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五等分の花嫁【100話 日の出祭 二日目】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

100話「日の出祭 二日目」

前回までのあらすじ

日の出祭が開催し、初日は風太郎も委員長として忙しく動き回り、五つ子もそれぞれの用事でバタバタしています。それでも風太郎の呼び出しで六人で集まる時間を作り、風太郎は「五人が好きだ」と言った後、最終日までに答えを出すと言うのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「五等分の花嫁」【コミックライク】

「五等分の花嫁」【99話 日の出祭 初日】【コミックライク】

 

以下、「週間少年マガジン(2019年40号)」のネタバレを含みます。

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(感想→あらすじ→まとめの順)

 

日の出祭二日目 風太郎の小学生時代の友人・竹林の訪問 そして答えを出す最終日

前回、「学園祭初日は無事に終わりなんてしなかった」というヒキがあり、初日編が続くのかと思いきや二日目に突入。小学生時代の友人・竹林が訪問して風太郎の成長を確認、五つ子の心をざわつかせて去って行ったくらいで平穏に終了。

 

ラストで「三日間はあまりも短すぎた」と風太郎のモノローグ。

 

「旭高校後夜祭 全てのスケジュールを終了します」とアナウンスがあり、風太郎が夜の教室で誰かと待ち合わせて「よぉ 待たせたな」と言っているので、日の出祭は終わってしまったということでしょうか。

 

学園祭でもっと色々と動きがあると思っていたのですが、一気に駆け抜けて当惑してます。

 

前回「後の俺は知ることになる」とありましたので、これで学園祭のイベントは終了し、風太郎の告白で話が進んでから、過去を振り返る感じで学園祭の様子を描くという感じになるのでしょうか。

 

だとするとすんなり告白の相手と恋人関係になるとは思えませんけど・・。

 

マルオの件とか、四葉の演劇、パンケーキに絡むクラス全体のこと、勇也が言っていた「来てるぜ」の人物とか全部飛ばしていったので、どういうふうに読んだらいいのか整理がついていません。

 

全部終わってから読み直す方がいいのかなあと思っていますが、読解力の差ですかね。

 

二乃に「あんたの可能性だってあるのよ」と言われて、ビクッとなる五月の心境も読み取れません。

 

竹林の登場で、三玖は自分たち五人から選ぶとは言ってないとネガティブになり、親密さで兆発する竹林に、思わず飛び出しそうになる四葉の心理は良く伝わってくるのですけど。

 

四葉は声で近くにいる風太郎を発見できるとか凄い能力ですが、「最後に思い出作り」とか相変わらず後ろ向きなことを考えています。

 

学園祭らしいこともなく1日1話のペースで終わり、メインの風太郎の告白を残すのみとなりました。

 

「この選択は あるいはこの選択をすることは正しかったのだろうか そんなことを考えるには 三日間はあまりにも短すぎた」と風太郎は(モノローグで)言っています。

 

ちょっと後悔のニュアンスを含んでいるようにも感じられるだけに、なんだかそこももやっとしています。すっきりする方向に進んでくれたらいいなと思っています。

 

以下、あらすじです。

 

100話のあらすじ

100回記念の巻頭五枚連続カラー扉絵で、五つ子の「あ・り・が・と・う」からスタート。

 

日の出祭は二日目に入り、放送部の中継でパンケーキも話題になっています。陸上部の人とか、「すまない失礼するよ」と顔も見せずに立ち去る紳士っぽい人とか。

 

気を取り直して黒い長髪をなびかせる少女に声をかけるリポーターに、その人物は「私は幼なじみに会いに」と答えています。

 

パンケーキ屋では二日目の店番は二乃と五月です。五月が「上杉君は一体誰を選ぶのでしょう」と言えば、二乃は「あんたの可能性だってあるのよ」と返し、何故か五月は動揺しています。

 

二乃は風太郎の中にもう既に特別な誰かがいることに困惑しています。なんて声をかけていいかわからず距離を置いています。

 

風太郎は昨日頑張ったおかげで今日は仕事がありません。せっかくだから学園祭を楽しんできなよと言われて、一人でうろつくことになります。

 

そんな風太郎に声をかけた人物は、先程インタビューで答えていた黒髪ロングの同じ年くらいの女性です。「えっと どちら様?」と本気でわからない風太郎。

 

「生き別れの姉を覚えてないなんて」と冗談を言ってきますが、「小学生の時に比べたらお互いに大きくなったよね!」と言われて誰かわかったようです。

 

三玖はテレビカメラに捕まってクラスのパンケーキの宣伝をしています。学園祭の仕事で通りがかった四葉を呼び止め、一緒に回ることにします。

 

「昨日のこともあって会っちゃいけないような気がしてたけど・・」と四葉は言った後、「最後に思い出作り 私もしておいた方がいいかもね」。

 

四葉は声で風太郎が近くにいることを発見し、三玖と共にそちらに向かいます。すると黒髪ロングの女性、小学校時代のクラスメイト竹林と一緒に射的を楽しんでいる風太郎の姿を目撃します。

 

三玖は「へぇ 昨日私たちにあんなこと言っておいて今日は別の子とデートですか」「あはは 上杉さんも隅に置けないね・・」と四葉。二人で物陰から見つめています。

 

しかし、三玖は「でもフータローは私たち五人から選ぶなんて一言も言ってない」とネガティブが入ります。四葉は「こ これは何かの間違いだよ 贔屓目に見ても上杉さんがそんなにモテるとは思えないもん」とよくわからないフォロー。

 

三玖は「そ そうだよね フータローはみょうが 良さがわかるまで少しかかるはず」と納得していますが、竹林が風太郎の手を引いて走り去るのを見て固まっています。

 

二人が向かった先はパンケーキ屋。店番の二乃、五月とばったり会い、変な空気になっています。竹林が「いつもうちの風太郎がお世話になってます」と頭を下げさせると、二乃は「どちら様ですかー?」頬をぴくぴくさせています。

 

竹林が小学生からの同級生と自己紹介すると、二乃が「私たちも同級生だけど 教師と生徒 いわば同級生以上の関係といっても過言じゃないわ」と対抗します。陰で見ていた三玖も「見てられない」と出て行こうとしますが四葉が宥めています。

 

竹林は二乃の反発を受け流すと「そうなんだ奇遇ですね!」と二乃の手を取り、「私も風太郎に勉強教えたんです」と言いますが、風太郎が「いや こいつらが俺の生徒」と訂正。

 

竹林は「じゃあこれではっきりしたね 私とあなたたち どちらがより親密なのか」と明らかに兆発するように言ってきます。陰で見ていた三玖が「四葉 私もう・・」と言いかけますが、先に飛び出したのは四葉

 

「わ 私の方が上杉さんのこと・・」と言いかけたところで、五月が「ありがとうございます!」と嫌な空気を断ち切るように大声を上げます。

 

もしそれが本当なら間接的にお世話になったと言えるし、風太郎と過ごした時間は竹林に負けてしまうと言いつつ、「しかし その深さでは 負けるつもりがありません」ときっぱり告げます。

 

「お前ら こっ恥ずかしいからやめてくれ・・」とたまらず風太郎が仲裁に入ります。「こいつらは俺の数少ない友人だ 全員が特別に決まってる」。

 

竹林は「俺は何もない空っぽの人間だ 一つでも誇れる何かが欲しいんだ」と言っていた昔の風太郎を思い出し、「本当に大きくなったね」と感慨深げです。二人に謝るとパンケーキを注文します。

 

四葉は仕事に戻ると言って走り去って行き、二乃は改めて自分の気持ちが変わってないことを伝えます。

 

竹林はもう一人の友人と待ち合わせ、元気そうだったと報告します。「頑張りなよ 風太郎」と満足そうでした。

 

「この選択は あるいはこの選択をすることは正しかったのだろうか そんなことを考えるには 三日間はあまりにも短すぎた」と風太郎のモノローグが入ります。「それでも――」。

 

「これにて旭高校学園祭 後夜祭全てのスケジュールを終了とします」とアナウンスが流れ、風太郎は夜の教室のドアを開けます。

 

「よぉ待たせたな」と誰かに言うのでした。

 

まとめ

竹林がここに来て登場したのは過去の風太郎から成長したということと、五月が言うように五つ子との絆の深さも負けていないということを伝えたかったのでしょう。竹林のことは少しばかり唐突に感じましたが、学園祭ということでまだわかります。

 

あとは前回のヒキの「後の俺は知ることになる」とか「この選択をすることは正しかったのだろうか」とあるマイナス方向へのフラグが、告白の行方がうまく行かないことを示唆しているように感じます。

 

「よぉ待たせたな」とラストで風太郎が言っていますので、来週は誰に告白することになるのでしょうか。ここから過去編とかで引っ張られたりするのは嫌なので、それだけはわかればいいなと思っています。

 

妙な話が割り込まない限り、来週が山場になりそうですね。(注:過去編に入りました)。

 

「五等分の花嫁」【101話 最後の祭りが一花の場合①】【コミックライク】

 

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