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ワールドトリガー【188話 ヒュース⑨】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

188話「ヒュース⑨」

前回までのあらすじ

北東で複数のチームに囲まれて孤立したヒュースは、左腕を落とされ、左足にも被弾。南で合流した修、千佳、遊真は遠隔爆撃で援護しようと、千佳のメテオラを出しますが、マークしていた外崎に狙撃されて自爆。全包囲シールドで辛うじてベイルアウトは免れたものの、援護ができずにヒュースは敵中で絶体絶命のピンチを迎えました。

 

【漫画ネタバレ目次】「ワールドトリガー」【コミックライク】

「ワールドトリガー」【187話 弓場隊②】【コミックライク】

 

以下、「ジャンプSQ(2020年1月号)」のネタバレを含みます。

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孤立無援のヒュース それでも一矢報いるために策を巡らせます

千佳のメテオラ爆撃が失敗に終わり、ヒュースのピンチは継続です。

 

嫌らしいほどにヒュース狙いのB級上位の隊員に囲まれながら、王子も感嘆するほどよく生き残っています。

 

援護の失敗にも(オレの見立てが甘かった)と自分の責任にしてしまうヒュースは頼もしいですが、修とのダブル隊長みたいです。修も自分の指示だと言っていますし。千佳も千佳で責任を感じています。

 

ヒュースはエスクードを巧みに使ってなんとか切り抜けています。エスクードはトリオン消費量が最大のネックと言われていますが、ここまで使い勝手がいいと他の隊員も使いたがるかもしれません。

 

生駒の股にエスクードを生やして空中にぶっ飛ばしたのは笑えました。飛ばされてもカメラ目線、落ちて来てもカメラ目線の生駒は安定しています。アクロバティックな旋空弧月を決めてしまうなど実力も確かなんですけど。

 

ヒュースがバイパーを使わないのが謎でしたが、まさかあの状況からでも二宮を狙っていたとはおそるべき強欲さです。

 

たとえ大ジャンプが成功して二宮の前に飛べたとしても、満身創痍な状態では瞬殺されそうなものなのですが・・。しかも二宮隊にはバイパーのこともバレていますし。そのうえで獲れる自信があったのかもしれませんけど。

 

しかし、さすがにもう使わざるを得ない状況になりました。誰に狙いを定めるのでしょうか。

 

隠岐は何故か戦闘に参加していませんね。どこに潜伏しているのでしょう。

 

小南の解説はうっかり「隠し玉」の存在をバラしてしまうなど、小南らしさが出ていて良かったですが、こんなんでは解説に呼ばれなくなるんじゃないでしょうか。

 

あと、観客席で烏丸と一緒に観戦していた木虎ですが、ひと席ぶん離れているのがなんとも木虎らしいですね。

 

以下、あらすじです。

 

188話のあらすじ

炸裂弾(メテオラ)が狙われて大爆発しましたが、千佳の全包囲シールドで危機を回避します。修が駆けつけると遊真と千佳は無傷でした。

 

修はすぐさま移動を指示し、爆発の原因を訊ねます。千佳は後ろからキューブを撃たれたと報告。位置関係からして、弓場隊の狙撃手に狙われていたと修は見当をつけます。

 

失敗に落ち込む千佳に、指示を出した自分のミスだと修は言い、「千佳のおかげで2人は無傷で済んだ 訓練の成果が出たな」と励ましますが千佳は浮かない顔です。

 

爆撃を阻止した外崎はこのまま玉狛を追い、隙を見てもう一回狙うとオペレーターに連絡しています。

 

修は遊真に南の狙撃手を倒しに行けるか訊きますが、もう一度撃ってくれればいけるが居場所がわからないと厳しいと返答。

 

修は外崎をかなり慎重な人との印象を持っていて、仮に遊真を突撃させてたとしても相手が隠れたままならその間、遊真が戦いに参戦できなくなるのは悪手と判断。三人でヒュースの援護に向かいます。

 

西からの射線を切れる場所があれば遊真を切り離してヒュースの救出に向かい、修と千佳は一度姿を隠してから狙撃できる場所に陣を張るとのこと。二宮にも注意を向けています。

 

ヒュースが囲まれている乱戦では、爆発の状況を各隊が確認しています。ヒュースも栞経由で状況を知らされますが、(千佳が追跡されることは予測できたことだ オレの見立てが甘かったか)と冷静に分析しています。栞に近辺の詳しい地図を要求します。

 

解説の王子は、乱戦は基本的に「内側」が不利で、どんな達人でも360度を警戒するのは難しいと言い、逆に言えばそれをここまで凌いでいるヒュースがやばいと評しています。

 

蔵内も頷きながら、片足を失ったことで更にキツくなり、守りにトリオンを集中しなくてはいけないので、持ち前の高い攻撃力を発揮するタイミングがないと述べています。

 

小南は「一応まだ付け入る隙はあるけどね・・」と、囲んでいる側が敵同士であり、ヒュースが落ちると人数や配置的に生駒隊が有利になるため、弓場隊や犬飼がコントロールしていると解説しています。囲んでいる側もバラバラでヒュースもそれをわかっているはずとのこと。

 

ヒュースがダメージを負えば負うほど包囲側が「ヒュースを落とした後」を意識するため、その隙を突ければと予想していますが、王子は「さすがにそれはないね」と、損得勘定が働いたとしていもB級上位がヒュースを取り逃がすほど甘くないと断言。

 

ヒュースは地面にトリガーを置き、複数のエスクードを展開し、アステロイドを周囲にバラまきます。アタッカーが防御している間に戦場を離脱しますが、中射程組の水上と犬飼がすかさず包囲して逃がしてくれません。

 

それを見ていた小南は解説の立場を忘れてうっかり「もったいぶってないでさっさと【隠し玉】使いなさいよ」とこぼしてしまい、王子と蔵内に喰いつかれています。

 

「【隠し玉】というのはヒュース隊員の奥の手的な・・?」と訊かれても「知らない 言わない 教えない! 【隠し玉】なんだから!」と突っぱねます。

 

観戦していた烏丸が呆れています。ひとつ席を空けた隣に座っていた木虎が烏丸に訊くと、「変化弾(バイパー)のことだな」とあっさり教えます。

 

通常弾(アステロイド)と思わせておいてのバイパーという隠し玉に、木虎は驚いています。ヒュースは那須ほどではないが毎回きっちり弾道を引けるため、どんな相手にも一発目は必ず刺さると烏丸は確信しています。

 

木虎は隠し玉には納得しますが、(でもそれならどうして)と何故この状況で使わないのか不思議に思っています。

 

戦場の犬飼も同じ感想を抱いています。前回の戦いと焼肉屋での一件でバイパーの存在に気付いているため、何かとっておきがあるのかと警戒しています。

 

弓場隊は弓場と帯島の連携で、二宮のフルアタック戦法を分担するような攻撃を仕掛けて来ていますが、二宮対策のおかげでなんとかヒュースは凌いでいます。

 

生駒隊はアタッカーの海が踏み込み、水上が中距離でフォロー、生駒が旋空弧月で仕留めるという戦法です。生駒が旋空を発動しようとしたタイミングで、ヒュースは仕込んでいたエスクードを足で起動、生駒を股の間からカチ上げて上空に飛ばします。

 

「チャンス!」と小南が拳を握り締め、王子は生駒を狙うか離脱を狙うかどちらかだと思考を巡らせています。ヒュースは離脱を選択。

 

エスクードに足をかけ発射台にして飛ぼうとしますが、上空に飛ばされた生駒が不十分な態勢から曲芸のように旋空弧月を発動。

 

手合わせでその威力を知っているヒュースは即座に行動を変更して回避しますが切れ味鋭く、ヒュースはもう片方の足も持っていかれます。アクロバティックな技に観客席もどよめいています。

 

エスクードの角度からヒュースは離脱ではなく、二宮を狙って飛ぼうとしていたことに烏丸、犬飼、王子らが気付きます。

 

「隠し玉」を使いたかったのは二宮に対してか、と王子はそもそもヒュースが二宮を倒すというのが玉狛の筋書だったのかと予想しています。

 

弓場隊はそろそろヒュースが落ちそうだと判断。第2ラウンドが始まることを帯島に告げます。水上も油断しないようにと味方に警告し、生駒や海も頷いています。

 

犬飼は仮にヒュースと二宮が当たっても二宮が勝つと信頼していながらも、「危険性(リスク)は可能な限り排除しておかないとね」と気を抜くことなくヒュースに銃口を向けます。

 

「警告 トリオン漏出甚大」とヒュースのトリオン体に亀裂が入り始め、絶体絶命のピンチは尚も続くのでした。

 

まとめ

今月は二話掲載なのですぐに続きます。

 

ちょっとページ数が多いのは、先月が一話掲載の予定(急遽休載)だったからでしょう。

 

ヒュースのピンチは続きます。

 

「ワールドトリガー」【189話 雨取千佳⑧】【コミックライク】

 

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