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SPY×FAMILY【36話 MISSION:36】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

36話「MISSION:36」

前回のあらすじ

夜帷の登場で、もやもやとしたものを抱えるヨル。トラブルを回避しようと、ロイドはデートに誘って解決を試みます。しかし、悪い予想を先読みしたヨルが酒を飲んで大荒れ。ロイドは酔っ払ったヨルの渾身の一撃を喰らって意識を失いますが、なんとか無事にヨルの誤解が解け、偽装夫婦としての危機を回避することに成功しました。

 

【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】

「SPY×FAMILY」【35話 MISSION:35】【コミックライク】

(以下、36話のネタバレを含みます)

 

ダミアン攻略に向けて、アーニャはベッキーとショッピング

学校の掲示板に、来週に行われる懇親会の告知が張り出されています。ダミアンの取り巻きが自分たちにはまだ関係ないと言っていますが、ダミアンはすぐに<星>を8つ集めてみせると息巻いています。

 

それを陰からこっそり覗いているアーニャ。ロイドは任務のために懇親会への出席を目論んでいますが、そのためにはアーニャが<星>を8つ集めて<皇帝の学徒>にならないといけません。

 

しかし既にアーニャは星8つをちょっと諦めています。勉強も運動もダメ。なのでプランBのダミアンと仲良くなる作戦にかけていますが、ダミアン一派からは避けられています。

 

「もどかしい・・」とつぶやくアーニャの背後にベッキー。「あたしはそんなアーニャちゃんを見てるともどかしい~~~~!」と勘違いしています。

 

「わかるわアーニャちゃん ”好き”ってなかなか伝えられないものよね・・」ともじもじしていますが、「すき?」と首を傾げるアーニャ。

 

アーニャのなかではちち、はは、ボンド、ぴーなつ、あにめはすきとつながりますが、じなん(ダミアン)はすきにつながりません。「べつに」。

 

ベッキーは照れていると解釈し、「よしわかった」とダミアンに気に入られるように手伝うと言ってきます。「男なんてケッキョク女の見た目にだまされるのよ オシャレしてかわいくなればあんなやつイチコロよ!」。

 

ということで次の休日、一緒に買い物へと行くことになります。ベッキーが運転手兼お世話役(マーサ)つきの高級車で迎えに来て、初めて乗る高級車にアーニャも喜んでいます。

 

ベッキーは迎えの際にあわよくばお気に入りのロイドに会いたかったようですが、緊急の仕事で不在。ヨルの美しさに驚き、「強力なライバルだわ!」と一方的に闘志を燃やしています。

 

ベッキーは話題を変えてアーニャのポシェットに話を振ると、中から出てきたのは「んーと げんなまたくさん」と札束でした。

 

ロイド的にはブラックベル(ベッキー家)と良好な関係を築ければメリットはでかいと、情報部から予算を取ってきたようです。

 

マーサは(最近の子は・・)と呆れていますが、お嬢様のベッキーにしてみればたいした額ではないようで、げんなま自体には驚いてはいません。

 

「これでぴーなつなんつぶかえる?」とアーニャは相変わらずですが、ベッキーの目的はもちろん服です。

 

百貨店に着くと、店員がずらっと並んで出迎えてくれます。普段は店の方から家まで来るところを、ショッピングのために百貨店ごと貸し切ったようです。

 

色々とアーニャを着せ替えて楽しみますが、最後の方は方向性がブレブレです。

 

いくつも着替えて息切れしたアーニャは「”おされ”たいへん・・」と膝を突いています。ベッキーもダミアンの好みがわからないので絞れないようです。

 

ふとアーニャが服を買っても学校は制服なので見せる場がないと言うと、学期末にある寮ごとのパーティは先生が許可を出したら私服でもオッケーとのこと。

 

そこでベッキーははっとします。そのパーティが父兄参加OKならロイドも参加するはずで、自分こそ着飾らないといけないと思い立ちます。

 

今度はベッキーのファッションショーです。いくつか試したもののこれもわからなくなってしまい、結局、「とりあえず全部買っとくわ」と爆買いです。

 

アーニャは、服はもうお腹一杯なので靴を見に行くことにします。その後、帽子やメガネなどを物色し、ショッピングを楽しみます。

 

二人とも疲れ果てて一旦休憩。「アーニャ しょっぴんぐしするところだった」とぐったりしています。まだ何も買っていないアーニャに、ベッキーは「もしかして お買い物楽しくない・・?」と落ち込んだように言います。

 

「たのしい!」と、ぱああっと顔を輝かせるアーニャ。「アーニャ しじょうはつの ともだちとかいもの!」と前のめりになり、「・・ともだち・・」とベッキーも友達と呼ばれてじーんとしています。

 

気を取り直したベッキーが再開を促し、アーニャはアニメグッズを希望しますが、百貨店にそんなものは売っていません。その様子をマーサは呆れながらも微笑ましく見つめています。

 

アニメグッズはないものの、ぬいぐるみのショップならあると案内するベッキー。アーニャの目がとあるキーホルダーに止まります。ひつじをモチーフにしたものです。

 

「このひつじさんなにもの?」「ああ この百貨店のマスコットよ」と説明され、アーニャは即決。

 

ベッキーはガキっぽいと流しながらも、「ベッキーと おかいものにきたきねん!」とアーニャが笑顔で言うとはっとして、「え・・じゃああたしも・・あ・・」と買おうとしますが、父親からの財閥の娘として一流の物しか身につけてはいけないという教えを思い出して躊躇します。

 

しかし、アーニャの行動は素早く、「はい ベッキーのぶんもかってきた!」とおそろいのキーホルダーを渡してきます。

 

「え・・でも・・」と迷うベッキーでしたが、マーサが「お友達のご厚意を無下にしてはブラックベルの名折れですね 旦那さまもきっとそうおっしゃいます」と口添えしてくれて、照れながら受け取ります。

 

「てか今日 何で買い物来たんだっけ?」「わすれた」「帰ろっか」と帰路に着きます。帰りの車のなかでは二人とも爆睡です。

 

その様子を運転しながら眺めやったマーサは、幼い頃から周りの子供と喧嘩ばかりして孤立していたベッキーを思い返しています。

 

イーデン校に入るのも渋っていたものの、物事や他人を知ったつもりになってはいけないと諭されて行くことになったようです。

 

学校でアーニャと出会ってからは、学校もなかなか悪くないと言っていたようです。「フフ・・良かったですね お嬢様」。

 

家に帰ったアーニャは買ってきたキーホルダーをロイドに見せています。1個300ダルク(10万円くらい)する高価なものだったようです。

 

ベッキーとのたからもの!」と自慢するアーニャに、ベンドが少しジェラシーを感じているようです。

 

翌日、学校で挨拶を交わし合うアーニャとベッキー。二人のカバンには早速、おそろいのキーホルダーが揺れています。「おそろい!」「おそろいだね!」と笑い合います。屈託のない笑顔を遠くから見ていたダミアンが、少し目を奪われていました。

 

「どうしたんですダミアンさま?」「何でもねーし!!」

 

図らずも可愛い笑顔で任務進行中!とのことでした。

 

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焦点がアーニャに移ってベッキーとの交流

ロイド関連の話が続いていたので、アーニャに戻ってきました。アーニャなりにオペレーション<梟>のことは気にかけていますが、既に<星>8つを諦めているのはさすがアーニャといったところでしょうか。

 

プランBのダミアンと仲良くなる作戦のために見つめているところをベッキーに勘違いされ、ファッションから攻めようとのことでお買い物デート。

 

ほのぼのとした交流でした。

 

今までどっちかと言えば人を振り回してきて嫌われていたベッキーですが、アーニャはむしろ振り回す方で相性もいいのかもしれません。

 

結局、ファッションはわからないとのことで買い物に行った目的は果たせませんでしたが、心から楽しそうにベッキーと笑い合うアーニャを見て、ダミアンの心もちょっと動いたようです。一歩前進です。

 

問題は懇親会ですが・・。ロイドはどういう作戦を練るのでしょう。意表を突く楽しい作戦になることを期待しています。

 

「SPY×FAMILY」【37話 MISSION:37】【コミックライク】

 

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