SPY×FAMILY【番外編5】【感想・ネタバレ】【コミックライク】
「番外編5」「SHORT MISSION:5」
あらすじ
東国と西極の争いが絶えない地域。東国に潜入した西国の凄腕スパイ<黄昏>は、ロイド・フォージャーと名を変え、名門校潜入のために「家族」を作る任務につきます。しかし、里親として引き取った「娘」アーニャは人の心を読む能力を持ち、相互利益のために結婚した「妻」ヨルには暗殺者という裏の顔が。それぞれ秘密を抱えたままお互いに正体を隠し、仮初め家族として生活するのでした。
【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】
(以下、番外編5話のネタバレを含みます)
<管理官>シルヴィア・シャーウッドを描いた番外編
ロイドの上司、<管理官・ハンドラー>シルヴィア・シャーウッドにスポットを当てた番外編。西国情報局対東課WISE所属、独身。年齢の欄はかき消されてました。異名は<鋼鉄の淑女>フルメタル・レディ。
ロイドとの定期連絡のひと幕。彼女の外出には敵対組織の監視がつけられていますが、同じ服、同じ店、同じ道順、毎週水曜に市営プールへ行くというルーティンを見せて相手の油断を誘っています。
「いつものプール」と思わせて小一時間ほど時間を作り出し、<黄昏>ことロイドとの会合に臨んでいます。
キリッとした顔でロイドにデズモンド陣営の収支報告書の概要を説明するシルヴィアですが、新しく買ったコートにタグがついたまま。抜けたところもあるようです。
もちろん、気を使ってロイドは何も言いませんでしたけど。
ロイドの方もシルヴィアとの会合は命がけで、管理官についている監視を自然に撒くため、ガラスに映り込んだ姿でハンドサインを送ったりしています。
優秀な二人は息もぴったりで監視を撒き、東西平和のための機密情報を交わし合っています。
とある日はオペレーション<梟>の進捗具合の確認です。真面目な顔で話し始めるロイド。
「娘が 跳び箱の2段を跳べるようになりました あと縄跳びも5回連続で――」。
(何言ってんだこいつ・・?)真顔で呆れているシルヴィアでした。
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優秀だけどもどこか抜けている二人
片方はタグを取り忘れ、片方は偽物の娘の成長具合を大真面目な顔で報告する。どっちもどっちですが、まあ、ロイドの方はアーニャの成績次第で<星>も獲得できますから、オペレーション<梟>のことと言えばその通りなんですけど。
?歳独身のシルヴィアにとっては「はぁ?」だったかもしれませんけど。
タグを取り忘れるストレートなうっかりとは思いませんでしたが、どことなく憎めない感じはしていましたね。
それにしてもロイドは随分とアーニャに心を許しているようで、ほっこりします。跳び箱の話題でしたが、ちゃんと見ているよ、というのが伝わってきてそういうところは凄くいいですね。
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