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SPY×FAMILY【19話 MISSION:19】【感想・ネタバレ】【コミックライク】

19話「MISSION:19」

前回のあらすじ

<星>獲得のお祝いに犬をねだったアーニャ。ロイドとヨルは犬を見繕いに出かけますが、途中で任務が入ったためにロイドはその場を離れます。その流れで犬の譲渡会にやって来たアーニャとヨル。テロ組織に連れられる犬と目が合ったアーニャは、犬とフォージャー一家が一緒にいるイメージが脳裏で弾け、気になって後を尾けます。しかし、そこはテロ組織のアジトで、アーニャは組織の者に捕えられるのでした。

 

【漫画ネタバレ目次】「SPY×FAMILY」【コミックライク】

「SPY×FAMILY」【18話 MISSION:18】【コミックライク】

(以下、19話のネタバレを含みます)

 

アーニャと白い犬の脱出劇 ヨルにも見せ場がやって来ました

今までロイドの活躍ばかりが描かれ、なかなかヨルの出番はありませんでしたが、ようやく颯爽と登場です。

 

テロリストを「変態誘拐犯」と、結婚を強要する組織と間違えているところがヨルらしいですが、武力では圧倒。回またぎになってしまったのでキースの奥の手があるのか、ロイドが駆けつけるのかはそのあたりは微妙ですが、普通なら制圧可能です。

 

アーニャの脱出、ヨルの参戦とキース側の騒動は決着が着きそうに見えますが、キースがこのまま引き下がるのかどうかはわかりません。ヨルの天然ぶりが発揮されてもうひと騒動あるかもしれません。

 

アーニャは白い犬(いい加減に名前が欲しい・・)が未来感知能力を持っていることに、うっすら気付きました。相手の思考を読めるアーニャのみの限定意思疎通かもしれませんが、脱出の助けになっています。

 

ただ、アーニャの「止まれ」とか単純な指示に従えなかったり、建物をぐるりと一周してしまう方向音痴だったりと基本的に抜けているようです。威嚇されてアーニャの後ろに隠れてしまうところとか、勇ましいのか臆病なのかわかりません。

 

そういう意味ではフォージャー家にはふさわしかったりもしますし、このまま引き取られそうですね。いいコンビになりそうです。

 

ロイドが秘密裏に組織を壊滅させてしまうのか、アーニャ側に介入するのか、次回は決着が着きそうですね。

 

以下、あらすじです。

 

19話のあらすじ

テロ組織に捕まってしまったアーニャ。ボスのキースは即座に始末することを決断し、ナイフを取り出します。

 

そこへリードを噛み千切った白い犬が飛びかかり、アーニャを背にして守る構えを見せます。「ボバーフ」とさかんに吠えて威嚇しますが、手下が凄むと急に態度を変えてアーニャの後ろに隠れ、弱々しく「ブオーフ」と鳴いています。

 

その変わり身に手下がイラつきますが、キースは「道具」は傷つけるなと犬の方には手出ししないよう命令します。いくら犬が騒いでも、近くでは犬の譲渡会をやっているために気付かれません。

 

一方、譲渡会の会場ではアーニャを見失ったヨルが必死に駆け回って探しています。しかし、誰に聞いても芳しい答えは返って来ず、身体能力を発揮して会場の天井に飛び移って周りを見渡します。

 

それでもアーニャの姿は見つからず、もしや犬に食べられてしまったのではと思考を暴走させますが、落ち着いて考え直し、今度は誘拐という答えに辿り着きます。

 

ヨルの頭の中では若い女性を攫って強制的に結婚されるニュースが再生されており、アーニャは誘拐されて結婚させられるものと確定しました。ロイドに早く帰って来て欲しいと願いつつ、捜索を続行します。

 

任務のために家族の元を離れていたロイドは、キースの手下が吐いた情報を元に仲間と共に2ヶ所のアジトを洗っています。ロイドの担当した方がビンゴで、メンバーの一人ケビン・ノールズの名義で白いワゴンが2台借りられているのを発見します。

 

ボスからは犬の入手ルートが判明したと知らされます。かつて東国旧政権下の軍事目的で行われていた極秘のプロジェクト<アップル>。

 

IQの恐ろしく高い動物を生み出そうとした研究で、途中で政権が崩壊したために頓挫し、目標には遠く及ばない半端な結果に終わったこと。その用済みになった犬などが処分されず闇に流れ、テロリストたちが入手した可能性があると推測されています。

 

失敗した実験の生き残りとはいえ、それなりに知能もあって訓練もされているため、想定外の事態も用心しろとロイドは忠告を受けます。

 

キースにナイフを向けられているアーニャとヨル。小さく唸っていた白い犬がピクリと耳を動かします。「ボフボフ」とアーニャに何か耳打ちすると、キースらが立ち尽くしてジリリリンと電話が鳴っている風景がアーニャの脳内に伝わって来ます。

 

アーニャは驚いて周りを見回しますが、電話は鳴っていません。すると白い犬はアーニャのフードを咥えます。その瞬間電話がジリリリンと鳴り響き、キースたちは気を取られます。

 

手下が電話を取ると仲間たちからの連絡で、ロイドたちの手が他のアジトに入ったことの報告です。情報が漏れたことに舌打ちしつつ、キースは計画をパターンBに変更すると指示を飛ばしますが、その間にアーニャは白い犬に咥えられて姿を消していました。

 

外に出ると白い犬はアーニャを背中に背負い直し、その場を急いで離れます。「いぬさんアーニャのみかた・・?」「ていうか さっきでんわくるのわかってた・・?」。

 

「おまえ みらいわかる・・?」とアーニャは白い犬の特殊能力に気付きました。自分と同じ超能力者かもしれないと目を見張っています。

 

白い犬は譲渡会の近くまで走り、アーニャはヨルに助けを求めようと建物に入るよう頼みますが、言うことを聞いてもらえず素通りしてしまいます。幸い建物の中からヨルがそれを目撃しています。

 

キースはあくまでもアーニャを始末する気のようです。計画を優先してアーニャを放置したい手下たちは気乗りしない様子ですが、キースの言うことを聞いて壁の地図をはがし、アジトを放棄しつつ所定のポイントに散開します。キースは犬を一匹連れて飛び出します。

 

白い犬の背に乗せられてたアーニャは止まれと言いますが聞いてもらえまえん。声を上げて周りに助けを求めてみると、周囲からは遊びだと思われていて温かく見守られています。

 

そうして疾走するうちにアーニャは次第にわくわくし始め、このまま警察まで走って通報し、事件を解決に導こうと考えを改めます。次の<星>の獲得も目論んでいます。

 

ところが白い犬は方向音痴だったようで、建物の周りをぐるりと大きく走っただけで気付けば一周し、ちょうどアジトから出て来たキースと鉢合わせします。アーニャはなんとも言えないジト目になっています。

 

キースは一匹の犬と手下を一人連れており、こちらも驚いていますが手間が省けたと歓迎しています。

 

アーニャは「まわれみぎー!」と急いで指示を出しますが、それよりも相手の犬の動きが速くて回り込まれてしまいます。キースと部下も詰めていて、リードを掴まれた白い犬は捕えられ、アーニャの前にも手下が立ち塞がります。

 

キースの「殺れ 手早くな」という命令に気乗りしないまま、手下はアーニャの胸元に手をかけます。「悪く思うなよ」。

 

その瞬間、ヨルが背後から急襲。手下を派手に蹴り飛ばし、一瞬でアーニャを救出します。

 

「許しませんよ 変態誘拐犯さん」「アーニャさんに結婚はまだ早いです!」。ややピントの外れたヨルに啖呵に、助けられたアーニャも、キースもぽかんとしているのでした。

 

まとめ

新メンバーになるであろう白い犬とアーニャの出会い編は、割と長尺になって来ました。

 

白い犬は頼りになるのかならないのかいまいちわかりませんが、このくらいの不安定さがちょうどいいかもしれませんね。あんまりなんでも解決できてしまったりすると面白味もなくなりますし。

 

ヨルにも見せ場ができて良かったです。あとはキースが隠し玉を持っているのか、ロイドが絡んで来るのかというところですね。さすがにテロ組織壊滅は派手過ぎて<星>獲得案件にはならないでしょう。

 

すんなりいけば次回で決着する感じです。白い犬をなんと名づけるのか、アーニャのネーミングセンスが楽しみです。

 

ピーナツ好きのアーニャなら、それにちなんだ名前とかもありそうですね。

 

「SPY×FAMILY」【20話 MISSION:20】【コミックライク】

 

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