたが、ドン引かれています。「妄想はやめよう」「良い子紹介してあげるから」と憐れまれていました。

 

陰で聞いていた二乃が嬉しそうだったので風太郎的には損をしていませんが、クラスの女子からは痛い人認定されてしまったことでしょう。かえってクラスがまとまるかもしれません。というか皆の前では、二乃はあまりアピールしていないみたいですね。

 

二乃と一緒に聞いていた四葉が、「陰でコソコソするのも悪くないと思うな きっと何か理由があるんだよ」と言います。

 

二乃は幼い頃パンケーキ屋に連れて行ってくれなかったマルオのことを思い返し、母親の味を忘れないようにわざとそうしてくれていたことに気付きます。

 

五月もお墓参りでお供えしてあった花を見て、父親のおかげでここまで成長できたと言っていて、二乃はマルオを招待することに決めたようです。

 

五月のD判定の件はまだ風太郎に話せていません。この流れだと学園祭が終わってからになるでしょうか。

 

三玖は風太郎とどこかに出かけるようで、次回、デートのようです。

 

以下、あらすじです。

 

97話のあらすじ

クラスでは出し物の屋台が三玖を中心に主に女子がパンケーキ派でまとまり、二乃を中心に主に男子がたこ焼き派でまとまっています。

 

何故、男子中心のたこ焼き派の味方をするのかと詰められる二乃でしたが、最初に提案した手前、最後まで責任を持つと答えます。食べるのと作るのでは話が別で、スフレパンケーキは二乃でさえたまに失敗するとのこと。

 

これ以上の話し合いは無駄、二つともやるしかないと話を打ち切ります。風太郎と四葉は、いよいよ決めないとやばいと悩んでいます。

 

五月がD判定だった用紙を手に風太郎に話し掛けますが、出し物のことで手を取られている様子に遠慮して結局言い出せませんでした。

 

放課後、二乃と三玖は面倒臭いことになったと話しています。三玖も言わなきゃ良かったと後悔しています。

 

二乃がなんでパンケーキなんて言い出したのか訊くと、風太郎の母親がよくパンを作ってくれたと言っていて、自分の家のことも思い出したとのこと。「あれこそふわっふわだった」と二乃は懐かしみ、「でもあれは一朝一夕じゃ作れない」と断言します。

 

三玖が「作ったことあるんだ」と訊くと、「私の初めて挑戦した料理だわ」と二乃は答えます。その味が恋しくてマルオに連れて行ってくれと頼んだが、聞き入れてもらえなかったと。

 

屋台ならなおさらたこ焼きの方がイージーと言いますが、三玖には「だからってあんなに直球で言わなくても・・」と咎められます。

 

「嫌なのよ 陰でコソコソすんのは」と二乃は言います。嫌味の一つくらい言われるかもと覚悟しており、その時は遠慮せず受けて立つとのこと。噂をしていると、対立している女子三人組が近づいてきます。

 

そこへ風太郎が現れます。風太郎が二乃と三玖の二人に声をかけると、タイミングを逸した三人組は去って行きます。

 

風太郎は「今は色々忙しいがせっかくの学園祭 楽しんでいこうぜ」とだけ声をかけると立ち去ります。首を傾げる二乃ですが、三人組と揉めるのを回避するために声をかけたのかもしれません。三玖は風太郎に用事があると告げて後を追います。

 

一人になった二乃は五月と合流します。「一緒に帰る人 探してるとこ」と言う二乃に、五月は塾に直接向かうので無理と断ります。

 

入試判定のことを尋ねる五月に、二乃は思ったほど悪くなくB判定だったと答えます。受けるところが違うのでそうなっているようです。

 

二乃の返答を聞いた五月が唸り出します。D判定の入試結果を持ち出し、「お先真っ暗!」「初戦私はお母さんの真似事 学校の先生なんて夢のまた夢です」と取り乱します。

 

落ち着かせた二乃が風太郎には言ったのかと訊くと、「お忙しそうでしたし 何より申し訳なくて」と落ち込みます。先生には一度親に相談した方がいいと言われていますが、五月は渋っています。

 

二乃は「してくれる親でもないか」と勝手に納得していますが、しかし、五月は賛同しません。お墓参りで花を供えてくれたのが父親(マルオ)だったと言い、「直接 何かをしてもらったことは少ないですが ずっと気にかけてくれていたんだと思いますよ」。二乃は言葉に詰まります。

 

五月はひとまず塾でお世話になっている下田さんに相談することにします。有名な講師の方による特別教室も開かれるとのこと。

 

クラスでは得票数が13対13のままパンケーキとたこ焼きで割れたままです。二乃は招待状の件を四葉に聞かれますが、やめとくと答えます。「パパを呼ぼうだなんて一時の気の迷いだわ」。

 

四葉がいいと思ったけどと言うと、「どうせ来るはずないわ 家にだってほとんど姿を見せずに いっつも陰でコソコソしてるんだわ」と厳しい意見に四葉も苦笑いです。

 

二人で連れ立って歩いていると、行き先に例の三人組の女子の姿が。面倒を避けるために回避しようとすると、聞こえてきたのは風太郎の声です。仲裁に入っているようです。

 

女子たちの意見は、「女子なのに男子組の中にいるのはおかしい あんな媚を売って男子の誰かを狙ってるに違いない」と、具体的には祐輔(武田くん)狙いんなんじゃないかと疑っています。二乃が相手なら勝ち目ないからとゴネています。

 

「勘違いだ」と風太郎が断定すると、三人組は一斉に反発します。「なんで上杉君にそんなことわかるの!?」「意味わからない」「関係ないじゃん!」と言われ放題です。

 

風太郎は自分を指差すと、「二乃は俺をすっ 好きだからな」と一生懸命頑張って言います。「だから仲良くしてやってくれ」。

 

唖然とする女子三人組です。陰で聞いていた二乃と四葉も絶句しますが、すぐに二乃はにんまりと嬉しそうな顔をします。

 

風太郎は二乃の好意を暴露してしまったことに心の中で謝っていますが、女子三人組はまったく信じていません。「妄想はやめよう」とドン引きの顔で言われ、「その設定は二乃ちゃんがかわいそうだよ」「良い子紹介してあげるからさ」と憐れまれています。

 

四葉は「陰でコソコソも悪くないと思うな きっと何か理由があるんだよ」と笑顔で言います。二乃は幼い頃、マルオがパンケーキ屋に連れて行ってくれなかったのは母親の味を忘れないようにするためだったこと、黙ってレシピや料理道具を買ってくれていたことを思い返しています。

 

何かを納得したようで、四葉に招待状の文面を一緒に考えてくれるように言います。

 

日が変わってマンションの前。四葉風太郎とデートするようで、「よし 頑張るぞ」と意気込んでいました。

 

まとめ

学園祭のトラブルは出し物の屋台がパンケーキ派とたこ焼き派に分かれてしまったことでしたが、原因は女子の二乃に対するやっかみで、風太郎が仲裁に入り、盛大に空回った感がありますが逆にうまくいくかもしれません。流れ的にはパンケーキになるでしょうか。

 

二乃が父親(マルオ)の愛情を感じることのできた回でした。

 

三玖は風太郎をデートに誘っています。久々に三玖の攻めの一手ですが、行き先も気になります。パンケーキ関連かもしれません。ラストのコマでマンションの前に意味ありげにバイク便が到着していましたが、気になります。

 

ラストのコマと言えば、先週のラストのコマでは四葉も白い髪の生徒に話しかけられていましたが、あれは単に出し物のことで話しかけられただけだったのでしょうか。

 

五月の件が後回しになるとして、来週は三玖の話です。一人を進めるのではなく、ちょっとずつ話が別々に進んでいる感じですね。

 

「五等分の花嫁」【98話 終わり掛ける日常】【コミックライク】

 

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