コミックライクの漫画最新話レビュー

漫画・ラノベ・小説の情報発信

五等分の花嫁【7巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

7巻のあらすじ・感想

本作の作品紹介はこちら→「五等分の花嫁【感想】【コミックライク】」

6巻のネタバレはこちら→五等分の花嫁【6巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

 

以下、7巻のストーリーのネタバレを含んでいますのでご注意下さい。

 

amazon.co.jp

 

目次

51話 「初の春」

52話 「今日はお疲れ①」

53話 「今日はお疲れ②」

54話 「愚者の戦い」

55話 「最後の試験が三玖の場合」

56話 「最後の意見が四葉の場合」

57話 「最後の試験が五月の場合」

58話 「最後に試験が一花の場合」

59話 「最後の試験が二乃の場合」

 

51話 5つ子のアパートでラブコメ状態

正月、風太郎とらいは家で寛いでいますがお年玉の回収に失敗し、らいはに言われて初詣に行くことになります。そこで5つ子に出会い、アパートに誘われます。

 

何故か5つ子は全員でマッサージをしてくれたりと優しく風太郎は訝しんでいますが、どうやら無料で家庭教師をしてもらうことを気にしている様子です。らいはは風太郎が急にモテたと勘違いしています。

 

5つ子は何かお礼をしてあげたいと別の部屋で話し合いますが、思い浮かべるのは四葉だけ金メダルで他の姉妹はドラマで見たキスシーン。一花が実際にするなら三玖が適任ではと言い、三玖は想像の中で盛り上がって悶えています。

 

ではお菓子を、ということになりますが今度は二乃がキンタローとのお菓子作りを思い出してしまい、お菓子はダメと拒否します。結局、元々渡す予定だったお年玉にしようという結論になります。

 

一花が部屋に戻ると風太郎が急に顔を近づけてきて赤面しますが、5つ子福笑いの確認のために凝視していただけでした。一花もへたりこんでしまいます。

 

福笑いをしている風太郎を四葉が見に行くと、ほっぺにクリームがついています。四葉は自然な動作でほっぺにキスをしてクリームを舐めます。一同びっくりです。

 

風太郎は動揺し、四葉も自分の行動に照れていますが、家庭教師のお礼だと誤魔化します。後ろでは三玖が殺気を放っていました。

 

五月がドタバタの裏側を説明し、ちゃんとした家庭教師のお金を払えないので何かお礼ができないかと改めて聞きますが、風太郎は気にするなと言います。しかし、報酬は要らないのではなく、1日1人5000円での出世払い。5つ子たちも呆れています。

 

52~53話 生活費を稼ぐために一花が仕事を増やしています

アパート暮らしを始めた5つ子たちは早速仲良く1部屋で全員で寝ていますが、一花だけはぐっすりと寝ています。周りは早くも散らかり始めて、汚部屋の片鱗がと姉妹に恐れられています。

 

家庭教師にやってきた風太郎は一花を起こしますが、寝ている時は服を脱いでしまう癖があり、他の姉妹は慌てて風太郎の視線を遮ります。

 

赤点回避して父親に認められたい5つ子たちはやる気で、風太郎が冬休みの課題を終わらせようとしますが、既に全員課題を終えています。

 

しかし、一花だけは眠そうで、どうやら生活費を稼ぐために仕事を増やしています。無理して勉強できないようでは本末転倒だと風太郎が言うと、五月が自分たちもバイトをしてはと提案。

 

五月は家庭教師をしたいと言いますが教えられる子供が可哀想と却下。四葉はスーパーの店員ですが即クビになるイメージしかありません。

 

三玖はメイド喫茶をやってみたいと言い、これはいけそうと受け入れられます。二乃も女王コスプレを勧められますが、二乃は自分のお店を出すのが夢と、初めて自分の将来を語ります。思わず言ってしまって照れる二乃。

 

そうこうしているうちに一花がまた脱ぎ出して、風太郎は皆から責められます。この仕事舐めてたぜ、と改めて気を引き締める風太郎でした。

 

風太郎も家庭教師の給料が入らないのでカフェでバイトしていますが、料理の才能がなく、厨房に入れてもらっても三玖と同じくらいの酷いものしか作れません。

 

カフェは映画の撮影に貸すので風太郎は早上がりを命じられます。勉強の遅れを取り戻したいため快諾しますが、入って来た女優を見て足を止めます。サインをねだられているその女優は一花でした。

 

「知っている女優がいるからやっぱり見学していく」と一花の仕事ぶりを見ていおくことにしたようです。

 

一花は動揺しますが見なかったことにして仕事を続けます。可愛いメイクをした姿は四葉っぽいです。配役はホラー映画の呪いのリプライが来てしまった不思議ちゃんで、風太郎はキャストミスではと感じていますが、マネージャーは幅広い役を演じられると太鼓判を押します。

 

一花は見られていると恥ずかしいと風太郎に文句を言いに来ますが、恥ずかしいならやるなよとツッコまれます。それでも生活費のために一花はどんな役でも受けると決めていました。

 

拘束時間の割に収入もあまり良くない女優業に拘らなくてもいいのではと風太郎は言いますが、そこは一花は譲れないようです。

 

中断していた撮影が再開されると、一花の元に運ばれて来たのは風太郎が作った失敗ケーキ。しかし演技をやり切った一花に、風太郎は女優をやるという決心の堅さを知りました。

 

撮影の合間に勉強もしているようで、疲れて隣で寝てしまった一花に風太郎は優しい労いの言葉をかけます。一花は寝ておらず、しっかりと聞いていて真っ赤になっています。

 

別視点では五月が中野父に呼び出されていました。

 

ちなみに一花の出演した映画は風太郎が幽霊のように後ろに写り込んでいたため、心霊スポットとしてバイト先の店は一部のファンの聖地となったようです。

 

54話 五月と中野父との戦い

中野父に呼び出された五月はカフェで話し合いをします。サンドウィッチ全種を頼む父に一旦は辞退する五月ですが、お腹が空いているために食べることにします。素直な性格は父に見透かされており、「素直で物分かりがいい」とここに呼ばれた理由のようです。

 

場面変わって風太郎は二乃の買い出しに四葉と共に駆り出されています。10キロの米を持ち上げられない風太郎ですが、四葉は片手で軽々と持っています。二乃は三玖に頼まれたチョコレートをどっさり買い込んでいます。バレンタイン用ですが当然風太郎は気づきません。

 

四葉がトイレに行くと言うので風太郎は米を二乃に渡しますがバランスが崩れ、慌てて抱きかかえます。急接近に二乃はドキドキしています。キンタローと風太郎は別人だと割り切ったはずなのに、風太郎のことが気になってしまいます。

 

トイレからなかなか戻って来ない四葉を探し始める二人ですが、五月と中野父が話している場面を発見し、近くの席で様子を伺います。

 

「僕は彼が嫌いだ」と告げる中野父に、「あんた何したのよ」と風太郎は二乃にツッコまれています。おそらく期末試験の時に啖呵を切ったことでしょうが、「心当たりがありませんな」ととぼけています。

 

五月はまだ帰れないし自分たちだけで頑張ると言いますが、学費や保険のことを持ち出されて論破されてしまいます。中野父はそうしたうえで、風太郎の家庭教師続行を認めてマンションの立ち入りも許可するが、「プロ家庭教師との二人体制」が条件だと言ってきます。

 

中野父の提案は理に叶っていて言葉に詰まる五月でしたが、そこに現れたのは迷子になっていた四葉。「私たちと上杉さんならやれます 六人で成し遂げたいんです だから信じて下さい」と真っ向からお願いします。

 

五月も四葉の言葉を聞いて覚悟を決め、「もしだめなら転校という条件で構いません」「素直で物分かりが良くて・・賢い子じゃなくてすいません」とにっこり笑って拒否を突き付けるのでした。

 

中野父は「次はない」と冷たく言って去って行き、風太郎らは合流します。

 

二乃は「正しさしか見ていない」と評し、「家庭の事情に巻き込んですいません」と五月が謝りますが、風太郎はそんなのどうでも良く、自分のやりたいようにやって皆揃って笑顔で卒業するぞと宣言するのでした。

 

55話 期末試験開始、三玖の場合

三玖からスタートです。 三玖は赤点回避だけではなく他の姉妹に負けないようにと意気込んでいます。

 

三玖は風太郎に手作りのバレンタインチョコを渡すために、チョコ作りの練習をしていました。試作品(時にドクロマークが浮かんでいる)を風太郎に食べさせ過ぎて鼻血を出させたりもします。

 

二乃はチョコをくれない三玖に「独り占めしないで」と言いますが、三玖は「しないよ まだ」と意味深な台詞を返したりもします。一花はそれがバレンタイン用だと見抜き、料理人として二乃を紹介します。

 

二乃は三玖のチョコにいつものように辛口の評価を下しますが、教えて貰うために静かに怒る三玖にかえって身の危険を感じます。三玖は風太郎のために二乃に頭を下げ、チョコ作りを教わります。

 

朝までかけて作ったチョコは翌朝、風太郎が全部食べています。うまかったといい、「三玖が一番だ」と言います。顔を真っ赤にする三玖ですが、模試試験の成績が一番という意味。

 

三玖はがっかりしますが、ふっと微笑んで「フータローの生徒を卒業できたら今度こそ好きって伝える」と決意しているのでした。

 

試験結果は国43数48理41社72英34計238で全教科赤点回避。後は他の姉妹より上かどうかだけ。三玖は「早いもの勝ちだから」と手応えがありそうです。

 

56話 四葉の場合

2ヶ月前、姉妹たちは行き詰っていました。詰め込み過ぎるのは良くないと、一日休みを取って遊園地に遊びに行きます。

 

しかし、四葉がトイレと言ってどこかへ行ったきり帰って来ません。何かを察した風太郎は自分もトイレと言って離れ、観覧車で何周も回っている四葉を見つけて強引に相乗りします。

 

四葉は勉強をしていました。今は休めと言う風太郎に、四葉はそうするわけにはいかない理由を語ります。

 

5つ子は今の学校に来る前は名門高校に通っていましたが、四葉だけ追試を受かることができなかったのです。四葉だけが落第となってしまいますが、五人でいることが重要だと皆で転校して来ました。今度こそ足を引っ張るわけにはいかないと言います。

 

「例の五人でいることが重要という教えか」と風太郎も言いつつ、しかしそれは救いでもあり同時に大きな枷になっているに違いない・・と負の一面も見ています。それでも口に出さず半周だけ付き合って勉強を教えます。

 

国語は既にできているという四葉。思わず身を乗り出してくる風太郎に四葉も赤面しています。

 

これにヒントを得た風太郎。中野父が言っていたことはあながち間違いではなく、二人体制でやればいいと言います。ただし、他の教師を雇うのではなく、5つ子がそれぞれ得意分野を他の姉妹に教えるのです。

 

三玖は社会、五月は理科、四葉は国語が得意。「お前ができるなら他の四人もできるはず」「5つ子なんだから」と、「お前がみんなの手を引いていくんだ!」と風太郎に言われ、四葉は力強く頷きました。

 

試験結果は国51数33理32社36英32計184で、国語意外赤点の30点ギリギリですが全教科赤点回避しました。「初めて報われた気がします」と涙する四葉でした。

 

57話 五月の場合

五月は父と約束した転校のこともありますが、自分の夢のためにも試験を頑張りたいと思っています。

 

試験前、勉強会で五月だけ不在で風太郎は理由を聞くと、二乃が今日は「あの日」なのよと煙に巻きますが、ストレートに風太郎は「あの日」とは?と聞いてきます。四葉だけは何か誤解していたようですが、普通に母親の命日でした。

 

他の姉妹が墓参りしていないことに風太郎は勝手に深読みしていますが、単に五月だけが月命日の14日に墓参りをしているとのこと。

 

墓参りをしていた五月は見知らぬ花を持った女性から「先生?」と声をかけられます。かつての中野母の教え子で、そっくりだったから間違えたとその女性、下田さんは言います。

 

カフェに移動し、五月は生前の母のことを尋ねます。下田さんが言うには中野母は学校では愛想も悪く生徒にも媚びず、学校で笑ったところを一度も見たことがない、とのこと。五月はさぞ怖がられていたのですねと恐縮していますが、めっちゃ美人でファンクラブもあったようです。

 

下田さんはそんな彼女に憧れて今は塾講師をやっているのとのこと。踏ん切りがついた五月は進路希望用紙を取り出して何か書こうとしますが下田さんに止められます。「母親になりたいだけではないか」と。しかし、「先生」になりたい理由があるならそれでもいいと言ってくれます。

 

試験対策ではちょうど風太郎が二人体制を打ち出したところで、全員がいい調子になっていると。ひと月後、墓参りに来ている五月の元に現れた風太郎に、五月は素直に感謝の意を伝えるのでした。

 

試験結果は国47数35理70社32英40計224で危ない科目もありましたが無事に全部赤点回避。先生を目指すことをお墓の母親に報告するのでした。

 

58話 一花の場合

カフェで風太郎に寄り添って以来、意識してしまっている一花ですが、まずは試験を乗り切ることに集中します。

 

三玖がチョコを作っている場面を外から見て応援しつつも、「なんで好きになっちゃったんだろうな」と声を出してしまったところを風太郎に目撃されて動揺し、腕をぶつけたりしています。

 

一花はアパートに入ればチョコの件がバレると気遣って本屋に誘います。風太郎は参考書を探すついでに「良い教師になる為のいろは」を手に取っていて、一花に笑われてしまいますが、本を買ってもらいます。

 

一花は自分が付き合ったら風太郎をダメ男にしてしまうと謎の妄想をして自分にストップをかけています。そこへクラスの男子が近づいて来て、手の怪我を気付かれて大騒ぎになってしまいます。

 

何とか逃げ出す一花。風太郎も手の怪我に気付きますが、「ふーん やっぱドジだな」「気をつけろよ」と軽く扱ってくれることに、かえって居心地の良さを感じてしまいます。「これ以上好きになっちゃいけないのに・・」

 

アパートに帰ると三玖が「一番の成績を取ったら告白する」と宣言してきます。「頑張ってね」と言う一花ですが、自分で自分の言葉に戸惑っています。

 

試験結果は国38数63理52社40英47計240で一番の成績です。「やった」と不敵な笑顔を浮かべました。

 

59話 二乃の場合

私があいつのことを好きだなんて絶対に認めない、と二乃。遊園地で遊んだ時のことを思い出しています。試験が終わった後でも会わないと決めています。

 

試験後に集まった風太郎と姉妹たち。一花の点数に盛り上がっていますが、結果的に三玖の告白を邪魔したことを知り、慌てて三玖に謝ります。しかし、三玖は「一花おめでとう 私もまだまだだね」と笑うのを見て、やってしまったという顔をします。

 

二乃の試験結果は国32数33理40社48英56計208全部赤点回避。一足先に来て結果だけを置いていったようです。これで全員赤点回避が決定しました。

 

風太郎は三玖を褒めますが沈んだ表情のままで、一花が気にしています。風太郎はこの場にいない二乃を探しに行きます。

 

場面が変わり、二乃が中野父と直談判しています。もう少しだけアパートにいること、そうすることで何か変わりそうだということ。中野父は抽象的な言葉には何の説得力もないと否定してきます。

 

そこに現れたのはバイクに乗った風太郎。二乃のイメージは白馬の王子様です。二乃は父親と風太郎を見比べて、風太郎を選んでバイクの後ろに乗ります。それを見送る中野父の冷たい笑顔が怖いです。

 

風太郎は二乃を背に走りながら、自分はもう用済み、俺たちの関係も終わり、「寂しくなるな」と呟きます。それを聞いた二乃は背中につかまりながら、「好きよ」と自分の気持ちを口にするのでした。

 

感想

期末試験まるごとの巻でした。それぞれの風太郎への気持ちもはっきりしてきました。

 

三玖が積極的にアプローチをかけようとしていますが、自分で設定した「姉妹に勝つ」というのをクリアできませんでした。一花は自分でも三玖を応援したいのか、自分の気持ちを優先したいのかわかっていません。

 

試験は全員が無事に赤点を回避し、風太郎は用済みだと思っているようですが、まだ卒業していないので先はあるでしょう。

 

二乃は姉妹たちがもう少しアパートで暮らすことを父親に言いに行きました。交渉役は強気な二乃か、理性的な五月が担当しているようですね。

 

二乃が「好き」と告白しましたが、風太郎との関係性はどうなるのでしょう。次巻も引き続き楽しみです。

 

「五等分の花嫁【6巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】」

「五等分の花嫁【8巻】【感想・ネタバレ】【コミックライク】」

 

↓良かったら応援して下さい!

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

五等分の花嫁(7) (講談社コミックス) [ 春場 ねぎ ]
価格:475円(税込、送料無料) (2019/5/19時点)

五等分の花嫁7巻【電子書籍】[ 春場ねぎ ][楽天kobo電子書籍]

五等分の花嫁(7) (講談社コミックス)[amazon.co.jp]

五等分の花嫁(7) (週刊少年マガジンコミックス)[kindle版]

当サイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
楽天アフィリエイトとバリューコマースプログラムに参加しています。
当サイトからリンクやバナーによって他サイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報・サービス等について一切の責任を負いません。
当サイトの記事内容の著作権は当ブログ管理者に属します。二次使用、転載は禁じます。